プロローグ
初めての投稿ですが、頑張って更新していこうと思います
初投稿なので至らない部分も多々あると思いますが、ご指導頂けれは嬉しいです。
何かコメントを頂けたら、自分もやる気が出ます!読んだよーでも全然嬉しいので是非、よろしくお願いします
突然だが、皆さんはこの世界がどのように回っているか、考えたことがあるだろうか?自分なりの意見を持っている人も居るだろうし、考えた事もない人も居るだろう。また、答えが出ていない人も居るだろう。そして、答えを出した人が意見をまとめ、発表する事で哲学という学問が生まれる。
この話はそんな哲学が原因で神々の戯れに付き合わされる人々のお話である。
<<<<<<
今、俺の眼の前には『自称』天使がいる。その『自称』天使が俺に向かっているこんな事を言っている。
「おめでと〜!いやーっ、おめでたい!凄い事なんだよ?ねぇ、分かってる?えーっと…カオル君?」
もちろん、なにが凄いのか全くもって分からない。ちなみに、俺はこの春から高校2年になる、仲宮 郁だ。
さらに俺を覗き込んでこんな事も言っている。
「君が世界のあり方を変えるかもしれないんだよ?」
…何を言ってるだ?この子は…?
今、眼の前には10歳位の真っ赤な髪をツインテールにし、天使の象徴とも言える真っ白い羽を付け、くりくりっとした目の女の子が手を後ろに回して俺を覗き込んでいる。
今の俺の状況を確認してみよう。
俺は今、真っ暗な部屋の中、真ん中だけスポットライトに照らされたように明るい場所に天使の羽をつけた10歳位の少女と男子高校生が二人っきりでいる。
うん、この現場を他の人が見たら間違いなく通報されるだろう。非常に危険だ。
そこで俺は優しい口調で少女に向かって話しかける。
「ねぇ、お母さんとはぐれちゃったの?お家はどこ?分かる?お名前は?」
すると少女は大きな目に涙を溜めて
「ちゃうわっ!ウチは迷子あらへんっ!ウチは天使であんたを迎えに来た言っちょるじゃろうが!…名前はマイじゃっ!」
天使が迎えに来た?そんなはずがない。だって俺は安全な日本という国で特に人から恨まれる事なく、安らかな日々を過ごしていたのだから。ましてはただ、学校の始業式の為に電車に揺られていただけなのに、急に目眩がし、目が覚めたらここにいたのだ。…俺、心不全か何かで死んだのか?
そんな俺の心を読んでか少女は
「…んっ、コホンッ、別にあんたは死んだわけじゃないの。事故って生死の境を彷徨ってるわけでもない。ただ、これから神様達が今後の世界の基準を決める為の…まぁ、一種のゲームに参加してもらう為にここに居るの。」
何を言ってんの?この子は。まぁ、この子の演技に乗ってあげる事にしよう。
「えっと…いろいろ聞きたい事があるんだけど…まず、なんで俺なの?そもそも、そんな神様の今後の方向性を決めるのに俺なんかの意見でいいの?」
すると
「なんであんたが選ばれたのかは知らない。あたしはただ、上に言われたように動いているだけなんだから。で、あんたが決めていいかって話なんだけど、まず、あんた以外にも沢山の種族からそれぞれ10個体づつ集まってる。エルフや獣人種とか…まぁ、色々。エジプトのアヌビス神って知ってる?…そのアヌビスさんって真実を見極める神様なの。それで、今回の主催神でもあるんだけど、そのアヌビスさんが
『世界の動かし方の基準を決めるっていっても人間をはじめとする色々な種族に影響があるわけで、僕らには関係はない。だったら当事者たちに決めてもらおう☆』
っていって、マイブームらしいレベル制ゲーム機を作ったんで、それに当事者をブッ込んで同じ考えの人同士でグループを作りその中でトップになったグループの意見を聞こうって話になったの。」
10歳児にしては結構凝った設定だなぁ…
「ふぅん…、で、マイちゃんは俺に何をしてくれるのかな?」
「あたしが言われてるのは世界の動き方についての考えを聞いて、好きな武器を渡すように言われてるわ。レーザーや鉄砲類は無いけど、それ以外ならいっぱいあるから好きなの選んで?盾もあり。あっ、途中で変えられるから、そんなに深刻に考えなくていいよ」
近代武器はないんだな…
「じゃぁ、俺は日本刀で。考え方は、世界は全て5秒前には何が起きるか決まっているって考え方だよ」
するとマイは「ん、りょーかい」といい、どこからともなく紙を取り出し何かを書き込み、判子を押すと、じゃぁ、行ってらっしゃ〜いと言って手を振った。すると足元に魔法陣みたいなものが出て来ておもわず『は?』っとなっていると、ここに来る時と同じように目眩がしたかと思うと意識が暗闇に落ちていった。
意識が落ちていく中、なんとか発した「えっ、何?これ、ガチなやつ?」という言葉を最後に俺の意識は完全に無くなった
少し状況描写がうるさかったかな?と思いました。