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魔法と魔法使い

村の入り口から中心部に真っ直ぐと粗末だが道がのびる。その周りにはポツリポツリと小さな家。事はそこで起きていた。

「今日からここは我らの島だ!逆らう奴は殺す!」

山賊だった。最近この付近で小さな村を襲い、確実に自分達の食いぶちを増やして行く。逆らえば食料を奪われ、家を焼かれ、命さえもとられてしまう。

従えば一生奴隷、彼らの為に働き続けなければならない。どちらにせよ自由は無い。


ユイナとアンジェリカが駆けつけるとそこにはすでに何名か犠牲になったものがいた。

「くっ!」

アンジェリカは下唇を噛み締めた。

「お、まだいたのか…女…、上玉じゃねえか」

山賊の1人が2人に近づきねぶりあげるように品定めをしたその瞬間、ボォ!

「なんだ!燃えてる…熱チィ」

山賊は地面に倒れ暴れまわる。

アンジェリカだった。ファイヤーシェル。炎のシールド防御魔法ではあるが、それをアンジェリカは変化させ攻撃へ使う。

「貴様、我らに逆らうと言うのか!ならば」

山賊のリーダーらしき男が周りに指示をとばす。ユイナとアンジェリカは一瞬にして囲まれた。

「フッ!雑魚が何匹で囲もうが何一つ問題ない」

アンジェリカは至って冷静だった。

「ここは任せてもらおう」

ユイナは頷くと2歩アンジェリカから離れた。

「なんだコイツら、殺してしまえ!」

リーダーらしき男が声を発した瞬間、山賊達が襲いかかってきた。

「ファイヤーシェル…」

さっきと同じ技を使う。山賊達は瞬く間に炎に覆われていく。

「まったく、学習能力のない奴らだ」

アンジェリカは呆れた顔でリーダーらしき男に近づく。

「やくにたたない奴らだ」

「お前達は何が…ウッ!」

右脇腹から鮮血があがる。

「アンジェリカさん⁉︎」

ユイナは駆け寄る。

アンジェリカが問うや否や山賊のリーダーらしき男は切りつけていた。

「卑怯な」

「卑怯?何を言う、話しかけている間に呪文を唱えているのは誰だ。それに今は戦いの最中だ。」

アンジェリカはニヤリと微笑むと

「大丈夫だ、ここは任せてくれ」

とユイナをさがらす。

アンジェリカは立ち上がりジリジリと山賊のリーダーらしき男に近寄る、と山賊のリーダーらしき男が襲いかかる。

カキーン!カキーン!

山賊の一太刀、二太刀

「早い!が…」

それをアンジェリカはシールド魔法を凝縮して立ち回る。徐々に2人の戦う速度が上がって行く。

アンジェリカはその中で凝縮したシールドの先端に炎を宿らせ飛ばした!がそれを山賊はいとも簡単にかわす!と同時にアンジェリカの右太股から鮮血が飛び散る。

「うっ!」

アンジェリカはたまらず膝をついた。

「魔法ってのは発動する瞬間、どうしても隙ができるもんだ、それが熟練の魔法使いであろうとな。」

「そうね、やっぱり後方支援の方が私には向いてるわ、ただこれだけハンデをあげたのにそれじゃあね」

アンジェリカが言うや否や山賊のリーダーらしき男の右腕が砕け散った。

「なに⁉︎」

「少しずつ凍結の魔法をかけてたのよ、いつ気付くかと思ってたけど砕けるまで気づかないなんて」

アンジェリカはニヤリと微笑む。

「凄い、シールドだけじゃなく炎、氷まで同時に扱うなんて」

ユイナは目を丸くしてそれを見つめる。

「貴様!許さん!」

山賊のリーダーらしき男は怒りに震え全身に力を溜め出した。ゴゴゴゴ!地が揺れだし、山賊に力が宿りだした。

「これが奴の本当の力か、面白い」

アンジェリカは何かを楽しむようにジワリと近づく。


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