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  作者: 星凪 怜
12/16

初デート①

日曜日になった。

数日間寝不足で、目の下にクマ。


初…いや、ン十年ぶりのデート。

私は年上。

老け込んで行くわけには行かない。


丁寧にマッサージをして、パックをする。


デートか~

考えただけで、ニヤニヤしてしまう。


今日は、アパートの近くのコンビニで待合せ。

それから、映画や食事の予定。

初めてのデートだから、大人な事は控えよう。

欲求不満とは思われたくないし。


パックをはがし、パッティングして、最後に、たっぷり保湿クリームをぬった。


朝御飯は…途中でお腹が鳴ったら嫌だから、しっかりと。

今朝は、ご飯とお味噌汁。カリカリベーコンエッグ。焼き鮭。

デザートはプリン。


食べ過ぎ感はあるけど、ま、いいや。


着替えてメイクしているうちに9時になった。

あと1時間後には…またニヤニヤしてる。


やっぱり欲求不満か?


LINEが入った。

{デート頑張れ!今日のノルマは、お持ち帰り!}

友達からだ。


お持ち帰りって…キャッ!恥ずかしい。

とは、思わないが、また、ちょっとニヤケてしまう。


{達成しなくてもペナルティ無しね}

{ペナルティは、一生独身}

ムンクの叫びみたいなスタンプを送っているうちに、時間が近づいてくる。


待たせたら悪いし、待ってるのもな~

10時ちょうどに着くように計算して家を出た。



9時58分、コンビニについた。

2分早かったけど、すぐに高橋くんがコンビニから出てきた。

『おはようございます』

いつ見てもさわやか。


『あ、お、おはよう』

自分が緊張しているのが分かる。


『寒いから、コーヒー買ってました。あ、乗ってください』

助手席なんて…何年ぶり?

あ、友達の助手席に、この前乗ったか。


私が座ると、コーヒーを渡してくれた。

『ありがとう。暖かい』

『寒いですよね~』

車が動き出す。


『今日はよろしくお願いします』

『あ、いえ、こちらこそ』

『ドライブがてら、ちょっと遠くの映画館に行きますね』


初デートが始まった。

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