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『序章(三)』

◇基本設定


◾️登場人物

・さん:主人公。地球から異世界ネイトに転生する。

・女神:転生者を案内する女神。

・ガルガンチュア:最強の召喚獣。


◾️異世界ネイトの世界観

・ネイトに魔王がいる限り、世界は転生者を転生の間に召喚し続ける。

・魔王に対抗できるほどのチート能力は転生の間でしか授かれない。

女神「意味わかんない!意味わかんない!!」

さん「だ、大丈夫?」

女神「大丈夫に見える!?」

さん「いや、急にどうしたのさ」

女神「どうしたもなにも!生まれてから今までずっとここで案内してきたのに!かわいいって言われてきたのに!おっぱいガン見されてきたのに!」

さん「お、落ち着いてw」

女神「落ち着けるかボケェ!」

さん「そんなことなくても君は価値があるんじゃないのか?俺はそう思ってるけど」

女神「っ!!!」

女神「こいつは危険...危険...危険...」

さん(なんか変なこと聞いちゃったかな...)

女神「...ぶつぶつ」

さん(今は話しかけない方が良さそうだ)


A few minutes later...


さん(...それにしても、俺が死ぬ前に会いたかった人って、誰だったんだろう)

??(さんさん...)

さん「?誰?」

さん(ああ、脳内か。声の記憶が...)

女神「...........チュア」

さん「?」

女神の方を見ると、虹の光を巨大な魔法陣が天と地に分かれて挟み、煌々と輝いていた。

そして光の中から人が現れた。

??「我が名はガルガンチュア!世界の森羅万象、理の外に在るもの!」

ガルガンチュア「誰じゃ、わらわを呼び出したのは」

女神「ああ、最強の召喚獣の一角ガルガンチュア!そなたを呼び出したのはわたしです!」

ガルガンチュア「なんだ、転生の女神の小娘じゃないか」

ガルガンチュア「わらわをここに呼び出すなんて珍しいこともあるもんじゃな」

女神「はい。ガルガンチュア、そなたの力をお借りしたくて」

ガルガンチュア「ほう、なんだ?女神がわらわに頼みごととは」

女神「はい、今より説明します。おい!さん!」

さん「おい、びっくりしたな。なんだ?」

女神「貴様、これがチート能力のひとつ、ガルガンチュアを呼び出す力だ。この力を見れば貴様もすかしてられないだろう!」

女神「さあ!ガルガンチュア!そなたの力をこの男に見せつけて!」

さん「んん?」

ガルガンチュア「ちょっと待て、どういう状況さ」

女神「実は...かくかくしかじか...というわけでこのさんという人間はチート能力を見ても選ばずわたしに変なことばっかり聞くんです!だからそなたの力を見せつけてやればっ!」

ガルガンチュア「おい、お主が説明してる間に、あの男、目を閉じて瞑想してるぞ」

さん(さっきの声、懐かしい感じがした。もう一度聞きたい...)

女神「!なんて野郎だ!ガルガンチュア!やっつけて!」

ガルガンチュア「おいおい、よいのか?」

女神「いいの!ここでは死ぬことはない!痛いだけ!痛い目を見れば彼もこの力を欲するはずよ!」

ガルガンチュア(そんなことあるかのう?!)

ガルガンチュア「まあよい。召喚されたからには言うこと聞くしかあるまい。小僧!参る!」

さん「!なんだ!?」

ガルガンチュア「滅びよ!」

ガルガンチュアは鋭い爪でさんを切り裂いた、ように見えた。

さん「なんだ?」

ガルガンチュア「ば、ばかな!」

女神「え?」

ガルガンチュア「ええい!これならどうじゃ!」

ガルガンチュアは今度は口から凄まじいビームをさんに向けて放った。

さん「おい待て!?」


ドーーーーーンと凄まじい光と音の後...


さん「まぶっ!!」

ガルガンチュア「なに!?」

さん「?」

ガルガンチュア「そんな、無傷じゃと?」

女神 (ポカーン)

さん「なんだなんだ?」

ガルガンチュア「ありえん...こやつは何者じゃ小娘!」

女神「え...転生してきた人間です...」

ガルガンチュア「そんなわけなかろう!わらわの全力の攻撃を受けてかすり傷どころか汚れさえついておらんのではないか!」

女神「はい...そのように見えますね...」

さん「おっとごめん、考え事してた」

ガルガンチュア・女神「「いやそこ!?」」


つづく...

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