報告書「Aオーナーの実子たち」・2枚目
ー< セルフ故人へ >ー
*継承した会社を休眠状態にした後、いくつも会社を立ち上げて倒産させる*
*具体的に、どういった事業内容、何個の会社を潰したかは聞いていない*
*会社の立ち上げ資金は、休眠状態の会社から資金を引き抜き出資*
・最後に立ち上げた会社は、「ワインの輸入会社」
・「ざくろで作ったワイン」として、エストニア?っぽい名前の国から輸入
↓
・「ワインの試飲会を開く」として、叔父である弟Kさんを招待
■会話形式■ *弟Kさんは「まだらボケ」*
K「ざくろ」と聞いて、これはダメだと思い、甥を止めましたよ
私「なぜ無理だと」
K「新種の商品を売り出す時は、大手企業が億単位の費用かけて世に出す」
「誰も知らない商品を、仕入れ担当が買いますか」
私「すごく納得します、なるほど考えた事なかった」
「もしも新種商品を売り出す場合は、貴方ならどうしますか」
K「通販の形で売り出します」
「わかりやすいのが、新聞広告で売るとかね」
「直接、興味を持っている人間へダイレクトで売れば良い」
「圧倒的な資金力、販売網がなくても、この方法なら可能だ」
「宣伝文句、売り方一つで、どうとでも出来る」
私「おお、さすがプロ。勉強になりました、面白い。」
私「ところで、中止するように言われた甥はどうしましたか」
K「わかった、と口では言っていましたが、聞いていないのは丸わかりです」
「案の上、しばらくしたら試飲会の招待が来た」
私「自慢の商品です、おいしかったですか」
K「たしかに、変わった風味はするが、それだけしか特徴がない」
「どうしてもやるなら、売り方を工夫するしかないと感じましたよ」
「それよりも、おかしな事を言ってね」
私「???、甥が何を言ったんですか」
K「試飲会の会費を請求してきたんです」
私「はあ?、招待状には何か記載は?」
K「いや、何も記載されておらず、他の参加者もそうだったようだ」
「たしか、5千円ほど請求された」
私「ええ!、すでに資金がショートしかかってたんですかね」
「不意打ち、詐欺まがいですよ」
K「故人になった事を考えると、無理にでもお金を集めるほかなかっただろうね」
「でもね、そんな事すれば、信用なくなってしまうでしょう」
「自分の手足を食うようなもんだよ、劇薬」
私「精神的に病んだ様子は?、異常行動の原因は精神疾患かも」
K「いいや、自信に満ちている、いつもの甥だと思ったね」
↓
・船便で「コンテナ内にワイン満載」で、コンテナ数本を輸入
・弟Kさん助言の「通販による、ダイレクト販売」は採用せず
・スーパー等、今までの取引先へ売り込みをした
↓
・結果、まったく売れず5千万以上の損失を計上(=弟Kさん予想損失)
ワイン倉庫レンタル、廃棄代、輸送費、恐ろしいほどの損失が出た
+解説+
:今まで、いくつも会社を潰しており、この程度の損失は平常運転
また失敗したなぁと思っていた(弟Kさん談話)
↓
・ついに、休眠状態の会社資金が底を突いた
・実母=Aオーナーに泣きついて、個人資産を提供してもらい、借金返済
Aオーナーは数億の資金と自宅のみが残った。(総資産10億程度を予想)
+解説+
:Aオーナーは息子の能力を信じており、無限に資金提供をOK
:Aオーナーは休眠状態の会社役員であり、実母のOKないと資金移動不可
:この時点でAオーナーは、「もう事業用資金ないし、長男も老いたし引退」と考え、
長男に対して「これからは、自宅でゆっくりしなさい」と諫言した。
弟Kさんも同意し、甥を説得した「とりあえず、海外行って遊んで来い」
↓
・はっきりしたセルフ故人の理由は、遺書がないので不明
・弟Kさんいわく、甥は
「プライドが高い」「仕事ができると勘違い」「家名に自信」
こういった人物であったので、自身の失敗、親からの事実上の無能宣告を受け、
突発的に、実行したのだろうとのこと。
+解説+
:親の期待が大きすぎ、自身の能力過大評価で、自身の失敗を認められなかったと予想。
:同級生から成功者が出ていれば、親が成功者であれば、自分も成れると勘違いしてしまう
:本人の生まれ持った気質もあるはずだが、教育でだいぶ矯正できるのも事実。
Aオーナー夫妻の育て方に問題があったと感じざる得ない
:パチンコ中毒のような状態だったと聞いていて感じる
賭けの対象が、パチンコか、事業であっただけの事
一発逆転で「ざくろワイン」に駆けたのであろう
:事業資金は、痛みを伴う資金であるべきである
あぶく銭は、駄々草に使ってしまう
だから、起業家は借金をし、命張ってやるから、スタートラインに立てる
成功するか、しないかは、能力と運であるとのこと
まともだった頃のKオーナーの発言である
親が用意した資金で事業して成功した者は、ほぼ0人。
なるほど、その通りの結果が長男のケースである。
以上が長男である。
他の子供は情報が少ない。
また別で記載する。




