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  作者: 星凪 怜
6/16

会社④

数日後から、会社が急に忙しくなった。


遅れていた生地が入ったのだ。

しかし、納期は以前から決められている。

工場長は、何度もメーカーに電話している。

『生地が今日入ったんですよ。それを今から截断、縫いをしていたら間に合うわけないじゃないですか!』

『直営店のフェアに間に合わせたい気持ちは分かりますが、こっちも大変なんですよ!』


半分キレてる工場長。


緊急リーダー会議が行われた。

結果は、優先の仕事重視。次の仕事の準備も大事だが、手の空いた人から、順次、仕上げや出荷を手伝う。

とにかく、一番は出荷。

…と、いう事に決まったらしい。


それでも工場長は

『次の準備もしないと』と、次の仕事の準備をしている。


截断と、縫いのリーダー達は

『工場長って、今の状況分かってんの?

納期は決まってるのに』

と、呆れている。


とにかくやるしかない。


皆、残業して頑張っている。

残業代は出ない。


残業代は出ないけど、納期は守らなければ、信用を失う。


ひとりひとり自らの意思で残業。

それを当たり前と思う工場長。

『出荷に間に合わせなきゃいけないんだから仕方ない』

で、済ます。


残業代の話をすると

『残業したくないなら、時間内で結果を出せ』と。

それが出来る時はいいが、今回みたいに急だと、人手不足が表面化する。


『急だが明日の日曜は仕事だ』

夕方、工場長から話があった。


皆からブーイングの声。

そりゃ、そうだ。急過ぎる。


結果、半分の人数だけ出勤となるようだ。

『出勤した者には、後日、代休をやる。

代休が集中しないようにしたいから、早めに休日届けをだしてくれ』


私も出勤。

映画を見に行く予定は来週になりそうだ。

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