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50になって恋をした  作者: あそび人の錬
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もう中年だけど死ぬまでに恋したい。

祖父母から相続したマンションを管理、経営している50を過ぎても独身を謳歌する者、それが私だ。

ただ単に結婚したいほど好きな女性があらわれなかったのだが。

それと多趣味で若い娘好きということも大きな原因だった。

比較的裕福だったうちの家族は、小学生の頃からスキーやスケートや釣り、中学生の頃からはボーリングなどお金が掛かる遊びも連れていってくれた。

中2の夏休みは深夜割引でボーリングレーンの時間借りなどしたため、アベレージ230台を出すまでになっていた。

その頃には親しくなったボーリング場の専属女性プロボーラーに、必ずプロボーラーを目指しなさい。説得されることが多くなった。

特にやりたいこともない私はそれもいいかな。などと思いながら遊び中心の生活をしていた。

同級生が進学塾や私立高校受験の話を他人事のように聞いていた。

どうせプロになるならお金が稼げるプロゴルファーがいいかな。

と思ったり、友達の父親が競輪選手ですごく稼いでるらしいと聞いてそれもありかな。などと夢想していた。

体操クラブやスイミングスクールにも通わせてもらい。、何でもすく話にコツをつかみ、あるていどまでそこそこできる人になっていた。

歴史や漢文が苦手だったので理工系の大学に進み。

麻雀、パチンコなども覚えた。そこでも遊びの才能があったのか。学園祭の麻雀大会で優勝したりもした。

就職しても、会社の釣り大会でも優勝したりボーリング大会で3連覇もした。

冬になると、初体験の同僚と後輩をつれて忘年会兼スキー旅行に行った。

そのころから、先輩社員に遊び人だなと呼ばれるようになり、イベントの幹事が回ってくるようになった。

その頃はあまり普及していないインターネットを駆使して穴場の、安いが豪華という企画を続けることができた。

ライバルがいないことと、こちらから他社との協賛を持ちかけ、winwinの関係を築いて上げたことで、値引きやサービスを受けた。


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