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各種設定

今まで前書き、後書きなどであまりにも本編に関して何も書かなかったため(汗)、それを補足しようとちょっとした各種設定を書いてみました。恐ろしく長い上に拙い設定、ならびに妄想の産物もあるので閲覧の際は本編もそうですが御注意くださいませ。

・世界観


魔界(ヘルブラッディア):人間が住む人間界とは違う別な空間に存在する異世界、人間達が言うところの地獄・冥府・黄泉などの呼び名がある世界の正体、空は太陽や月などは一切無く常に黒雲に包まれた暗天であり、木や岩などにはドスムラサキ色をした臓腑や脳髄の様な肉塊じみた訳の解らない奇妙なものがへばりつき、時折緑色のガスや赤い粘液を飛ばしてくる。魔界のあちこちでよく見かけられる謎の物体だが、これに関しては魔界の住人達でさえ「何故こんなものがあるのか?」また、「これが一体なんなのか?」と首を傾げるばかりで存在理由がまるで解っていない様子なのだが特に害のあるものではない。


魔界では部族間同士の小競り合いから大国同士の大規模な戦争に至るまでとにかく争うことが日課の様なものである。殺戮・破壊・略奪・凌辱…この世界は典型的な『弱肉強食至上主義』であり、敗者への人権など皆無に等しいため勝者からどの様な扱いをされたとしても文句は絶対に言えない暗黙の了解である血の掟でもある。縄張り荒らしは重罪であり例え一族朗党皆殺しにされたところでこちらも文句は決して言えない。


魔界の住人は基本的に『物を作る』という行為に関しては殆ど無関心であり、食糧などは大規模な大国や勢力のある部族などは外部からの略奪だけで済ませており、狩りという名目での弱肉強食を実践する狩猟民族はともかく、自ら食糧を得る手段を持つ農耕民族は貴重で珍しい存在である。


商業に関しては人間世界でいうところの食糧、生活用品などの販売、輸入や物資の買い取りなどは多少なりとも需要があるから適当にそれっぽくやってるだけであり、彼らは基本的にやる気が無い自堕落かつ身勝手、気まぐれな連中なので商売事に本腰を入れてやってるわけではないため気分次第で営業時間をガン無視していきなり閉店してしまうなど人間世界では考えられないような常識はずれなことを平然とすることもある。因みに強盗や万引き、食い逃げなど窃盗の類いは最も重罪であり、店の関係者はこれらの罪を犯した馬鹿者を嬉々として殺しにかかってくる。麻薬や臓器などの違法物資売買、奴隷などの人身売買、ギャンブルなどの賭博など人間世界でやったら即座に逮捕・処罰されるような犯罪行為もこの魔界では全て合法でまかり通っている。


帰らずの森:邪眼蜥蜴(バジリスク)族の名家である魔界貴族・ヴァジュルトリア家が代々治める森、森の構造自体が複雑過ぎる所謂迷いの森であり一度入ったが最後決して出ること叶わず生きて帰ることが不可能という意味からその名が付けられた。また、森には様々な種族や鬼熊(オニグマ)をはじめとした危険な魔獣などが数多く棲息し、それに加えてかつて魔界でも五本の指に入ると謳われたヴァジュルトリア家の力もあってか外部の者は余程森の恐ろしさを知らない無謀な愚者でもない限りまず進んで入りたがらない。因みにある程度慣れた森の住人ならば気を抜かない限り案外楽に森から外部への出入りは自由に出来たりする。


・魔界の人種、生態系など


基本的に人間世界でいうところの人間にあたる『魔族』か人間世界でいうところの野性動物や昆虫類にあたる『魔獣』・『蟲妖』などが棲息している。


魔族は主に人間世界における神話や伝承などでその名を残す怪物(もしくはRPGなどに登場しそうな種族のモンスター)の名を冠しており、一部の種族には派生系である『亜種』種族が存在する。例としては魚人(マーマン)にはギャスクの様な化石魚(シーラカンス)魔象人(ガネーシャ)にはバンホーの様な古象人(マンモス)などがおり、名称や外見も人間世界でも実在した動植物の名を持つ。亜種はRPGでいうところの『色違いの別な名前のモンスター』的な存在。


魔獣や蟲妖なども同様に神話や伝承に登場する怪物もいるが、羆魔(グリズリー)黒後家蜘蛛(ブラックウィドー)屍出蟲(シデムシ)など現実に実在する様な同じ名前を持つ動植物が魔界特有のモンスターじみた姿になって存在していたりする。また、太古の時代、魔獣達から進化して現在棲息している魔族の大半となった種族が非常に多く、例えるならば猿から人への進化の様なものであり、現在でも極稀に魔獣が唐突に新しい魔族になることもあるという。


近年では土木作業用のブルドーザータイプや戦争用の戦車タイプなどが生成されている人造魔族である重機械兵(ゴーレム)、物質そのものに魂が宿った幽鬼甲冑(リビングアーマー)などの無機物系統の魔族も現れはじめていたりする。


・人物紹介&妄想という名のイメージCV


リクス・L・ヴァジュルトリア14世(ICV:川澄綾子):魔界貴族・ヴァジュルトリア家14代目当主たる少女、魔界におけるあちこちで繰り広げられる争いごとには無関心で今まで森の中で引きこもりながらそれらを静観することに徹してる内に楽しみが食事だけとなったせいか食に対してはかなりの貪欲かつ悪食、本人の冷血かつ冷厳そうな雰囲気に反して意外と感情的になってしまう部分もある。


邪眼蜥蜴特有の『邪眼』は相手がリクスの邪眼を『見てしまったという事実』に対する『認識の自覚』が必要なもののその効果は絶大であり問答無用で石化出来るも認識をあくまでも往生際悪く否定する強い意志を持つ者、認識を持つことさえ出来ないほど理性がブッ飛んだ狂戦士じみた相手、生命が宿る生物ではない機械のような命の概念がそもそも無いものには一切通用しないという欠点もある。


バンホー・ボッサ(ICV:稲田徹):魔象人の亜種・古象人グループの現在のリーダー、リクスの強引なスカウトにより農耕民族ならではの食用の魔界植物を栽培している。以前から縄張り争いで小競り合いをしていた化石魚グループの現在のリーダーであるギャスクと和解してからは今では気が合う仕事仲間のような関係になっている。温厚かつ気さくな性格もあってかリクスやカイナの様にいつの間にか誰かしらとすぐさま意気投合出来るのが他の古象人曰く『長所』。


ギャスク・シェント(ICV:吉野裕行):魚人族の亜種・化石魚グループの現在のリーダー、リクスの強引なスカウトにより狩猟民族ならではの森の魔獣の狩りを専門に働いている。以前から縄張り争いで小競り合いをしていた古象人グループの現在のリーダーであるバンホーとは和解してからは今では気が合う仕事仲間のような関係になっている。気性が荒く喧嘩っ早い上にテンションが高い時の悪どい笑い方が原因で誤解されがちだが実際はそんなに悪い奴ではない。


カイナ・ハバキリ(ICV:千本木彩花):バンホー達古象人グループと交流がある鎌鼬族の少女、気が弱くたどたどしい口調だが仲間が傷つけられそうな時は自ら戦うなどその意志は決して弱くない。リクス達と鬼熊による盛大な鬼ごっこに巻き込まれて村が荒らされたことに気づき、現在ではバンホーやギャスクと共にリクスの下で働いている。





…いかがでしょうか?大体こんな感じです。自分のイメージする魔界という場所はRPGとハロウィンパーティーを融合させたようなゴチャゴチャした世界観でもあり弱肉強食上等な世紀末的な世界でもあります(←ますます解らんわ)。そんな世界でモンスター的な奴らががなんかドタバタするそういうのが書きたくてはじめましたが仕事などの合間で書いてるため突然更新が予告なしで亀更新になったり、途絶えたりしたりする可能性がありますがそれでも楽しんでもらえれば幸いです


それではまた次回、槌鋸鮫でした。

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