第16話・御嬢様大脱走作戦
有言実行、リクスの立案したロザリーちゃんの体内から脱出するためのくすぐり作戦はすぐさまテラーやダムじいさんをはじめ、消化されずに生きており、尚且つ、五体満足であらゆる行動が可能な魔族達がメインで開始された。
「貴様ら!!生きて此処から出たいか!?」
「「「おぉおおおおお!!」」」
「死ぬ気であの化け物の体内を思いきりくすぐれ!!」
「「「ぐぉおおおおおお!!」」」
「単にくすぐるだけじゃすぐ飽きるだろうから此処から出たらやりたいことを思い浮かべながらするんだ!!その方がモチベーション上がるぞ!!」
「「「はいぃいいいい!!」」」
リクスの号令とこの作戦中のアドバイスを聞き、魔族達は全身全霊でロザリーちゃんの体内をくすぐりはじめた。
「ウリャアアアアアアア!!オレは此処から出たら自分が何者かを確かめるぞォオオオオ!!」
テラーは髪代わりに生やしてる魔蛸賊族特有のイカとタコの触手を伸ばしてワショワショとテクニカルな動きで体内の肉壁をくすぐりはじめた。それはまさに下手をしたら見る者全てを虜にさせてしまえそうな匠の技であった。
「ウホーッホッホ!!ワシも負けてはおれんぞい!!ワシは此処から出たら故郷で気が済むまで風俗廻りじゃあァアアアア!!」
ダムじいさんは自身の毛深さを生かしてゴロンゴロンと辺り一面を転げ回り、むず痒さを誘発させようと試みた。
「そこのお前達、悪いが協力願おうか。生きて此処から出たら三獄士は全員皆殺しだァアアアア!!」
「キャアアアアー!!」
「ヤメテェエエエー!!」
リクスはというと頭にタンポポを生やした真っ白な綿の塊みたいなボーリングの玉程の大きさをした体から小さな両手足が生えてる魔族・綿魂族の双子を鷲掴みにして彼らのモフモフした体毛を壁に擦りつけていた。
「僕の秘蔵の霊酒の三千年ものをまた飲む為にィッ!!」
「オラだってまだ試してない麻薬がいくつもあるだァアアアア!!」
「オレが死んだら市場で飼ってる奴隷共の世話を誰がするッ!!」
青白い体毛に包まれ肩や背中などに氷柱を生やしてる丸っこい体に太い腕と短い足が生えた雪獣族やモジャモジャしたヒョロ長い黒い毛虫じみた外見をした毛羽毛現族、栗色のフワフワした大きな尻尾と鋭い出っ歯を持つリスの様な姿をした走牙栗鼠族といった全身が毛むくじゃらで柔らかな体毛などを持つ者達が魂の限りに自分が出たらやりたい欲望を叫びに叫びまくりながら全力で壁をとにかくくすぐりまくる。
「シャバに出たら景気付けに何人かブチ殺してやるぜェエエエ!!」
「私はいたいけな子供をさらって×××してやるわァアアアア!!」
「自分の体に機械化の改造手術をする夢を叶えるまではァアアアア!!」
身体のアチコチに角笛を生やした鶏の様な姿をした死告鶏族の鳥類の翼の柔らかな羽毛を生かしてのくすぐり、全身の素肌をイバラで包んだだけの露出度の高い姿の女性の姿をした刑死呪草族の植物特有の柔らかさと程よい硬さを持つ葉っぱや蔓草、ウミウシの頭部と背中にクリオネの胴体とイソギンチャクの触手の様な下半身を持つ半透明の奇妙な姿をした綿津見族のヌルヌルした生々しい触手…等々、此処にいる全員が己の持つ武器を生かしてありとあらゆる手段で忙しなくくすぐり続けた…。
「うおっ!?地震か!?」
「いや、違う!くすぐってたのが効いてきたんだ!!」
「まさか本当に手応えが…!?」
此処で彼らの想いが通じたか?突如、ロザリーちゃんの体内が大きく揺れだし、そして…。
闘技場『ゴモラ』・試合会場のリング。
「ピギョッ!?ピギッ…ピギャーギャッギャッギャッ!!」
「な、なんだ!?どうしたんだ!?ロザリーちゃん!!」
自分の体を内部から思いきりくすぐられたのが余程効いたのだろう…ロザリーちゃんにもしも表情がハッキリと解る顔があれば顔面が崩壊しているほど爆笑しながら全身を大きく震わせて身悶えしている状態である。まさか自分のペットが先程丸呑みにした小娘が体内で生きており、尚且つ、今まで餌にしてきたまだ息のある魔族達と結託して全力でくすぐりまくってるなどと露知らず…ヘルハルトにはこの異変がなんなのかサッパリ解らずにただただ困惑するだけだった。
「ピゲッ…ピッ…ピッ…ピギャーーーーークッショッンッ!!」
「んなァアアアアアアアアッ!!?ギャッ…痛ェエエエ!!」
ロザリーちゃんが勢い良く盛大なクシャミをしたと同時にヘルハルトがバランスを崩して落下し、その衝撃と痛みのあまりにリングの上でのたうち回る。
「全く、どうしたのだ!?ロザリーちゃん!!」
「ピギャックション!!ピギャックション!!ピギャーーーーークッショッン!!」
「よ、様子が変だ…もしや風邪でも引いたので、は…って、何ィイイイイイイイ!!?」
すぐさま起き上がり、普段クシャミなど滅多にしないはずのロザリーちゃんが身震いしながら連続でクシャミをし続けてるためその体調を心配したヘルハルトは『信じられないもの』を見てしまった…それは。
「さっきはよくもやってくれたな?この卑怯者…覚悟はいいな?」
「ヒッ…ヒィッ!?き、貴様はッ!!一体、どうやってロザリーちゃんの体内から出てこれた!!」
ロザリーちゃんのクシャミと共に何かが吐き出されたのはチラッと一瞬だけ見えたのを確認こそはしたがそれが…つい先程喰われたばかりのリクスだったとは思わず、彼女と再び対面することになったヘルハルトには充分過ぎる驚愕の展開であった。
「御嬢様ァアアアア!!生きていたんですねェエエエ!!」
「御嬢ォオオオオ!!オレは信じてましたよォオオオオ!!」
「リクスちゃんンンンンン!!良かったァアアアア!!」
「御無事で…なにより、です。」
「ムッ?それによく見ると…見慣れぬ連中まで、出てきてるぞ…」
リクスの無事な姿を見て、先程まで絶望していた観客席のバンホーやギャスク、フローラ、カイナといったギャラリー達は彼女が生きていたという事実に思わず号泣し、ラガミはというとリクスの他にクシャミと共に吐き出された他の魔族に目が行っていた。
「ピギャックション!!ピギャックション!!ヘピックショイッ!!」
「ロザリーちゃん!!クシャミばかりしてないで我を助け…!!」
「あの化け物に頼ろうとしても無駄だ。まだ脱出していない他の連中が体内で休みなくくすぐり攻撃しているのだからな…この私の様に生きて脱出するために。」
「くっ…くすぐ…そんなバカなァアアアア!?」
…マジでそんなバカなな話であるがこればかりはマジである。今こうしている間もまだ体内に残っている魔族達が必死にくすぐり続けてるためロザリーちゃんは彼らのあまりのテクニシャンなくすぐりでクシャミして身動き取れず、とてもヘルハルトを助けに行けるような状況ではなかったのだ。
「き、き、貴様ァアアアア!!例えロザリーちゃんが使えんでも…この私に敵うとでも思ったのかァアアアア!!?」
「勿論だとも。」
乗り物無しだと自分一人では赤ん坊にすら余裕で負ける首無幽騎族の特質上…強気な言葉とは反対にヘルハルトは突撃槍を震えた手で構え、膝はガクガク、本気でビビってる様子が隠せず最早完全にヤケ気味であり玉砕覚悟で特攻し、余裕たっぷりなリクスは正面から受けて立つと言わんばかりに身構える。
「うぉおおお…ついに外に出られたぞォオオオオ!!」
「私達、生きてる…!!もう苦しまずに済むのね…!!」
「しかし、此処は一体どこなんじゃ???」
「「「バンザーイ!!脱出大成功ォオオオオ!!」」」
「「「嗚呼、生きてるってスバラシイッ!!」」」
一方、テラー達はというともう二度と見ること叶わぬ外の世界に生きて出られたことへの喜びとリクスの作戦が大成功を納めてくれた事への感謝の気持ちで一杯になり歓喜の声を力の限り上げていた…と、それと同時に。
「ぶへぁあああああ!!」
「ん?なんだこいつは???」
ちょうどテラー達の目の前にリクスに数秒足らずでブッ飛ばされたヘルハルトが転がってきた。
「あ、あわわわわ…し、試合終了ォオオオオ!!クリス選手の勝利です!!」
「「「わぁああああああ!!」」」
「こいつ、気の毒な程に弱いな…。」
まさかの生還を果たしてリングに戻った挙げ句、アッサリとヘルハルトを秒単位でノックアウトしてしまったリクスの勝利を司会者は信じられないものを見たような震えた声で宣言したと同時に一斉に観客席はおろか、控え室から顔を出した剣闘士一同も歓声を上げた。
一方、ゲストルームではというと…。
「あ゛ぁああああああ!!なんっでだよ!!なんで!?なんで!?なんで負けたでチューーーー!?あばば!あばばば!!あぼぼぼーん!!」
「もぉー!!もぉー!!もぉー!!ンもぉォオオオオー!!なんで!?なんでなのニァアアアン!!?ふざっけんなニァアアアン!!ぶげぁあああああん!!ひげごがうぉおおおおん!!」
三獄士の一角たるヘルハルトのまさかの無様な敗北にゲバチョーとゼニニョンは見苦しいを通り越して醜悪極まりない程に顔面を悔しさの涙で崩壊させ、床をのたうち回り手足をバタバタさせながら癇癪を起こしたワガママ全開な子供の様な…ちょうど先の試合でヘルハルトもやっていた幼稚な駄々っ子ダンスをし、途中から最早何を言ってるのか訳の解らない上に聞いてるだけで鬱陶しい泣き声で喚き散らしていた。
「あーあ、負けちゃったネ。ヘルハルト君。」
クソ五月蝿いバカオーナー二人の声を背にサベッジはモニターの向こうのリングで倒れてる同僚が負けたというのに言葉とは裏腹にまるで興味が無いかのように魔界の竜の種類の内の一つである九頭竜の生き血の入ったボトルを傾け、ワイングラスに注ぎながらそれを飲み始めた。
「ケェッ!あンのツラ汚しがァッ…おい!オレだ!モナークだ!!リングに転がってるあのゴミを今すぐ片付けろ!!」
冷静というよりは無関心なサベッジとは対照的にモナークはゴモラの運営スタッフに無線で連絡を取り、敗北により三獄士どころか最早剣闘士としての価値さえ無くなったゴミクズ…ではなく、ヘルハルトを会場の外へ放り出す様に指示をした。だが…。
「モナーク様!それがヘルハルト様が…!!」
「なに?あいつ、もう殺られそうだぁ~???」
場面は戻り、リング上では…。
「ぐげ、がっ…はぁあああ…ち、チクショウ!!誰が認めるか!!我がこんな小娘なんかに負けるなんて…!!」
リング上で悶絶するヘルハルトはデビューして間もない素人丸出しな新人剣闘士であるリクスに負けたという屈辱この上ない事実に怒りを爆発させ、ダメージを負った身体に鞭打ちながら起き上がろうとした…。
「…あっ!?俺、こいつ見覚えあります!!テラーさん!!」
「オレ達をあの化け物の餌として喰わせるようけしかけてきた飼い主ですよ!!」
「「「………ほう?」」」
…が、ダメ…!!ロザリーちゃんの餌食になった魔族達は食われる間際にヘルハルトの事をバッチリ覚えていた。その証言を聞いたテラーや彼の周りにいた魔族達は静かにその眼に怒りの炎を燃やし、そして…。
「コ・ロ・セ。」
「「「ヒャッハーーーー!!」」」
「「「よくもやってくれたな!この野郎ォオオオオ!!」」」
「「「テメェ!ゴラァッ!!ぶっ殺してやるゥウウウウ!!」」」
「…へ?き、貴様らは…!?ギョヘエエエエエエエエエーーーー!?」
因果応報、テラーの一言ですぐさまロザリーちゃんの被害者達はヘルハルトに一斉に襲いかかり、袋叩きにし始めたのだ。ヘルハルトの身勝手な行いでロザリーちゃんの餌として喰われ、故郷から引き離され、いつ死ぬか解らぬ不安に怯える毎日を送ってきた彼らの怒りと憎しみは生半可なものではなく、殴る、蹴る、刺す、噛む、叩く、潰す、抉る、砕く、切る、突く、毟る、啄む、穿つ、焼く、折る、打つ…ありとあらゆる暴力の限りを尽くし、ヘルハルトの情けない断末魔だけが虚しく響いた…。
「。」
後に残ったのは言葉では表現しがたいまでに全身の原型を失ったさっきまでヘルハルト…だったものだけであった。ちなみにロザリーちゃんの体内に残っていた魔族はこの間に無事、生きてる者は全員脱出を果たすことが出来た。
「ふぅー…スッキリした…。」
「見事な暴れっぷりだな。見ていて実に清々しい気分になったぞ。」
全ての恨みと鬱憤を晴らしたテラー達の盛大なリンチを見てリクスは思わず感心した。
「ところでテラー、こうして無事に外に出られた訳だが何か思い出したのか?」
「いや…やはりダメだ。それにオレ達を餌にした奴をブチのめせたのはいいんだがそれでもまだ何も思い出せないようだ…。」
残念ながらテラーは無事に脱出し、尚且つ、因縁の相手であるヘルハルトに怒りの鉄槌を下したはいいが、肝心の自身の失われた記憶までは戻らなかった。その事に関してリクスが触れたせいかテラーは暗い表情で俯いた…。
「念願の外へ出られたが…これからオレはどうすればいいのだろうな…?」
テラーは己の行く先に不安を感じていた。今こうして生きてるのはいいとしても、此処からいくら遠くてもその気になれば時間をかけてでも帰れる故郷がある他の者達と違い出生も何もかも解らない記憶喪失の男である自分はそんなものなど無いに等しい根無し草…果たしてこれからどうすればいいのか?そう考えた時だった。
「なんだ?行くところが無いのか、貴様?」
「…だったらなんだ?」
「貴様が良ければ私の屋敷で使用人として働かせてやる。そうだな…お前に仕事を与えるにしても何が出来るやら…ふむ、では執事にでもなるか?」
「…え?し、執事って…?君は一体、何者なんだ…?」
リクスは行き場の無いテラーにヴァジュルトリア邸の執事にならないかと提案してきたのだ。いきなりの事に面食らったテラーは言葉の意味や自分を使用人…それも執事として迎え入れようとしているリクスの謎の身分に困惑していた。
だが、リクスとテラーが話し込んでいるその間…
(こ、このままでは…ぐふっ…済まざん、ぞォオオオオ…!!)
虫の息、風前の灯火…あれだけ多くの魔族達からの制裁を受けたにも関わらずまだ生きてること自体が最早奇跡としか言い様のないヘルハルトは言葉に表せる事の出来ぬドス黒い憎しみに満ちた心を奮い立たせ、最後の力を振り絞る。このまま倒れていても自分の敗北は既にモナークとサベッジ、バカオーナー二人にもう知れ渡ってるだろうから遅かれ早かれ此処を摘まみ出されるか、最悪…始末されて今度こそ死ぬかのどちらかだ。ならばせめて道連れにと折れ曲がって変形した腕を震えさせながら伸ばし、何本か砕けてしまい力の入らない指で突撃槍を掴み、それをリクスの背中目掛けて狙いを定め…
「喜べ、テラー。私はある目的のために三獄士の一人を倒せて実に機嫌がいい…食の事以外でこの様なことはいつぶりだったのか…故に、だ。この待遇はむしろ光栄に思うべきだぞ?」
「は、はぁ…?」
「記憶が無い?自分が何者か解らない?それがどうした?むしろ私は一向に構わんのだぞ?それに面白いではないか…記憶喪失の使用人の一人や二人居たってな。そんな奴を迎え入れようなんて変わり者は恐らく私だけだろう…フフッ。」
「ハハッ…嗚呼、確かに変わってるな…こんな得体の知れない男を好き好んで雇おうなん、て…!?」
闘技場のチャンピオンに挑むための踏み台の一つを登るためだけに色々あつたものの見事に三獄士の一人を撃破して上機嫌なリクスは一時的な協力関係とはいえ何処の誰とも知れぬテラーの事を気に入ったのだろう、それを敢えて知った上で受け入れてくれている彼女の言葉に思わず笑みが溢れるテラーだったがリクスの背後から漂う殺気を感じ取り、瞬時に体が勝手に、それも機敏に動いた。
「死ねぇエエエーーー!!」
「なっ…!?」
その叫びと共にヘルハルトは痛む身体を無理矢理立たせて渾身の一投の下に突撃槍を完全に油断しきり、ようやく気づいたリクスの背中へと射出したが…。
「ウリャアアアアアァッ!!」
「テラー!!」
突撃槍はリクスに届かず、彼女の危機を悟り割って入ってきたテラーにより真上にへと蹴り上げられた。
「おまっ…お前ェエエエェッ!!?よくも我の邪魔、を…!?」
「ウリャアアアアアッ!!」
「ぐぶばぁっ!?や、やめ…ひぎぃいいいい!?がふぉおおおお!!」
テラーは更にその場から疾走し、ヘルハルトに容赦無く飛び蹴りをお見舞いし、追い討ちとして彼を触手で絡め取って宙へ放り出すと同時にショットガンを引き抜いて胴体へ向けて全弾全て使い切るまで発射し続けた。
「あ。」
宙をまだ舞ったままのヘルハルトの背中に落下してきた突撃槍が突き刺さり、そのままリングに張りつけられる形で叩きつけられた。
「んぎぃいいいいいい!!」
「全く…よくもまぁ、まだそんな姑息な事をしようと考えたものだ…また生き返られても面倒だからな。今度こそ死ね。」
「や、やめでぐれ…もう我ば、なにも…!?がはぁああああああ!!」
それでもまだしぶとく息があったのか痛々しい悲鳴を上げるヘルハルトのゴキブリじみた生命力にテラーは呆れ返り、このまま放置しておけばまたリクスや他の者達に危害を加えかねない危険性があるため、念には念をと手榴弾のピンを抜いてヘルハルト目掛けて投げ込む…爆発と共に全身がバラバラに千切れ飛び、悲痛な断末魔を虚しく木霊させ、ようやく絶命した。
「ふぅ、間に合ったな…大丈夫だったか?」
「…。」
激しい動きをし過ぎたか、流れる汗を拭いながらテラーは呆然と立ち尽くすリクスの無事を確認した。
(本当にお前は何者なんだ?テラー…。)




