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『転章(一)』

◇基本設定


◾️登場人物

・さん:主人公。地球から異世界ネイトに転生する。

女神(サナ):転生者を案内する女神。

・ガルガンチュア:最強の召喚獣。

・魔王れな:空前絶後の魔王。


◾️異世界ネイトの世界観

・ネイトに魔王がいる限り、世界は転生者を転生の間に召喚し続ける。

・魔王に対抗できるほどのチート能力は転生の間でしか授かれない。

・ネイトの住民は15歳になると必ず教会で授受の儀を受けなければならず、そこでは普通の能力を授かる。

さんとサナ、そしてガルガンチュアは魔王れなの居る魔王城に向かった。


それまでさんが厳重に閉じ込められてたとは思えないほど、すんなりと教会を出ることができた。


さん「おいおい、こんな簡単に俺を出しちゃっていいのかよ?呪いの元凶だぜ?」

ガルガンチュアは笑って言った

ガルガンチュア「んなもん関係ないんじゃよ。そもそもお主は呪いとなんの関係もないんじゃ」

さん・サナ「「は?」」

ガルガンチュアは楽しそうに

ガルガンチュア「当たり前じゃ。そっかサナにもまだ言ってなかったかのう」

サナ「ちょっと!どういうことよ!」

ガルガンチュア「教会がなぜさんを閉じ込めたと思う?」

サナ「それは、呪いの元凶、って言われてたからよ。何よ今さら」

ガルガンチュア「不思議だとは思わんかったのか?処刑すればよいものをなぜ閉じ込めたのか...」

サナ「たしかに。なぜ?」

ガルガンチュア「さんはな、わらわの口上と違って、文字通り、本物じゃよ」

サナ「は?どういうこと?わかるように言ってよ!」

ガルガンチュア「そう、文字通り、さんはこの世界の理の外におるんじゃ」

サナ「それは...」

ガルガンチュア「つまりのう、この世界の如何なる方法も、さんを傷つけることはできないのじゃ」

サナ「な!?それじゃ、呪いは...」

ガルガンチュア「そうじゃ。さんが呪われなかったのは呪いの元凶だからではない。そもそも呪いが通じん存在なのじゃ」

サナは絶句している。

サナ「そんな、どうしてそれを...」

ガルガンチュア「お主らが転生した日、わらわは見ておったのじゃ、この世界をな」

ひと息おいて

ガルガンチュア「お主らが生まれた日に呪いがネイトを覆ったじゃろ?あれはな、その日に魔王れなが呪いをかけたからじゃよ」

サナ「な!?」

ガルガンチュア「そんなことあるのかって?あるのじゃよ」

ガルガンチュア「それはな...まあいずれわかることじゃ」

サナ「さんが会いたがってた人が魔王れなだってことと関係あるの?」

ガルガンチュア「まあわらわも確信はないがな。おそらく」


つづく...

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