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『続章』

◇基本設定


◾️登場人物

・さん:主人公。地球から異世界ネイトに転生する。

女神(サナ):転生者を案内する女神。

・ガルガンチュア:最強の召喚獣。

・魔王れな:空前絶後の魔王。


◾️異世界ネイトの世界観

・ネイトに魔王がいる限り、世界は転生者を転生の間に召喚し続ける。

・魔王に対抗できるほどのチート能力は転生の間でしか授かれない。

・ネイトの住民は15歳になると必ず教会で授受の儀を受けなければならず、そこでは普通の能力を授かる。

さんと女神はネイトの辺境伯の元に、双子として生まれた。

女神は姉のサナとなり、さんは弟のさんになった。


そして、生まれたその日、魔王れなは世界に呪いをかけた。


さんだけが、その呪いにかからなかった。


だから、さんこそが呪いをかけたものだと辺境伯は思ったが、わが子を愛する彼はそれをひたすら隠し続けた。


だが15歳になると教会で神から能力を授かる授受の儀を免れることだけはできなかった。


さんは繋がれた。


授受の儀でなんの能力も授からなかったからだ。

不審に思った教会がさんを調べた結果、さんに魔種の呪いがかけられてないとついに知れ渡ったのだ。

彼らはみな、すっかりさんが呪いの元凶だと思い込んだ。


だからさんを繋いだ。鎖に。


それから幾星霜。

牢屋にサナがやってきた。


サナ「さん、ひさしぶりだね」

さん「ああ、サナか。ひさしぶりだね」

サナ「...元気そうだね」

さん「ああ、なぜか元気だよ。この通り、ぴんぴんさ」


さんは笑ってみせた。

それはあの日別れた時から、変わらない笑顔だった。


さん「どうしたんだい?俺は接見禁止のはずだろ?」

サナ「さんに会いたいって」

さん「それは珍しい。なぜ俺に?」

サナ「会えばわかるよ」

サナ「さあ、ガル」


暗闇からすっと現れたそれは、美少女だった。

どこか見覚えがある。だが思い出せない。


ガルガンチュア「さん、わらわを覚えておらぬのだな?」

さん「ああ、すまない。そんな知り合いはいなかったと思うんだけど...君は?」

ガルガンチュア「まあ無理もなかろう。わらわはガルガンチュア。この世界の森羅万象、理の外...いや」

そう言って彼女はふと何かを思い出したかのように笑った。


さん「?」

ガルガンチュア「すまぬ、こちらの話じゃ」

しばらく黙って

ガルガンチュア「お主が会いたがっていた人が見つかったのじゃ」

さん「ん?会いたがってた人?」

ガルガンチュア「そっか。無理もあるまい。転生したんじゃ。転生の間より記憶はさらに薄くなってしまったのじゃろう」

さん「んー、わからないな」

ガルガンチュア「いいんじゃ。とにかく、わらわとともに来い」

さん「来いって?」

ガルガンチュア「決まっておろう」

さん「?」

ガルガンチュア「魔王に会いに行くのじゃ」

さん「え?魔王って、魔王れな?」

ガルガンチュア「そうじゃ、魔王れなじゃ」


つづく...

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