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プロローグ
20××年世界は汚れきっていた。
度重なる輪廻転生で魂は汚れ、そんな魂たちの影響をうけ自然もよどみきっていた。
そこで
神は
輪廻転生の理をこわした。
魂は循環しなくなり、真っ白な新しい魂が次の代の人間の魂となった。
しかし
ここで問題がおこる現世は魂の飽和状態になってしまったのだ。
普段は害をなさない魂も、穢れ果て集団になれば人類にとって十分な脅威になった。
しかし傍観主義の神は何もせず、人類で解決することになった。
そこでつくられたのが代理人の一団だ。
代理人とは元々巫女や呪術師とよばれていた人々の集まりだ。
昔はあぶれた魂を戦浄する程度の力しか無かったが世は魂の飽和状態、人類が力をあわせて魂を研究しつくし、力の強いものは1人で五つの魂の集合体を倒せるほどの力をえた。
代理人育成学校も各地におかれた。
しかし時間がかかりすぎたのだろう世には大きな魂の集合体が四つ形成された。
それぞれの名を青龍、朱雀、白虎、玄武といった。
人々は四神を倒すため四苦八苦するのだった。