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(故)エマージェンシーコール  作者: 甲乙千夜
1/8

『創生記』

始まりの段階です。

『創生記』

「終焉」「誕生」「交戦」「平穏」の四章で構成される今ある世界が生まれた物語。




嘗て、重厚な扉を経て異界から男が現れた。


現世の言葉と似た言語を話す男は体中に傷を負っていた。


豊かな自然と華に囲まれた男は最期を悟る。


その時、男の目の前に赤眼の少女が現れた。


庭苑の内奥で男を見つけた少女は満身創痍の男を看病した。


少女は男を思い遣り、男は少女の優しさに惚れた。


互いの運命を分かち合った二人は幸せな家庭を築き、幸福のまま生涯を終えると、思っていた。


ある日、世界が暗雲に包まれた。


暗雲は男が来た扉を生み出し、怪物を解き放った。


四肢は地を砕き、咆哮は空気を劈く。


その光景は、死屍累々そのものであった。



男は大剣を顕現すると、怪物たちのもとへ飛び立っていった。


一筋の光は地を這い空を統べる怪物全てを薙ぎ払った。


暗雲が消え去ると、世界は瓦礫と塵で埋め尽くされていた。


殺風景な景色からは人の営みがあったとは思えなかった。




男は新たなる大地を生み出す。

たった一人、世界の終わりを免れた少女との楽園が誕生した。



強大な力を持つ男と少女は交わり、愛と共にその血族を増やしていった。

頑張って書きます。

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