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報告書「Kオーナーの娘Aさん」・4枚目

3枚目のつづき


(問題点 ピックアップ)

③自身と同じレベルでの、仕事内容、労働時間を娘Aに要求した。

  後述するが、男女差、体力、やる気等で、各々適した労働が存在している。



(事前補足 娘Aの能力) *話した際の印象*

・家業の士業への適正は、極めて高い

・集中力、持続力、会話、論理的思考、品性、、、各能力は総じて優れている

・争いごとは好まない

・人にやらせるより、自分で処理する


*欠点が何もなく、品も良いため、お金持ちに好まれただろう。

 さらに、家業への適正は極めて高い。

 無理に、家業を継がせようとせず、

  きちんと育てていれば、楽々人生を楽しんで生きてこれたはずだ。

 唯一ないのは、人を率いる才、苦境を乗り越える胆力等の事業者としての適正のみ。

 普通の会社に勤めていたなら、楽に適度な管理職まで出世しできたはず。

 必死にならずに、アイドリング程度で働いて、趣味に生きても良かっただろう。

 そういった、非常に惜しむべき能力を持った人間が娘Aさん。



(事前補足 Kオーナーの会社)

・従業員の給料は、一般的な同業よりかなり高い

  それゆえ、求める仕事レベルが高すぎて、従業員はすぐに辞めてしまう

・現在は、30年ほど勤めた生え抜きが1名残っているだけ

  そのほかは、退職と入社の連続で誰も残らない。せいぜい5年で辞めてしまう。



ー< 状況説明 >ー

娘Aが会社で働き始めた。

最初の1~2年程は、ある程度配慮をした働かせ方をしていた。


3年目あたりで、能力の高さゆえ会社内で、父に継ぐほど仕事が出来てしまった。

 :お母さんから聞いた内容であり、にわかに信じがたいと思うだろうが、私は本当だと思う。


若くして、優秀さを示してしまったのが、父の暴走を誘発させてゆく。

どんどん仕事の要求水準を上げてゆく。

その水準を超える娘A

ここまでは良かったが、従業員が居つかない。

→従業員入れ替えの度に、労務効率が落ちる

→誰かが穴埋めをしないといけない

→父が穴埋めしきれない場合

→娘Aが穴埋めする


もうこれ以上書かなくても、追い込まれてゆく様がわかるでしょう。

恐ろしいですね。螺旋で渦巻くように、仕事の穴へと落ちてゆく。


時折、寝ずに数日働ける人間いるが、たいていは男である。

カップ麺とコーヒーだけで、無限に働けたりするのが男。

対して、女でそこまで無茶をして、働ける人間を見たことも聞いた事もない。


20代で責任感や、必死に生きる為に働いただろうか?

私は30代半ばから、仕事の責任感や、仕事をする姿勢等を考え始めた程度。

なんとなく働いているうちに、徐々に人は磨かれてゆくと考える。

それを強制的に引き上げれば、当然しわ寄せが発生してしまう。


娘Aは毎日夜の7時まで働いてから退社していた。

女で朝から、夜7時まで毎日は驚きである。

 :士業であり、非常にレベルが高い仕事が求められる。

   そのレベルを毎日7時まで働いて維持しているのである、すごい。

退社する際に、父が不機嫌になっているのを感じていた。

言葉には出さないが、父がイライラする雰囲気を出し、退社時が一番憂鬱だった。


帰宅してから、家事の手伝い。

時折ある、兄の介護施設との折衝や、グループホームの送迎も行っていた。

土日もなく、毎日働いていた。 

 :何度も書くが、これが20代女の働き方である、いくら何でもやり過ぎだ。


この間に、お見合いも何度もさせられ、どんどん疲弊していった。

一番、父が気に入った男性は優秀で、非常に仕事が出来た。

そのおかげで、娘Aさんは仕事量が減らせて、心底安心したそうです。


このつかの間の平穏も、男性が退社し東京へ向かう事で破綻してしまう。

非常に優秀な男性がいなくなる。

すると、穴埋めはどうするか。

当たり前で、娘Aに対して穴埋めを要求された。

 :この時点で、娘Aは月曜~金曜まで5時まで働いていた仕事

 :非常に優秀な男性は月曜~日曜まで休みなく、時間も無制限で働いていた。

 :この2名分の仕事量を全て娘Aで穴埋めする事になった、おそろしいですよね。

 :父は一番の働き者で、誰よりも働き、成果も出すので文句も言えなかった。


男性が居なくなって、数カ月で娘Aは朝起きられなくなったそうです。

聞いたのはここまで。

以下、よくある、よく聞く人間の壊れ方を記載しておく。

①朝起きられなくなるのが、非常に多い。

②ツバが呑み込めなくなったり、食べ物も飲み込みにくくなる

  :ストレスサインらしい、よく聞きます。

③どんどん朝起きれなくなってくる

④仕事のミスが増えてくる

⑤ここでようやく、上司から精神病院行ってくるように言われる

⑥精神科医の診断では、鬱病だと診断が出る。

  :一般人の通う病院では、精神安定剤を犬のエサ並みに出して薬漬けにする

  :かなりの金持ちは、高い費用を払ってカウンセリングを受ける?らしい

    実例は一度も聞いた事がない、噂は聞く程度。

⑦安定剤をがぶ飲みする

⑧精神科に通院中、ずっと「お薬調整しときますね」と言って、大量の薬飲まされる。

⑨頭がぐるぐるになってきて、体の動きがゆっくりになり、突然止まったりするようになる

  :重度な人で、何人も見た事があります。時間停止しているようで不思議です。

⑩晴れて立派な廃人が出来上がる


現在娘Aさんは⑥~⑧の間だと思われる。

10年ほど前に、取引先のお花屋さんでバイトしていたそうだが、精神が不安定になり退職。

3カ月働いた程度で、精神がおかしくなってしまったようだ。

以降、全く働いていないと予想できる。

 :普通のお母さんは、娘の現在の話をするが、それが一切なく、過去の話ばかり。

 :娘Aさんは、現在の話は一切しない。中学と高校生時代の話がほとんどである。



(総括)

ご家族と話していると、家庭にトラブルが起きているサインをビンビン感じます。

過去の話ばかりするのが、もっともわかりやすいパターンです。

・過去、優秀だった娘Aを誇らしげに語る母

・楽しかった小、中、高校を話す娘A

私はカウンセラーでも何でもないので、指摘も相談受けるもせんですが、

 こういった事がそこそこ起きるので、本当にツライと感じます。


学歴も大事、それ以上に育て方は大事です。

せっかく天から与えてもらった優秀な能力も生かせなかったのが今回のケース。

娘Aを強引に教育したり、事業引き継がせるのではなく、自覚や自主性の成長を待つべきだった。

顧問先を多く持つKオーナーは重々に承知していたはずなのに。

学校の先生、教会の神父、寺の坊主が問題を起こすのに通ずるものがある。

他人に言う事はたやすいが、自身や身内には難しいのも重い教訓としてわかる。


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