宿屋
更新遅くてごめんね! でも………………はい!! とりあえず更新です!
早くかけるようになりたいな〜(。>ㅿ<。)
扉が開く音が聞こえた。 正直宿屋の屋上になんて来る人がいるなんて予想外……まぁ屋上にいる張本人が言うのもなんだけど
「黒音こんな所にいたのか探したぞ」
「あ、勇者さん。探してたんですか?」
「当たり前だ仲間が急にいなくなったら心配するだろ」
心配……私のことを心配……
なんだかちょっと心が温かい気持ちになっちゃたりしたり……なんて
「私のこと心配してくれてたんですか? 大丈夫ですよ私達が強いの知ってるでしょ?」
「あ〜まぁ武器食人だってことは知ってはいるけど……お前が初めてあった時みたいに、何処かで行き倒れてるんじゃないかと本気で心配したんだ。 」
「ぐっさすが鬼畜外道ぷりで定評のある勇者さんですね! 否定しずらい事を言ってきます」
「誰が鬼畜外道だ! まぁ倒れてなく安心したよ。 早朝にはもう出るんだから早く寝ろよ──それと海心だ!! いい加減覚えろ! じゃあなまた明日」
「はーいゆu……んん海心くんおやすみなさい」
「あぁおやすみ」
早朝……街に、コカトリスを安全な食用にするため生まれたココトリスの鳴き声が各所から響き渡る。
そして別名鳴き声からココ鳥とも言われてたりもする。
「朝……あ〜」
私の一日は太陽を浴びることから始まるこれで一気に眠気を吹き飛ばしちゃうのだ!
そしてカーテンと窓をを開けると──
「あけると……あけー……雲てるし……あっ黒岩のコボルト……かわいい」
コボルトって手のひらサイズで大体10cmの二足歩行の犬みたいな感じでとっても可愛すぎるんですよ〜〜!
「あっこけた! ぁっよかった助けてもらってる……私はもう……誰かを目の前で失うなんて……」
嫌
そして私は改めて決意した。
もう誰も失わないための戦いをしようって
私は真っ黒ないつもの袖なしワンピを手にして着替えていく。
因みに見た目は無地で黒色のクロスホルタータイプさんで、着た状態でおへその位置から右の方には……えーと粘り気かな、たぶん粘り気がある唾液をもつ怪物が口を開いているようなデザインがあるのが特徴といえば特徴かな?
おかげでおへそと、その右側は肌が丸見えっていう……これを死神さんの制服にした人は、きっとおへそとお腹フェチだと思う。
そして最後に、うさぎ耳のついた青系色と金色がいい感じに大魔道士感を醸し出してるローブを着て着替えが〜完・成です!
死神ぽくなぁーいなんて言わないで! わかってるからわかってるから! 死神感さんは迷子なんです。
しかも武器が杖でも鎌でもなくて大きな銀スプーン・縮小機能付きと言うからもうね、死神って何って感じですよね〜あははは
「ちょっとーー!! いつまで着替えやってんのさっさと降りてきなさい。 もう出るわよー」
「あ、はーいってリィナ!! もう降りるから今にも魔法を撃ちそうな魔力を鎮めてくださいーー」
宿の外では──
赤髪の少女が杖を中心に魔力を荒ぶらせ髪を空中で踊らしていた。
「おい……リィナ本当に撃つなよ? わかっているよな、おい」
「うっさいわね! わかってるわよそれくらい、黒音にしか当てないから大丈夫よ。 宿は傷つけないわ」
苛立たしげにそう言い放った言葉に
「は……おまっちょっとまて人が見て──」
「きた!! ショットーー」
リィナの放った氷柱が黒髪少女の顔面に突き刺さ──らなかった。
「皆さんすみませーん遅ぐっいったーーーー」
「さすが黒音♪」
「リィナさんいい加減やめてくださいよ〜〜もーー」
というか周りの皆様方──止めてくださいよ!
「え、だってやらなかったら拗ねるじゃない」
「ぐ、すねません」
「あら黒音ちゃん嘘はダメよ。 でもそうね何もしなかったら、ねぇ何もしないの? ってしきりに見てくる姿も可愛いから〜やらないのもいいかもね」
そう言ったのは白っぽい金髪をもつ聖術士ぽい格好をした女性
それに海松色の髪を持つゴツイ男が続く
「まぁそれは……リミスの言う通りではあるな」
「あーリミス、ウォルドそれはやめてやれ泣くぞ」
「皆してなんなんですかもーーもーー」
「リィナさんほっぺふぱらふぁいで〜〜ぁぅぁぅ……こんなので機嫌が治ったりしないんですよ!!」
「はいはい、わかってるわよ? こんなので治ったりしないもんね〜」
「むーーーー」
♩♬*゜〜〜