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実は僕、神でした ~神スキル「創造」で最強です~ 作者:輪島廻

第一章 パーティー結成

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第十話 パーティー結成

 僕はフェラリーと王女様を連れて宿に帰った。
 既に夜は終わり、陽光が眩しく世界を照らしている。

 僕はフェラリーも帰るものだと思い、

「フェラリー、目的は済んだけどいつ帰るんだ?」

と尋ねた。
 すると、彼女は不思議そうな顔をして

「え? 私アーツさん達について行くから帰りませんよ?」

と返してきた。
 その選択が意外だったので戸惑う。

「何でだ? もうエルフ達を解放したんだからついてくる意味はないだろう?」

 そう聞いた僕に、フェラリーは満面の笑みでこう答えた。

「アーツさんといると楽しそうだからです!」

 いい笑顔でこんなことを言われたら断れるはずもなく、結局、フェラリーもパーティーに加えて王都から帰ることにした。

 ▼

 僕達は王都のギルドにいた。
 フェラリーとアレシスの冒険者登録と、パーティーの再編成の為だ。
 あ、アレシスってのは王女様のことね。
 「鑑定」の結果はこんな感じだ。

―――――――――
名 前:アレシス・テラリア
性 別:女
年 齢:10
種 族:人間
職 業:テラリア王国第三王女
スキル:「魅了」
―――――――――

 戦闘には向いてないけど「魅了」はなかなかに強そうだ。
 威力も凄まじかった。スキルを使ったアレシスは10歳なのに色気が溢れていた。
 ただ、おとりみたいな使い方しかできなさそうなのが問題だ。その辺は追々考えていこう。

 というわけでギルドにいるんだけど周りの目が怖い。
 みんな可愛いからしかたないのだが、それにしても男の嫉妬は本当に恐ろしい。目が血走ってる。

「すいません、この二人の冒険者登録とパーティー登録をしたいんですが……」

 僕は周りの目を無視して手続きを進めることにした。

「あ、はい、これに記入をお願いします」

 ハーレム状態で唐突に話しかけられた受付嬢は若干戸惑いを見せたが、一瞬で笑顔を作ると手続きを開始した。

 カキカキカキカキ…………。

 二人が紙をどんどん埋めていく。あの恨むべし「スキルを看破する結晶(僕命名、センスがないどころかもはやそのまま)」でスキルを確かめる。
 どうやらこれで看破できるスキルは最初のひとつだけらしい。だから僕のたくさんスキルもフェラリーの「隠密」もバレなかった。

 書き上がった紙を受付嬢に渡し……。

「ってええええええええええええええええ?」

 どうしたんだ?急に発狂しだして。

「どうしました?」
「え、だって、ええ、王女にエルフって……」

 どうやらこの二人が珍しいかったらしい。
 確かにエルフは村から出てくることはほとんどないし、王族を連れている冒険者なんて他にいないだろう。
 しかし耳を見ればフェラリーがエルフなんてことはすぐにわかる。……ローブのフードを被ってたから分からないか……。
 嘘を記入するように言っておけば良かった……。

 何やかんやいって登録が終了し、パーティー登録に移る。

「ええええええええええええ―――?」

 また発狂しだした。

「どうかしました?」
「だって、竜族なんて珍しいし……」

 そういうことか……。
 またやらかした……。
 もうここまできたら開き直ってしまおう。

―――――――――
パーティーメンバー1:アーツ・バスラ(剣士)
パーティーメンバー2:キー・リトリ(精霊術士)
パーティーメンバー3:レヴィ・ドラゴニア(魔法使い)
パーティーメンバー4:フェラリー・イリア(魔法使い)
パーティーメンバー5:アレシス・テラリア(剣士)
―――――――――

 これが僕達のパーティーだ。
 アレシスに「武術適性(剣)」を創造して前衛に出てもらう。そして、僕とアレシス以外の三人が後方支援だ。
 かなりバランスはいいと思う。

「もう一晩泊まっていこう。僕は宿で武器を作ってるから遊んできていいよ」

 女子四人で買い物でもするつもりなのか、全員で王都の街に繰り出していった。
 さて、宿で全員分の装備を「創造」しよう。

 ▼

 まずキーからだ。

 武器はこの間作った奴でいいだろう。

 今契約してる精霊のほかにもう一回精霊と契約できるように、作るローブも魔力の通りを良くしておく。精霊がいない間は魔力を通すことで強化できる優れもの。

 ふむ、取りあえず満足。

 次にレヴィだな。

 レヴィのローブは魔力の無駄を減らす効果を与える。
 魔法は使うと必ず無駄に魔力を消費する。それを極限まで減らし、魔法を使うのに必要最低限の魔力だけで魔法を発動できるようにする。
 消費魔力が大きく、強力な時空魔法にはもってこいだ。

 ローブを作り終わったら武器だ。
 時空魔法と相性がいいのはリーチが長く扱いにくい槍や長剣ではなく、小回りの効く短剣だろう。
 僕はどんなに硬いものでも斬れる「切断」を付与した短剣を作り上げる。

 ふむ、こっちも満足だ。

 次、フェラリー。

 彼女は「植物操作」を持っている。より操作を迅速に行うために、彼女の杖には植物とパスを繋ぐ中継地点になってもらった。
 「植物操作」は、植物を操作(・・)するのだ。とっさに行ってうまくいかないこともあるし、集中しなければならないので疲れる。
 しかし、パスを繋いで植物と会話することができるようになれば命じる(・・・)だけで動かすことができる。

 そして、ローブにはレヴィと同じ効果を付与した。
 ふむ、満足満足。

 最後にアレシス。

 適性をもってないアレシスが剣をあつかうのは非常に難しい。
 だから剣には「動作補助」を付与する。
 これでそこそこは扱えるようになるだろう。

 さらに、ローブは「魅了」を強化する。
 このスキルは常に発動している訳ではなく、好きなときに発動できる。もともとが可愛いので他人の目を引くのは変わらないのだが……。
 とりあえず満足。

 ▼

 みんなが帰ってきたので食べて風呂入って寝る。

 翌日、ギルドで簡単な依頼をお持ち帰りして王都を出た。

 2日かけて我が故郷にたどり着き、王都で受けてきた依頼の達成報告をし、ベッドに倒れ込むと一瞬で眠ってしまった。
 ちなみにキー以外の三人も同じベッドで眠っている。

 こうして僕は気付いたらハーレムパーティーを結成していたのだった。
一章これにて終了です。
二章以降はさらに盛り上げるので是非読んでください。

11/02 細かいところを修正しました。
    今話で設定したいろいろを忘れていたので次話以降違和感がある可能性もありますが、そこは順々直していきます。
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