四十六冊目『多動脳』
「府雨の読書日記」四十六冊目『多動脳』
『多動脳』
著 アンデシュ・ハンセン
訳 久山 葉子
先日(2025/07/19)幡ヶ谷のドトールで、同僚と(いうか友人というか)英語の勉強をして、その後軽く東京散策でもと、東京駅のoazoの丸善に行きました。
たくさん本を買ってほくほくしていましたが、遅い時間だったので長居できず、心残りがあって、今日(2025/07/21)また行きました。
そこで買ったのが、この本です。(他にもたくさん買いました)
シリーズ自体は一応知っていて、でも表紙が気に入らなくて買うまでには至らなかったです。
多動は、そういえばそうだなくらいの実感として、僕にもあります。
病院で、遺伝的に多動は「ある」と言われたし、なんならストラテラというADHDの薬も飲んでますが、あんまり感じないなぁ、というのが正直なところ。
個人差だとは思いますが。
集中力散漫なのが読書で、過集中になるのが書き物というのは、結構珍しいのでは? と思うこともあります。
部屋は割と整理されてるし、皿洗いもするので、あんまり困ったことはないのですが、仕事は、暇だといちいち水飲んだり席立ったり、ほんと散漫で。
サボってるわけではないのですよ。多動なだけです。本人が一番キツいのですよ。
今の仕事は動くことが多いので、わりと向いていて、同僚は、僕の「気が散る」を「気がつく」に言い換えてくれて、マジでありがたい。
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読みやすくて、実感とそこまで乖離がなかったので、おすすめです。
各章のまとめは、すごくためになる。それ自体を詳解してほしいと思ったくらい。
課題細かく刻んで、後からまとめるという感覚は、最近僕も強く持っています。まとめに書いてありました。
短期集中で詰め込んだりするのは、散漫な自分には無理だ。そっか。気が向いた時、ちまちまやって進めればいいんだ。
40分やって15分の休憩じゃない。20分やって5分の休憩なんだ、と。
一年詰め込むんじゃなくて、十年たらたらやる。就職で勉強する時間が消えたので、そうせざるを得ない。
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薬を飲むか飲まないかは、意外と判断が分かれるみたいですね。
僕は、薬は必要なら飲む派の人です。
アイデアが浮かばなくなるという人もいますが、アイデアを実現させるための、一般的な能力も、同時に必要とされています。
でも、そういう生活能力って、ことごとく持ってない人は持ってない。
不能な中で、その苦痛を和らげるのが、薬なのかな。
それに、アイデアなんて、アーティストでもなければ必要に駆られることもないし、そもそも突拍子もないアイデアや、知的連関のない思考なんて、所詮素人芸。
自分を非凡だと思いたい気持ちはよくわかります。でも、全然話は変わりますが、非凡だからなんでしょう? えらいのですか?




