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咎人よ龍であれ 出逢いの章  作者: マダオ万歳
6/6

開示可能情報(随時更新予定)

機械竜神器 DT ドラゴン・タクティカル


神々が眠る場所として、絶対不可侵領域であった秘境、神霊地と呼ばれる場所から発見された、石化した龍の頭を持つ人型の巨大な人工物、器の霊龍神器とそれと同時に発見された「龍羅の書」と呼ばれる書物の一部分を模写した壁画を解読して生みだした人類初の大型人型起動物。

 霊龍神器を解析し生み出された特殊人工筋肉と特殊人工心臓。そして、6500万年前に恐竜と共存し絶滅した竜の骸から取り出された身体の一部と竜の骨から解析して作られた人工骨をベースに身体を作り、エジプトの古代王家の墓から発見、改良して生産された機械制御可能寄生植物マンドラゴラをベースになっている機体に植え込むことによって人工筋肉や人工心臓など体中に血管や神経の様に伸びていき、機体の駆動系を担っている。また、マンドラゴラの中には、DNM。ドラグニックナノマシーンでできた人工血を流し込むことによって演算処理の効率を何倍にもあげ人間と同等の動きを可能にし、人工心臓がそれらの全てを統括している。しかし、人工心臓だけでは、システム全体の演算やDNMなどの制御には限界があるため、人間で言われる脳。高性能なAIを人工心臓とは別に搭載している。


 DTのコックピット。ゆりかごと呼ばれるこの装置は、6500万年前に絶滅した竜の身体の一部を腐らせずに保存していた特殊な繭を解析、それをコックピットに応用することによって重力による大きな揺れなど障害の大幅な軽減に成功している。これは、龍の骨や身体自体が地下深くにあったため、長い間保護するためにあらゆる要因を無効化する特性があったためである。しかし、ゆりかごの中では通常のコックピットに適した環境ではなかったため、マンドラゴラがゆりかご内に存在する搭乗者のパイロットスーツに向かって根を伸ばしていき維持的に融合を行うことによって搭乗者の動きを直接、機体に反影しなければならない。また、搭乗者を固定するためにゆりかご内部では磁力を応用した浮遊が行われている。これは、磁石のお互いに反発し合う特性を生かしたシステムであり、ゆりかごの中心に固定することによって搭乗者が地上で行う動きと同じように動きを可能にした。


 DTの燃料には、神霊地で発見されたレシアンと呼ばれる植物から取れるバイオ燃料が使われている。レシアンは、遥か太古に神獣や超古代文明が使っていたもので、爆発的なエネルギーを供給することができる、化石燃料に変わる新たなエネルギーとして革命を起こした。

 DTの装甲には、世代ごとに違うが共通して永久の鋼を劣化させて生み出された、偽鋼、龍鋼が使用されている。

 元々、兵器としての有用性が余りに高かった為に宇宙空間による作業ロボットとしての開発が国連の平和維持委員会の監視に下に義務付けられ、DT開発に関する全てのデータは維持委員会が持つようになっていた。しかし、とある事件においてそれら全てが無効化され、本来の使用目的から大きく外れて、兵器としての開発が推し進められるようになった。そして、第3次世界大戦において初めて実践に投入され、大きな戦果を上げた。

 DTは現在、第4世代まで開発されており第4世代は主に軍のエースと呼ばれる存在にのみ支給されている。


 DTの欠点として、DTが破損した時に流れ出るDNMが有害の為に土壌やそこにいる生物に被害を及ぼすこと、そして搭乗者は一度乗ると、戦闘時に脱出することが不可能な事が挙げられる。またDTの脚部の人工筋肉は、陸戦において長時間走行は不能である。

 元々、宇宙用に開発がされていたので脚部より椀部の方が強く設計されたのが原因であると考えられる。しかし、この欠点は陸上に特化した新種の竜の身体の一部や化石などが発見されたことによって解消されつつある。

 更に、DT用のブースター技術は基になるものが殆ど存在しなかった為に開発自体がDTよりも遥かに難航している。しかし、第3次世界大戦以降、空戦が重要視されるようになって急速に大型起動物専用ブースターの開発が進められている。

 DTの全体的な姿は、身体は人間と同様の形であるが顔が龍であり首の部分が人間の首よりも若干長めである。そして、昔の戦士のような国ごとに武者の鎧や騎士の鎧を模し装甲で身体を覆っている。

 DTの武装には、長刀や剣、槍や薙刀、ハンマーや斧などの近接武器なども存在する。また、神霊地に残っていた壁画からレールガンやパルスガンの基礎を読み取り、それを下に開発された高速連射電磁砲 雷蓮や雷雨などの重火器も存在する。


機械恐神器 ZT ジュラシック・タクティカル


 DTの陸戦の問題や、DNMの汚染問題を解消させるために開発された大型機動物。陸での活動を得意とする。人工筋肉や人工心臓と相性の良かった、恐竜の骨から生み出された人工骨を龍から作られた物と入れ替え、さらに永久凍土に眠っていた大量の恐竜の血から開発されたEBエンシェント・ブラッドがDNMの変わりにマンドラゴラ内に流されている。DTよりは性能や動きの俊敏な部分は劣るものの量産がしやすく、太古の血がDNMと違って生物に有害では無い。また、恐竜の持っていた自然に適応した能力や身体の一部などに、遺伝子操作を施して武装として使用している機体も存在する。脚力の筋力不足も解消されている。基本DTと同じような構造になってはいるがDTよりも量産や修復作業などがやりやすい。現在は第5世代まで開発されており、第5世代に関しては、その性能は第4世代のDTと引けを取らないものになっている。




第?世代DT 銀飛蝗


全高20m

装甲 龍鋼


 第3世代である量産型のDT 飛蝗の新しい姿。飛蝗の時と比べて飛翔性と脚力が上昇している。これは、新たに発見された蟲竜種の将軍飛蝗の骨を使用したことにより、骨の強度が飛蝗の比ではないくらいに上がっている。背の羽も、飛蝗の場合、4枚ではあるが倍の8枚に増加している。武装は、両手の甲と両踵の暗剣、及びDT用の長刀や薙刀、重火器などがある。この機体の特徴として、格闘戦を得意とし、特に背に格納されている複数のブ-スタ-により爆発的な跳躍により、一気に相手の懐に飛び込み沈める戦法を得意としている。


第?世代ZT ケントロ

全高40m

装甲 龍鋼


 第4世代である量産型のZT ステゴの新しい姿。元は、動く盾としてアンキロ等と共に開発されたステゴではあったが、湿地帯などでの戦闘の際に泥濘にハマるなどの問題が発生し、運用する際に場所を選ぶなどの欠点があった。しかし、ケントロはそれらの問題を一気に解決する。足や背中、機体の至るところにブ-スタ-が付けられ、泥濘填ったとしても自力で脱出できるようになった。また、ブ-スタ-が泥濘に隠れてしまい使用できなくなる事態に陥った場合、両肩に付けられている電磁熱乾燥針を使い、自身の周りの泥を瞬間的に乾燥させて足場を作り、脱出するなどの手法なども開発された。また状況に応じて、両肩の針は交換が可能であり、衝撃を吸収する為に使用する螺旋刎、相手の通信やレ-ダ-を阻害するジャミング装置など、様々な状況に対応できるようになっている。武装は両腕のランスやブ-スタ-によるタックルなどがある。このランスについてが射出することも可能であり、相手の意表をつく形で攻撃が可能である。また、このランスは傘のように開き盾の役割も可能である。




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