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販売員以上を目指して
綺麗な言葉だけ並べて、
使い方や作りばかり丁寧に説明する。
売れている商品を誰にでも同じ言葉で勧める。
マニュアルの口調で話し、貼り付けた笑顔。
立派な販売員だけど、私はそんな販売員は嫌だ。
販売員という枠から一歩踏み出して、
生身の”私”として
お客様の気持ちに寄り添える言葉を伝えたい。
多くの販売員は、
販売という言葉だけでは説明ができない、
仕事を沢山抱えて奮闘している。
私がここで上げた仕事の内容はほんの一部で、
自分自身もまだまだ未熟な社会人の1人。
ただの販売員じゃなく。
“販売員以上”を目指して。
また今日も店頭に立っている。
コロナ禍になって思う、「生活必需品」。
もちろん華美なお洒落なんて、
生きる為に必要ないという人は多いかもしれない。
でも。
ファッションの世界に身を置く私達は。
実感している。
美しいものが時に、
人を癒し、感動をくれるものだと。
本質的に必要なものは人によって違う。
誰かが言っていた。
誰かの拠り所になるように、信念を持って。
美しい商品を届ける仕事を誇りに。
働いていく。