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異星界漂流記  作者: 笑わない道化
第二章~帝国革命編~
13/29

虐殺







彼女もだいぶ落ち着いたようだし、俺も彼女の顔をなんとか見えるようになったのでそろそろ話を進める。



「俺、こうきっていうんだけど君の名前は?」


「・・・・・・・・・ルル」


「そっか。 じゃあルル、お願いがあるんだけど・・・道、教えてくれるかな?」


「・・・・・いい、けど・・・・・どこ?」


「君の里まで」


ルルは、ハッと何かを思い出し、彼女の体が震え始めた。


「そう、だった!・・・・・おとうさん・・・・おかあさん・・・・・」


さっき尋問して聞き出した情報によれば、帝国兵300人くらいが里で好き勝手暴れているだろう。漫画や薄い本

みたいな展開は現実世界では見たくない。


事態は一刻も争う。すぐに向かわなくては。


「うん、だから君の両親も含めて里を助けたいから。 案内、してもらえる?」


「っ!!・・・こっち!」


俺とルルは木々の間を駆け抜けた。


_______________________________________________




里の近くまで来たのだろう。ルルが足を止め、大樹の陰に隠れる。俺もそれに続く。

ルルがある方向を指さした。俺は大樹の陰から頭だけを出し、そちらを見やる。

自分たちが隠れた大樹からは里を一望できた。


エルムの里は俺が想像していた以上に幻想的であった。

まず彼らの住まいなんだが朽ちた大樹の中であったり、大樹の太い枝の上にログハウス風の小屋が建っていた。そして、大樹同士を植物のツルや蔦やらを編み込んだ橋がいたるところに架かっていた。

もちろん大地に接している建物もあるが、それでも、地球では見ることができない光景だ。

枝葉と枝葉の間からやさしい木漏れ日がこの里の風景を優しく照らし、とても美しい光景だったはずなんだが・・・・・・・・。


「これはまた・・・・うじゃうじゃと湧いていますねえ・・・」


自然と調和されていたはずの里の風景が、そこらかしこにいる鎧やら兜やらで武装したむさくるしい男どもによって台無しにされていた。


よく見ると、ルルに似た金髪で長い耳をもつ美男美女が里の中心に集められていて、その周囲を誰も逃すまいと帝国兵が取り囲んでいた。



このままじゃ彼らに危害が加わるかもしれない。早く助けねば。



「じゃあルル。 俺は行ってくるからここでおとなしく隠れているんだよ」


俺は大樹から身を乗り出して向かおうとすると


「待って」


ルルに服の袖をつままれ、大樹の陰に戻されてしまった。



「・・・・・みんな・・・・・殺すの?」


「ああ。 みんな殺す」


即答する。

もちろんだ。

気にくわない奴、むかつく奴、人間の屑。 なにより俺が定義した悪は全て滅ぼしてやる。


たとえそれがどんな悪影響が出ようが知ったこっちゃない。


もう自分の無力さを知り、見て見ぬふりをするなんて二度としたくない。

というか、もう相手の事情なんて知るか。もう自分のやりたいようにやらせてもらう。


だから殺す。全員殺す。殺して、殺シて、コろしテやル!



気づいたら俺は獰猛な笑みを浮かべていた。

しまった! またルルを怖がらせてしまったかもしれない。どうしよう・・・。


恐る恐るルルの顔をうかがう。



ルルは「そう・・・・」っと呟き、しばらくうつむいてしまったが、やがて顔を上げ


「・・・・気を、つけてね・・・コウキ・・・」




彼女はどこか諦めたかのような、悲しげな表情をしていた。



・・・・やさしい子なんだと思った。


あれだけ人間に怖い思いをさせられたにもかかわらず、憎しみに溺れず人族の俺の身を案じてくれるなんて・・・。


それとも、助けてもらった人が残虐非道な人間だと認めたくなかったのかな?


ごめんな。 それでも俺は殺すよ。 俺はそういう人間なんだ。




「行ってくる」


それだけを言い残し、ルルに背を向け、大樹から姿を出した。




_______________________________________________






エルムどもの家から略奪してきた金目になるものを木箱に乱雑に詰めては馬車に乗せていく。


もうこれで何個目の木箱を積んだかわからない。俺は鈍痛を覚えてきた腰を伸ばし、同僚に声をかける。


「おい、トーマス! 積荷はこれで全部か?」


「まだまだあるぞトム!! エルムのやつら、かなり溜め込んでたらしいぜ! こりゃ、今回の報酬が楽しみだな!! ぎゃははははは!」


同僚は下品な笑い声で応えると同時に、俺の目の前に略奪品が詰まった風呂敷をドカっとおく。

中身は木彫り細工や植物を使った装飾品など・・・一見ガラクタの集まりかと思えるが、一部の愛好家や貴族が高値で買ってくれる、当に宝の山だ。


「お前も手伝えよトーマス! こっちはもう腰が折れるほどクタクタなんだよ」


「ぎゃはは! まったく軟弱な野郎だぜ! わかったよ、今日は気分がいい!! 手伝ってやるぜ」


普段は面倒くさがりな性格だが、今回の遠征の収穫が大きかったのだろう。かなり報酬を期待しているらしく、気分が良くなっているはずだ。珍しく俺の頼みごとを快く受けてくれた。


俺とトーマスは横に並び、それぞれの木箱に略奪品を詰めていく。


「ところでよ。 師団長殿はどこに行ったんだ? さっきから姿が見えないのだが・・・」


「あん? ああ、あのブタか・・・。 あいつなら結構前に逃がしたエルムの幼女を追いかけて行ったぞ。 たく、あのブタ野郎、俺たちには商品には手を出すなと言ったくせに、自分は今頃お楽しみ中だぜ!! 追いかける時になんて言ってたと思う?  ”ぼ、僕自らあの女を追う!!コシギ以外誰もついてくるな!”  だぜ? ほんと笑えるわ! バレバレだっつうの」


「ああ、ほんとお笑い種だぜ」


同僚に相槌を打つが、一方で別のことを思う。無理もない。当然だ。

俺は捕らえたエルムたちが集められている方向を見やる。

絶世の美男美女がそこにはひしめき合っていて、その周りを武装した仲間たちが囲っている。

兜で皆の表情がどうなっているのか分からないが、予想はつく。

きっと鼻の下を伸ばしきって舐めまわすように見張っているだろう。股間にあるものを硬くして。

噂では、エルムの女一人で豪邸が数件、下手したら小さい国が手に入るとも言われている。それほどの美女たちなのだ。

男も使える。高級な男娼に。肉体労働に。使用人や見世物に・・・余すところがない。

だから、俺たちはここを攻めたとき、必要最低限の奴しか殺さなく、女、子供を人質にして一気に制圧した。仲間意識の高い彼らを抑えこむのはそう難しくはなかった。

俺たちが手を出さないのは陛下からの直々の命令であることも一つだが、エルムの大量捕縛による成功報酬が莫大になることが期待できるからだ。その金でエルムの女ほどのレベルではないが町にいる高い女を買えばいい。そちらの方がメリットが大きいからだ。



「おい、手止まってんぞ」


「おっと。すまん、すまん」


「たく、手伝わしといてサボんじゃねぇぞ」


同僚に注意されたのですぐに手を動かし始める。


「あーあ! 俺もエルムの女を抱きてーなー!」


「やめておけ。もらえる金の方が大きい。 帰ったらその金で娼館にいきゃあいいじゃねえか」


「あんな絶世の美女達を見たら抑えられないっつうの!」


「ははっ」


そんな会話をした後、再び作業する。






しばらく、黙々と作業しているとトーマスが何かに気づいたのか、ふいに声を漏らす。


「ん?・・・・・・・・なんだあいつ」


トーマスが向いている方向へ顔を上げる。

そこには奇妙な格好をした人間がこちらに向かって歩いてきている。


「旅人か?」


「ああ、変な格好だが旅人だな。 きひひ、ついてない奴だぜ」


まったくだ。この亜人族の里襲撃は極秘の任務である。平民や他国の人間、ましてや旅人なんかに見られてはいけない。もし見られた場合は――すみやかに排除しなければならない。つまり・・・


「運の悪い奴だ。 見ただけで殺されるんだからな」


「まったくだぜ。 おーいおまえらぁ!! お客さんだぜえい!!」


トーマスが叫ぶと、近くにいた仲間が反応しこちらに集まってくる。

しばらくすると周囲を警戒していた奴や暇をもてあましていた奴やらがやってきて100人くらいが集まった。


「おいおい、女じゃねーのかよ! つまんね」


「この前の任務で出くわした商人たちには女がいたもんなー。 うひひ、あんときはそいつの夫の前でまわしたっけ? 楽しかったなぁ」


「こいつはどうするよ? 全員でたこ殴りにするか?」


「ばかっ! それじゃあつまんねーだろ。 俺らから一人選んで一対一で闘わせるんだよ。 そんで、どっちが勝つが予想するんだよ」


「賭け試合か! おもしれぇ!! おーい、だれかぁ!! 闘いたいやつはいるかぁ!?」


それぞれが好き勝手にこの旅人の処分について話を進める。


「はい! はいはい、はい!! 俺、やります!!」


勢いよく手を上げ、自身の存在を強調したのは、最近この師団に入隊したばかりの新人だった。


「おっ! 新人!! 威勢がいいじゃねぇか! あんま調子乗ってるとお前の同期と一緒に縛って馬車檻に転がすぞ!?」


「安心してください先輩!! 俺はあんな腰抜けとは違うんっスよ。 先輩たちの行いにケチつけたり、反発なんてしませんっスよ! 俺もこの師団の理念に賛成っスよ」


「わかってるじゃねぇか。 気に入った!! じゃあお前がいってこい! 見事俺らを楽しませたら飯奢ってやる!」


「はい! ありがとうございます!!」


先輩に気に入られた新人は意気揚々と旅人の前に出る。


「さあ!! 賭けた賭けた!! 我らから出るのは期待の新人! 対するは得体の知れない未知数の旅人! さあさあさぁ!! どっちが勝つか!」


「俺は新人に賭けるぜ!!」


「俺も新人だ!」


「俺も俺も!!」


「俺は旅人に賭ける」


「おっ、大穴ねらいだねぇ。 よし、俺も旅人だ!!」


次々と賭けに興じる者たちで溢れかえる。胴元はいつの間に用意した袋を持ち、その中にどんどん金が詰め込まれていく。


「トム! お前はどっちにかけるんだ?」


「俺は賭け事はきらいなんだよ。 賭けるより、その金で女や酒を買う」


「んだよ、つまんね奴だなぁ。 楽しく生きてんのかぁ? おい、ちょっとまってくれー!俺は新人にかけるぞー!!」


トーマスはそう言いながら胴元の下まで駆け寄る。




しばらくして、どちらに賭けるのかがあらかた決まったのか喧騒が収まりつつあった。

そこで今までずっと黙っていた哀れな旅人が口を開く。


「これは・・・・なにかの催し物なんですか?」



辺りが一瞬で静まり返る。 そして



「「「「「ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!」」」」」



せっかく収まりつつあった喧騒が再びぶり返し、ドッと喚声と嘲笑の渦が巻いた。




「ぶひゃひゃひゃひゃ!!!! あいつまだ自分の立場が分かってねえのか!?」


「ヒィー、ヒィー。  腹いてぇ!!」


「おい!! 誰か教えてやれよ! 旅人様に今の状況をよぉ!!」


「では俺が分からせてやるっス!!」


「いいぞー新入り! 言ってやれ!!」


新人が声を上げ、旅人を小ばかにするような口調で喋り始める。


「お前は今から俺と闘うっス。 どうやら、お前は武器を持っていないようだから素手で殺しあうっス。 俺を倒すことができたら、お前の勝ち。 生きて帰れるっスよ」


まあ嘘なんだがな。


トムはそう心の中で吐露する。


もし、仮に新人が負けたとしても、代わりに別のことをやり始めるだろう。 旅人が死ぬまで。永遠に。ほんとに哀れな奴だ。ここを見さえしなきゃよかったのに、ノコノコとやってくるからこうなる。


まあ、この勝負は楽しみだけどな。

旅人の境遇には哀れむが、それはそれ、これはこれである。


「催し物でなければ、あなた達はここで何をしてるんですか?」


「いいでしょう。冥土の土産に教えてやるッス。 我々はここで略奪行為をしてたんス。 それは関係者以外には誰にも知られてはいけない極秘の任務っス。 お前は見てしまったからここで死ぬっス」



「そうですか・・・・ひとつ質問してもいいですか?」


「なんスか?」


「あなた達は命令で仕方なくこんなことをしているんですか? それとも好きでやっているんですか?」


「好きでやっているんっスよ。 もちろん命令でもありますが。 ここにいるみんなは嬉々としてやっているっスよ。まあ若干一名は違うっスけどね。 楽しいっスよー、エルム以外の女は犯せるし、男は見せしめにほとんど虐殺。 特に男を簀巻きにして木に吊るして殴る人間サンドバックはストレス発散できるっス!! 無抵抗な奴らを痛めつけるのは最高っス! そんでもって――――」


「もういいよ。 聞きたくない。 さっさと始めよう」


旅人は額に手をあて、残りの手を前に出し、もう聞きたくないとばかりに拒絶する。


「・・・そうスか。 じゃあ、先輩たちが楽しめるよう・・・・・・・・・・いい声で鳴けや!!おらぁ!! 」



新人が雄たけびを上げながら右腕を振るう。

野蛮で粗野なゴロツキどもの巣窟である第四師団であるが、皆普段から訓練され続けてきた。並みの人間とでは戦闘力がまるで違うはずだ。

ましてや血気盛んな新人。旅人程度では適うまい。

そして、新人の拳が旅人の顔面に当たり、グシャッという音とともに――――



新人の右拳が砕けた。


_________________________________________________________





さっきからスースー、スースーと煩い男が急に殴りかかってきたので、咄嗟に念ずる。



”反射”



別に何もせずとも車の衝突以下のダメージはゼロなんだが、


(こいつらにはできるだけ苦しみながら死んでほしいからな・・・)




「へ?・・・・・・・いぎゃああああああああああああああああ!!! う、ぐっ、な、なんで!? なんで俺の右手が!?」


目の前で、もがき苦しんでる男に質問しなくても周りにいる奴らの言動、動作、会話からでもすぐ分かる。


こいつ等は、死んでもいいやつらだと。


いやあ、分かりやすい愚図どもで、ほんと助かったよー。 命令とか、脅されてたとか、嫌々やらされているんじゃなくて。 ほんと中途半端じゃなくてよかった。


これで心置きなく――――









「てめぇぇらをぶっ殺せるからなぁああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」



目の前にいた新入りと言われていた男の顔面を思いっきりぶん殴る。

男は遥か彼方まで吹っ飛ばされ、やがて大樹にぶつかり、高いところから落とされたトマトのように潰れた。


俺は続けざまに一番近くにいた兵士の胸を手で鎧ごと貫通させる。

手で握った臓器を握りつぶしながら兵士の腰に佩いていた剣を抜き取り、いまだ行動を起こさない敵密集地帯におどりかかる。


首を刎ね、体を真横に、縦に、真っ二つにし、視界に入った奴らを次々剣でぶった斬っていく。


バキッ


握っていた剣が根元から折れてしまったので、そこらへんにあった槍を掴み取り、ぶん投げる。


「ぐへっ!」 「がはっ!!」 「げふっ!」


投げた槍が3人ほどの胴体を貫通し、屍と化す。


武器が無くなったなら、拾ったり奪ったりして繋ぎ、敵を蹂躙していく。


自分が通ったところには死体が転がり続けた。

 

「おい、誰か魔法使える奴らを集めろ!! 接近したらやられる! 遠距離で攻撃しろ!!」


混乱しているこの場所で、いち早く冷静になった帝国の兵士が指示を出している。

その声に反応した数人が我に返り、仲間と何か行動し始めている。非常に厄介な状況になりそうだ。

案の定、冷静になった兵士の所から顔をフードで隠した数人の男たちが横一列になって現れた。


「くらえ! ファイアーボール!!」

「我が杖に雷を! ライトニングショット!」

「ファイアーバレッド!!」


口々に痛々しい呪文を発してきやがった。

発言と共に、俺に向かって色々な魔法が飛んできた・・・が、どれもこれも見た目もショボいし威力も大きくなさそうだ。そして、遅い。

向かってきた魔法は悠々と回避し、如何にも魔術師ですと言わんばかりのフードの男たちに肉薄する。

再び何かを唱えようとしているが、そうはさせない。

まず一人の心臓を剣で貫く。


「ガっ!?・・・ゴ、ゴフ・・・・」


何か喋っていたが知るか。剣を引き抜くと同時に、円を描くように剣を振り回す。

両隣にいた男の首がとれた。

どうやらフードの奴らは肉弾戦は苦手らしい。フードの男たちを殲滅するに時間はそこまでかからずあっさり終わった。



「きひ、きひひ、ひ・・・・な、なんだよ・・・・・なんだよ!!おめーはよおおおおおおおお!!」


少し離れたところで半狂乱になったひとりの兵士がこちらに剣を向けて、当たるわけないのにブンブン振っている。



ああ、おまえか。



おまえの笑い声。下品でずっと五月蝿かったんだよ!!


一瞬で距離を詰める。

剣を握っていた右手を刎ね飛ばし、頭を鷲掴みにする。


「ふべっ!! ま、待ってくれ!!」


「・・・・・死ね」


鷲掴みしてた腕に力を入れる。


ミシッ、ミシミシミシッ!!    グシャッ


頭を潰された体に力が抜け崩れ落ちた。



「トおおおおおマスうううううううー!!」


声がした方に振り向く。

ここら辺にいたやつらはあらかたかたずいた。

残るはあそこにいる4人か・・・。



「ど、どうすんだよ! トム!」


「・・・・撤退だ」


「は?」


「撤退だ!! 奥にいる仲間に伝える!! 時間を稼げ!!」


「お、おう。 分かった」



そんな会話が聞こえたと同時に、生き残り4人が俺に背を向け走り去る。

俺が今まで殺してきた兵士は凡そ100人。10分もかからなかったが、まだ200人いる。

でも、誰一人逃がさない。


誰一人生きて帰さない。俺はお前らを許さない。

一人、一人、確実に追い込んでそして必ず


 







殺す







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