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帰還 そして心に決めた誓い
ドミニオンに入った俺は、部隊と合流し、俺たちのグループは撤退することとした。
俺はドミニオンの兵士たちに最近の現状を話し、本拠地へと戻った。
その道中......
「ねえねえ、ミラ。ミラってさ、あのエルって子、貰わないの?」
「ぶっ!?」
ライエの衝撃発言に俺は噴いてしまった。
ミラに話してることはわかっているが......
当のミラは
「私は恋以外ではいいと思っているわ。でも、もらうって感じはしないわね」
「...そっか......」
取り合えず諦めてはくれたみたいだ
ただ、少しだけミラが頬を赤くしていたのは誰も気づかなかったらしい。
そんなこんなでドミニオン帝国に入り、国王と謁見し、晴れてドミニオン兵として生きることとなった。
でも、俺は一人じゃない。
今は、仲間たちがいるから......だから、後悔はない!
二章完結です