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私はヤクザが好きです。  作者: 鈴木花子
昔のことだった
1/4

1話目*東君

2000年7月


「おいてめぇ、ずらかせや」

「やっ、あのっ…」

「かせっつってんだろーが、ごらぁ!」

ゲシッ!

「――――おふっ!」

「てめぇら、弱いものいじめしてんじゃねぇぞ、ごらぁ!」

「んだと!てめぇ…!」

「く、組長!こいつって、西中で有名な…アイツじゃねぇですか!」

「っ!なんだと?!し、しょうがねぇ、ひくぞ!てめーら、覚えとけよ!」


「あっ、ありがとうございます…。」

「…。」

「ここ怪我してるじゃありませんか!私の家にきてください!こっちです!」

「…いい」

「や、でもここ怪我してるし…」

「いいっつってんだろぉが!」

「ダメです!」

ぐいぐい


「こっちです。」

――――――――――――

「それじゃあ、いきますよ…えいっ!」


「い゛っでーーー(泣)!」

「もう少しですからね…」

「もういいからーい゛っでーー!…もういいですよー(泣)」

「よしっ!これでOK!」

「あ゛り゛がどよ゛…」

「そーいえば、あなたの名前は?」

「俺は、(あずま)御駈迩(みくに)東だ!お前は?」

「私は、波瀬川(はせがわ) 椿(つばき)です。よろしくお願いします!」

「ぶふっ!ガキの自己紹介みてぇ」

「なっ!なにそれ!これから仲良くしようと思ってたのに!」

「ジョーダンだ、ジョーダン!よろしくな?椿!」

「…うん。」

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