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生まれ変わり そして新たな出会い

遅くなって申し訳ありません。三章です

俺がドミニオンに降ってからまだそんなに時間はたたないが(実際は入隊してからまだ二時間もたってない)実のところ俺は緊張していた。なぜかと言うと、ミラのお陰で入隊できたが、ついさっきまではアーガストの軍人だったから、まだあったことのない人に出会って間違われて殺されるかもしれないとか思っていた。

 そんな俺は今はなにもすることはないが、ベットの上でガチガチに固まっていた。自分で言うのもあれだが、臆病な子供だと思った。


それから一時間後......

誰かがノックしてきた。

「ん?ミラか?」

ドアを開けると、そこには俺と同じくらいの男がたっていた。

黒い肌に白髪の少年だった。

「お前はここに新しく入ったやつか......?」

やけに声が低かった。

「ああ。エルだ」

「そうか...同僚としてひとついっておく......戦場に出たら、俺に関わるな......」

そういって、少年はどこかへいってしまった。

「...なんだあいつ」

「ああ......ソーマに会っちゃったんだ」

「あんたは?後、ソーマ?」

「あ、そか。あんたにはあまり話してなかったね。あたしはライエ。ライエ・マーティス少尉よ」

ミラの仲間の黒髪の少女だった。

「ありがとな、ライエ。ところで、ソーマがいってたことって?」

「ああ、ソーマのことて......ソーマ・ザジェスト。階級は私の二つ上の大尉なんだけど、ソーマだけ単独行動なの......」

「単独?どうして?」

ライエから重い言葉が出た

「......死神、だから......戦場にいったら、ソーマだけ生き残るジンクスで、死神って呼ばれてるの......」

「死神......」

「ま、まあ、気にしないでね。そうだこれ」

黒い軍服を渡された

「これは?」

「エルの軍服だよ。ミラとアリシアが動きやすいように作ってくれたの。カラーリングはドミニオンのだけどね」

苦笑しながら話してた

「なあ。お礼、いってきていいか?」

「ええ、もちろんよ。アリシアは秘書もやってるから今いないけど、ミラなら自分の部屋にいるよ」

「ありがとう!俺、行ってくるよ!」

新たな軍服に着替え、走っていった。

そしてライエは

「ほんと、一直線だね......でも、優しい人に見えたな...ミラはどう思ってるかな?あ、そろそろあたしもいかないとな」

ライエは微笑みながら自室に戻った


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