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アルティメットブラックの依頼


 恥しらず美術館。

 テーマパークやアミューズメント施設様々乱立する千葉県の郊外に所在する小規模美術館の一つ。

 『恥知らず』という美術館には凡そ相応しくないであろう形容だが、納められている美術品は全て橋白洲黒馬(はじしらずくろうま)という気鋭の現代アーティストの作品で、その雅号をもじっての『恥知らず』という館名である。タイトル名だと捉えると、もはやその館自体も作品なのだろうか。


 橋白洲黒馬は美術館に名づけたように厚顔無恥を標榜しており、恥ずかしげもない表面化した皮肉や猥雑、稚拙さを売りとしている。インテリジェンスを感じさせない野性味の中に突き詰めると子供が抱くような純粋な哲学が見えてくるところが人の心をハッとさせる。


 例えば、人一人はいるほど大きなコンドーム

 例えば、落書き自由とした架空の政治家の像(罵詈雑言や呪詛が至る所に書かれた)

 例えば、歴史的な流行病が流行った時に捨てられたマスクで作った環境保護団体のエンブレムなど。


 上げていくと数えきれないほどの大小さまざまなアートが彼の想像力と訴求力を持って形を得ていった。そして、歴代の作品を保存し、多くの人にまた触れ合って貰うためにヴェールを解いて一つの作品の中に収めたのだ。恥知らず美術館という作品の中に。


 賛否両論の多い作品群だが、歴史的に有名な作品もあるため、ファン以外にも若き芸術家志望たちは一度は行きたい現代アート美術館として名をあげることが多い。


 まさに我が道を往く美術館だった。


 しかし、そんな橋白洲氏の燦然として鮮烈とした多彩な芸術品の数々はもう光を浴びることはない。


 光の中に飲み込まれたのだから。


 正しくは、炎の中に。


 恥知らず美術館がリニューアルして一周年の記念日を迎えようとしていた春の某日。

 不夜城すら眠りが訪れるそんな夜更けに恥知らず美術館は内部から放火され、跡形もなく燃え尽きてしまったのであった。炎は人の歴史と思いも慮ることはなく、ただ貪欲に全てを喰らう竜のように作品たちを飲み込んでいった。


 圧巻の退廃である。

 まるでインスタレーションアートのように美しさが酷くも燃える様に心打たれた野次馬、警察、消防士もいただろう。


 消防隊員たちによる三時間に渡った放水も虚しいことかな、最終的には夜を剥がした朝日の光にため息のように白い煙だけが滔々と立ち上っていた。

 真っ黒く塗りつぶされたように残骸はアイデンティティを失って、炭に還り、館は館としての面影もないありさまだった。


 そしてさらに、その日に恥知らず美術館の代表である橋白洲黒馬が謎の失踪を遂げたのだった。

 有名アーティストに関する二つの事件は結びつけられ、大きく報道されるも未だ犯人は愚か橋白洲氏の行方も分かっていない。


 奇才アーティストの身に一体何が起こったのか?




 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇




「といった感じが君の祖父、橋白洲黒馬氏に関する事件、というやつだろう?」


 探偵はことの概略を依頼人の前で丁寧に説明した後、唇を潤すように白磁のティーカップに入った紅茶を優雅に啜った。


 彼女の仕草は優美そのものである。


 絵画のモデルにしても申し分ないくらいの気品を感じるが、いかんせん彼女の周囲の環境――フロアに取っ散らかった『極秘』だの『最重要機密』だのの判が押された紙束、スチールデスク上に置かれた三つのタイプの違う卓上ライト、採光窓のカーテンは外れかけていて右側のフックとタッセルが欠損している状態――が美しさを損ねていた。


 なんというか探偵事務所というより強盗された現場に来たみたいだ。


 自分がここにやってきたのは失踪事件を解決してもらうためのはずなのに、その探偵事務所が強盗現場だとしたら通算三つの事件に関与してしまったことにならないか?

 

 依頼人の橋白洲極黒(はじしらずごくろう)は一抹の不安を覚えた。


「なんだいそんなに目を泳がせて。私が解決してきた数々の事件が気になるかい。今時探偵を職として一本で続けられているくらいには優秀な私には奇妙奇天烈奇怪摩訶不思議な事件が舞い込むことが多くてね」


 探偵は自慢するように鼻高々にそう言った。


 色巴パレットという探偵はその芸能人のような名前だけが一人歩きしているわけじゃない。主に殺人事件を担当する探偵らしいが、色巴の真骨頂はそこではない。名前の「パレット」の通りさまざまな事件にいっちょ噛みし、常に複数の事件を並行して推理しているのだ。


 並行推理。


 必然的に裏打ちされた経験に基づく思索力と他事件との関連や類似点を見つけ出す力であらゆる事件を抹殺するという。


 まさしく謎の絵の具を混ぜ合わせ、一つの(しんじつ)を描くためのパレット。


 それが探偵・色巴パレット


「気にならないと言えば、究極的には嘘になりますが、それよりも部屋が荒らされている方が究極的に気になります。強盗でも入ったんですか」

「ははは、いくら千客万来を掲げるこの色巴(いろどもえ)パレットであろうとも、強盗はお断りしているよ。それらはきみには分からないような規則性で配置しているのさ。錬金術とかの魔方陣と同じようなもんだよ。いや、ミステリっぽく言うなら暗号かな?」

「探偵さんの方がわざわざ暗号を遺しているんですか」

「遊び心というやつだよ」


 そう言って探偵は笑みを含ませた。

 

 コルクボードには様々な証拠が赤い糸で蜘蛛の巣のように結びついているけれど、この散乱した書類の死体があんな感じに紐付いているとは思えなかった。


 嘘も方便だというだろうが、何の方便にもなっていない。さしずめ反面教師にして部屋は整理整頓に限るという意味くらいしか方便として見出せなかったわけだが。


 しかし、きっと橋白洲黒馬はこの探偵と馬が合っていただろうなと依頼者は妄想をした。


 探してほしい黒馬もまた整理整頓が苦手だった。

 それでいて散乱した道具を片付けようとするとキツく怒鳴られたもんだ。


 ――それらはそこにあって相応しいッ!――


 あの激烈な言葉が脳内でリフレインする。その木霊は遠く手の届かない場所まで離れていってしまったけれど。


 まさか彼女も彼女のような麗しい女性に老いた野蛮人たる祖父の面影を依頼者が見ているとは思うまい。姿でも、性格でも、話し方でもないけれど、芸術家の孫が持つ審美眼が彼女の魂を祖父と同質のものだと言っていた。


 最初は評判で判断したが、もはやここで引くこともない。


 依頼者は決心して依頼を伝える。


「色巴さん、あなたを一流の探偵と見込んでのお願いです。私の祖父を探してください」

「お断りするよ」


 即答である。

 千客万来の探偵の疾風迅雷の破断だった。


「なぜ!? まさか、私に報酬金が払えないとでも思ってるんですか? ちゃんとお支払いします。なんなら言い値でも! どうかお願いします!」

「私が断る理由は金じゃない、金も大事だが」


 そう言いながらポケットから500円硬貨を取り出すと机の上の瓦礫の山から天秤を取り出して、ことりと置いた。

 そして、ひとつひとつ話すにつれて片方の天秤にその硬貨を置いていくのだ。まるで視覚的に自分に不釣り合いだと、説明するためのパフォーマンスのように見える。


「一つ、今回の事件は警察が解決してくれるから。二つ、現場に赴くまでもなく君の祖父の居場所は恐らく美術館の中から見つかるだろう。三つ、これは事故だ」


 三つの硬貨が置かれた方に天秤は不平等に傾き、反対側の小さな探偵人形がググッと迫り上がってくる。


「え……ど、どういうことですか」

「痴呆老人の尻を追い掛け回すのが趣味の探偵なんてこの世に一人くらいしかいないってことさ」

「そうじゃなくて私の祖父が、恥知らず美術館でどうして発見されるんですか……」


 探偵はティーカップを机の上に置いて腕を組んだ。そして、解決編に入ったホームズのようににやりと笑って推理の扉を開く。


「一連の失踪放火事件の犯人であり、被害者だからさ。つまり橋白洲黒馬氏が恥知らず美術館に火を放った、というのが私の推理だ」

「そんな馬鹿な。究極的に破天荒でやることなすこと無茶苦茶な祖父が自分の作品をそんな壊し方するはずがない!」

「わからないよ? 夜の方が火災が効果的に視線を誘導するからそれを狙って彼は夜中に火を放ったのかもしれない。まぁ、私の推理はそうじゃないけど」


 探偵はそんな風に極黒の否定に否定を被せてくる。探偵だから証拠なく犯人を断定できるし、探偵だから証拠なく他者の言い分を論破できる。推理と実証はまた違うから、極黒は歯噛みする思いを感じさせられた。


「そもそもリニューアルした恥知らず美術館のセキュリティを突破できるのは一部の職員と館長、それから展示品を作った橋白洲黒馬氏しかいないはずなんだ。旧館は放火されたのだからセキュリティを厳重にしているだろうからね。では、その中で一番侵入者として可能性が高いのが黒馬氏だよ」

「それこそ究極的に無意味ではありませんか。祖父は『侵入』する必要なんてないのですから。昼間に正面口からでも、裏口からでも入ることが出来きますよ」

「『侵入』だけならね。放火ならそうはいかない。最も彼がやろうとしていたことはサプライズだったんだと思うが」


 サプライズ?


 恥知らず美術館の全焼と祖父の失踪というのは新聞の身だしなみを飾るには恥知らずなほどサプライジングだとは思うけど、祖父が企てるサプライズにしては悪趣味すぎる。

 極黒が傍で見てきた黒馬は恥知らずで、皮肉家で、年甲斐もなく幼稚な部分もあったけど悪趣味ではなかった。


 何かを破壊してまで承認欲求を満たそうとする人間じゃない。

 白を黒だと訴えて舞台に上がる人間だ。


「だから私も彼が放火したくてしたわけだとは思わないよ。恐らく美術館のリニューアル一周年を祝福するために美術品を飾ろうとしていたんだ」

「リニューアル一周年を、祝うため?」


 祝う?

 放火はどうみても呪いじゃないか?


「思いつかないかい? 君、橋白洲黒馬の孫なんだろう? きっと最後のピースは君の記憶の中にあると思うがね。ヒントは、火と祝いだ」


 真っ白な真円の皿の上に置かれたショートケーキ一切れを黄金のフォークで口に放り込んでいく。

 イチゴがまるでバースデーを祝う蝋燭のように真っ赤で、この探偵空間には不釣り合いなほど朗らかそうだ。


 バースデー。


 私たちは生まれた時に芸術家である祖父からどのような祝福を受けたのだったか。

 まるでサンタクロースがプレゼントを持ってくるように祖父もまた私たちに何かを与えたのではなかったか。


 極黒の脳内で弾け飛ぶ火花。


「そうですか、そういうことですか……」


 極黒は力なく首を垂らして、眼を伏せた。色巴は「そうだとも。それしかあるまい」と分かったような口ぶりで適当に相槌を打っていた。


「究極的に言えば……私は飾ってほしくありませんでした。だってあれらは私たちを祝うためのもので、そんな見せびらかしてほしくなかったからです」

「だからこれまで君の祖父も展示品にしなかったんだろう」


 はい、と極黒は静かに呟いた。

 その目は探偵が推理した事実と同じ方角を見据えている。極黒と向き合う探偵だが、彼が真実に辿り着いてしまったのはその瞳の中の潤みから分かった。この事件が呪詛に塗れた事件ではなく、誤った祝福であったということだ。


 祝福と呪詛が紙一重のように入れ替わり全ての真相がリバースする。


「私の祖父が私たち家族を祝うために作った美術品があります――『黒蜜』『黒飛車』『黒金』『黒蜘蛛』『美黒』『極黒』。全て私たち家族の名前です。落語に死神という演目があるでしょう。あの話では人の寿命は蝋燭で、吹けば消えてしまうものでした。祖父はそこから着想を得て、蝋燭の火が永遠に消えない燭台を作っていたのです。私たちが永遠に生きられるように」

「由来は死神だったのか、祝いにしてはチョイスがシニカルだ。そう、一般公開は避けてきた橋白洲氏の作品の中でも、評価が高いと言われる通称『家族の灯』ってやつだね。写真でしか見ることが出来ないと言われてきたからこそ幻の作品だったわけだけど、恥知らず美術館のリニューアルという記念日に合わせて公開するつもりだったんだろう」


 ――サプライズで。


 そう言って探偵は最後まで残しておいたイチゴをぺろりと平らげた。


 ごちそうさまでした。


「きっと場所決めのために六つの燭台に火を灯そうとして、誤って火災を起こしてしまったんだろう。そして、氏ごと美術館は燃え尽きてしまったんだよ」


 燃え尽きてしまった。

 死神の演目では、寿命を延ばそうと他人の蝋燭と自分の蝋燭を合わせようとした主人公が最後はうっかりでその火を吹き消してしまうというオチだった。

 

 黒馬は寿命を求めていたわけではないだろう。ましてや名声のためにそんなサプライズをしようとしたわけでもない。きっとそれは芸術家の完成というよりもただ家族の喜ぶ顔が見たい少年のように純粋な気持ちで行われた未必の故意だった。きっと、偏屈な自分についてきてくれた家族への本の些細な出来心。

 その思いが燃え上がってしまったのも、斜め上に結果を捻じ曲げてしまう彼の芸術家としての才能だったのかもしれない。



「そ、そんなはず、そんなはずあってほしくありません」


 だが、否定しなければならない。

 極黒はそんな悲しい推測を幻想だと、打破しなければならなかった。


 「あってほしくない」と言い間違えてることに気づかないくらい落ち着きを失って、究極的に彼はまくしたてる。


「だって! 究極的に言えば祖父は美術館を捨てて逃げることもできたはずです! きっと今だって私たちに合わせる顔がなくて、どこかに雲隠れしているに違いないんです!」


 黒馬が死んでいるはずがない。

 極黒は祈るように探偵の推理を弾劾するが、しかし探偵は冷酷に依頼者の夢を打ち砕く。


 祖父を探してほしいという依頼を完遂するように依頼者の希望を絶望に塗り返す。


「君は本気で思っているのかい、橋白洲くん、いや黒馬氏とごっちゃになるからあえてこう呼ばせてもらおう――アルティメットブラックくん」

「極黒です。極みの黒と究極的に書きますが、読み方は『ゴクロウ』です。ねぎらう感じで、祖父のようなアルティメットではありません」


 極黒は意気消沈したように探偵のふざけた呼び名を否定する。


「では。改めて極黒くん。そこのところどうなんだい?」


 そこのところ。

 祖父が本当に美術館を捨てて逃げたところ。

 

 アルティメットブラックという呼び名が到底自分の為ではなく、祖父の為だと言ったからには極黒はその質問に素直に答えるしかなかった。


 そんなにも尊敬しているのに、そんな風な祖父の失態を果たして君は思い描けるのか? 


 沈黙が走る。

 彼の必死の弁明も筆が止まる。落丁のように並べた整然としない願望の論理は白いキャンバスを汚し、真実を見えづらくしてしまっている。

 だからこそ祖父の肖像に目を向ければすぐさま分かってしまうことだ。彼の記憶の中の祖父は真実なんかよりも生き生きとしている。


 彼を思っていえる言葉はただ一つだ。


 例え祖父の存命の可能性を黒く塗りつぶしても彼は言うほかない。


「……あり得ません。祖父はメディアが無責任ではなくて、自由の責任を知っている人でした。きっと自分のミスを悔いて、作品と一緒に死ぬことを決めたのでしょう」


 喉がはれ上がったように痛かったのに、自分の声はすらすらと何のひっかかりもなく出てきた。まるで最初から引き出しの中に用意していたように。


 結論は、心中だったわけだ。


 家族の灯という彼の家族愛を象徴するような作品がこの後現場から発見されれば、きっと黒馬の焦げた木乃伊のような死体も一緒に見つかることだろう。


 芸術家として奇抜だったが、家族を愛した男の最期は家族と同様に愛した作品群とともに燃え尽きるある意味での一家心中だった。


 皮肉な最後である。

 しかし到底、まるで橋白洲黒馬の作品のようとは言えない。


 無責任なほど悲しいから。


「やっぱり、探偵はすごいですね……祖父の遺体が美術館跡から見つかったら報告に上がります。この度はありがとうございました」

「礼には及ばないさ。そして、謝礼も要らない。私も橋白洲氏のファンだったからね。もうあの美術館に入れないと思うとつくづく悔しい気持ちだよ。遺族である君たちには到底及ばないが。ともかく、お悔やみ申し上げる」


 極黒は頭をきっちりと下げて踏み場のない探偵事務所を器用に渡り歩いて事務所の扉のところまで行くと、もう一度「ありがとうございました」と真摯に礼を述べた。


 色巴はその様子を見てもう一度微笑み、紅茶を啜った。



 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



 ちりりりりん


『はい、こちら探偵の色巴パレットです』

『色巴さん、こんにちは。先日事務所に相談に参った橋白洲極黒です』

『やぁ、アルティメットブラック』

『ですから。極黒です。ご苦労って感じの極黒です』

『ははは、橋白洲氏の死んだ今君がアルティメットで構わないだろう?』

『色巴さん、究極的に不謹慎です。遺族に電話越しでそんなこと言いますか、普通』

『すまない。これが私の究極的に普通な状態だからね。それでわざわざ連絡をくれたってことは事件は私の推理通りだったかい?』

『色巴さんがおっしゃった通り『家族の灯』シリーズの燭台が六個見つかりはしました』

『ではやっぱり』

『でも、黒馬の死体は出てこなかったんです』

『……ん?』

『ですから、【現】アルティメットブラック、橋白洲黒馬は見つかりませんでした』

『そんな馬鹿な。じゃあ誰が燭台を持ち出したんだ……? 分かった。良いだろう。これは探偵の推理失敗だ。依頼を受けよう。この事件、警察が『真実』を見つけ出してしまう前にね』

『本当ですか!』

『あぁ、ただし謝礼は弾んでくれたまえよ。今から向かう美術館跡地で落ち合おう』










 

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― 新着の感想 ―
[良い点] 橋白州のような天才キャラを表現するのは難しいことですが、「人一人はいるほど大きなコンドーム」など、いかにも天才の作品と思わせるような芸術品を例示することで、それを表現することに見事成功して…
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