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第7話:貧民のカード

「いいな、政治学部は他の学部とは全く違う。エリート中のエリートだと言う自覚を持て」


 シュルトは教室の最後列に座り、淡々と話し続けている教官を見据えていた。

 政治学部の教官はケントと言うゼクス領の元伯爵だ。40代後半の長身かつ痩身の鷲鼻(わしばな)が印象的な男である。

 度のきつそうな片眼鏡と左手に持っている杖から、賢者と言うより偏屈な魔法使いを彷彿(ほうふつ)とさせた。


「さて、聞いてばかりでは退屈だろう。では、そこのお前、エドガー学院長は文明を築けとおっしゃっていたな。では、文明とは何だ?」


 杖の先で指名された男子生徒は絶句し、モゴモゴと口をまごつかせながら立ち上がる。


「その、文明とは、言語や技術が高度に発展した状態の事で」

「もういい。自信の無い口調など二度とするな。間違っていても押し通す度量を備えろ。次、文明とは何だ?」


 ケントは杖先で次なる犠牲者を差し、そこに教室中の視線が集まった。哀れみ半分、愉悦半分の冷ややかな視線だ。

 しかし、指名された男子生徒――マティリア=アスハルトはゆっくりと立ち上がり、淀みない口調で朗々と答えた。


「文明とは、統一された秩序の事です。つまりケント教官はこうおっしゃりたいのでしょう? 我々政治学部の人間こそが、文明の基盤だと」

「素晴らしい! まさにその通り。さすがアスハルト公爵家の一族だ」


 ケントは杖で床をカンカンと打って喝采した。

 だが、マティリアはニコリともせずに、むしろ不機嫌そうに吐息を漏らして座る。

 シュルトにはその不機嫌な理由が手に取るように分かった。マティリアは嘘を何より嫌う。もはや存在しない爵位を出されては、不機嫌にならない訳がない。

 そもそも政治事が好きでないマティリアには、こんな問答は疲れるだけだろう。そして、それはシュルトも同じ事だった。

 人知れず廊下を向くと小さなため息を漏らす。


 バタバタバタバタッ


 突然、けたたましい足音が廊下から響いてきた。1人や2人ではない、100人近い人間が廊下を全力疾走している音だ。

 ケントはこめかみに青筋を立て、廊下の騒動をギリギリと睨みつける。


「ぬうう、経済学部の連中だな! だからあんな下品な女を教官にするなと……いいか、お前らは支配者だ。あんな粗野な商人どもくらい使役してみせろ! 分かったか!」


 冷静に見えた教官の仮面は、僅か数秒であっさりと外れた。唾を吐き散らして喚く姿から、よほど腹に据えかねることが経済学部の教官との間にあったのだろう。

 やがて、ケントの視線が教室の端にいるシュルトを捕えた。片眼鏡の奥にある目が、スゥと糸を引くように細められる。


「隻眼……そうか貴様、貴様がシュルト=デイルトンかっ!」


 杖でガツガツと床を叩きながら真っ直ぐにシュルトへと近づく。その目には収まりきらないほどの憎悪と、僅かな狂気が浮かんでいた。

 すっかり豹変したケントは、吐息をシュルトの顔に吐きつけるように顔を近づける。


「よくも貴様が、のうのうと、この場に来れたものだな……」


 鷹が獲物を掴むように、ケントの細腕はシュルトの髪を無造作に掴んだ。そのままギリギリと力任せに締め付け、それでも飽き足らないのか前後に激しく揺すると、罵倒を浴びせかけた。


「分かっているのか! 貴様が、貴様の父親が、我ら貴族の権威を失墜(しっつい)させたのだ! 貴様のせいで我輩が、このような僻地で1年を過ごさねばならんのだ! 貴様のせいで、あのような下賎な女に、いい様に言われなくてはならんのだっ!」


 言葉に熱がこもり、ついには杖をシュルトの顔面へ叩きつけた。鈍い音が教室に響き、額から一筋の血が流れ落ちる。

 しかし、シュルトの表情は虚ろなまま変わらなかった。詰まらなそうにケントの鷲鼻を眺めているだけだ。


「何だその目は! この非国民がっ! 貴様のようなクズがこの地で生きていけると思うなよっ!」


 もう一度頭部に杖を叩きつけると、ようやく落ち着いたのか肩で息を切りながら引き返していく。

 教室はシンと静まり返り、同情の呟きを漏らす者すらいない。

 それがシュルトには心地よかった。


(こんなものか)


 流れ落ちる血を拭いもせず、薄笑いを浮かべる。

 今まで味わってきた世界はこんなものではない。これくらいならどれだけでも堪えられる自信がシュルトにはあった。

 しかし、ケントの次のひと言に、その顔は大きく歪む事になる。


「もういい、気分を害した。授業はこれまでとする。この後、お前らは1年間を通じて5人の支持者を集めろ。それが卒業の最低ラインの課題だ」


(支持者? 誰かと、馴れ合えと言うのか)


 誰かに助力を求める事など、シュルトには想像も出来なかった。しかし、ようやくシュルトに動揺を与えた事も知らずに、冷静さを取り戻したケントは淡々と続ける。


「簡単な事だ。配下に加われば利益があることを示せばいいだけのこと。その程度も集められん奴は卒業を認めん。お前らに配った通貨も支持者集めに利用しろ。そして最も支持者を集めたものが執政官になる権利を得るだろう。以上だ」


 その言葉を皮切りに生徒達は次々と席を立ったが、茫然自失となっているシュルトはポツンと取り残された。

 ふと、我に返った時、薄ら笑いを浮かべているマティリアの顔が視界に入る。さあどうするかい、シュルト君。と言う声が今にも聞こえてきそうだ。


(くそっ……)


 シュルトは忌々しげに舌打ちすると、乱暴に教室を後にした。





 テントに入った瞬間、アルマは絶句した。僅かな時間で様相をガラリと変えていたのだ。


「すご……」


 制服が並べてあった棚には、雑多な商品がゴチャマンと陳列されていた。鍋や木材、野菜に果物、本や服、斧や鎌まで遠くに見える。

 棚の前には職員が売り子に成り代わり、次々とやってくる客を鮮やかにさばいていた。


「凄い! まるで砂漠のバザールみたい!」


 アルマは興奮を抑えきれずに、生徒達の間を縫うように物色する。そして、あれこれと手に取りながら購入するべき商品を考えた。

 これらの商品は船で入荷されているはずだ。次の入荷までは早くて1週間、遅ければ1ヶ月以上のスパンがある。

 つまり、需要の高いものを買い占めてしまえば、好きなだけ利益を得る事ができるのだ。

 無論、他の誰かに買い占められてしまえば、高く買わされる可能性だって大いにある。


(でも、焦って買っちゃダメ。考えなさい、アルマ)


 生活に必須なもの、それは衣食住の3つである事は言うまでも無い。

 衣は制服が既に支給されており、住は寮が(あて)がわれている。そして、これ以上の支給は無いとユノ教官は言ったのだ。

 つまり、今最も需要が高いモノは――


(食料!)


 (ほほ)が僅かに緩んだ。食料品と言えばアルマの得意分野である。

 逆に装飾品、陶芸品、美術品等の高級嗜好品は苦手だ。利幅が大きい事は知っているものの「買いたいと思わない物の価値を、何故理解しなくてはならないのか」と言うのが本音だった。

 ともかく転売が可能な食料に狙いを定め、テント内をウロウロと巡る事にした。


「すぐ売れるわけじゃないから、保存がきくものが良いよね……」


 いくら美味しそうに見えても、間違って生肉や野菜、果物などを一気に買うと痛い目を見るのだ。乾物の食料品を中心に眺めながらブツブツと呟く。


「保存の利く物っていうと燻製肉とかかな。あと小麦があるといいなぁ。売るならパンにした方が利幅は大きいから、塩とイーストも欲しいわね。でもイーストなんて売ってるかなぁ……あれ、これなんだろ?」


 ふわりと甘い香りを放つ赤いしわくちゃの物体が、20個ほど(ひも)に繋がって丸い輪を作っている。

 アルマが手にとって眺めていると、小太りの職員がやってきた。


「お、お譲ちゃん、いいものに目をつけたね。そいつは干し杏っていう、西で取れたフルーツを干したものだ。甘くてそりゃあもう美味いぜ」

「へぇ、杏……どのくらい保つの?」

「1、2ヶ月は保障するよ。1個10リアの20個セットで200リアだ」

「うーん」


 手持ちは5万リアだ。3万リアを食費に使ったとして1食当たりにかけられるお金は、30リア前後だろう。従って1個10リアのデザートは決して安く無い……だが、


(食べてみたい!)


 その知的願望(しょくよく)は全てに優先されたのだった。


「おじさん、40個頂戴!」

「まいどっ!」


 おじさんに1000リア硬貨を渡し、干し杏を2輪と600リアを受け取る。次いでラム肉の燻製一抱えを600リアで購入し、塩の麻袋を200リアで購入する。

 たちまちアルマの両腕は商品でいっぱいになってしまった。


「この辺が限界ね。部屋に置いてこなきゃ……よぉし、日没まであと2回は来るわよ」


 意を決してテントを出ると、真っ直ぐに寮へ向かう。

 日はだいぶ傾いていたが、自然と鼻歌がこぼれた。


「なんで買い物ってこんなに楽しいんだろ」


 手に下げた干し杏を眺めるうち、甘い匂いに誘われ、1つ取るとザクリとかじった。

 花のような香りが口中を満たし、甘酸っぱい果肉が舌の上でとろける。


「やばい、これすごく美味しい! 後でカンナにも分けてあげよっと。あー、もう、こうなったら全部買い占めちゃおうかな」


 アルマが上機嫌だったのは、ちまちまと杏をかじりながら薄暗い木陰に入った瞬間までだった。


 ザザッ


 突然、木の上から人影がアルマに向かって降って来た。

 慌てて避けたが、落ちてきた人影は逃がさぬとばかりにアルマの背中を蹴りつけたのだ。

 たまらずアルマは地面に転がり、乾燥肉や干し杏がボトボトと地面に散らばる。


「ケホッ……な、何なの?」


 アルマは咳き込みながら起き上がると、辛うじて落とさなかったお金と塩の麻袋を握り直し、蹴り付けた相手を確認する。

 制服を着ているものの、その顔に見覚えはなかった。妙に手足の長い、陰気な男だ。


「ふん、貧乏臭いものを買ってますわね」


 その甲高い声は目の前の男ではない、木の陰に隠れていた者が発した声だった。

 大樹の陰からゆっくりと姿を現したのは、赤毛で長身の女だ。


(クレア=ラーゼ!)


 経済学部の教室でアルマから席を奪い取った貴族の娘である。

 アルマに蹴りを放った陰気な男は、クレアの傍にひざを着く。それが示す事は間違いなく主従関係である。


「ちょっと! いったいどう言うつもりよ!」


 アルマが怒気を孕んだ声で文句を言うと、クレアはさも当然とばかりに返事をした。


「見て分からないの? 正当なる搾取(さくしゅ)よ」

「……は?」

「まあ、本当に頭の中がカラッポのようですわね。搾取、と言ったのよ。下賎なお前が高貴な(わたくし)の役に立てるのですから、光栄と思わなくてはダメよ」

「なっ、なあああっ!」


 怒りのあまり声が出てこなかった。そのアルマの様子をクレアは愉快極まりない顔で見つめる。


「あら、まだご自分の立場を(わきま)えてないようね……いいわ、教えて差し上げます。ビスキム!」


 ビスキムと呼ばれた陰気な男は音もなく立ち上がり、アルマに視線を向けた。その目には、淀んだ光だけが漂っている。


「ビスキム、あの貧民からすべて搾取なさい。必要なら思う存分に教育してかまいませんわ」


 その指示を聞いたビスキムの顔が、嫌らしくニタリと歪んだ。

 アルマは悲鳴を上げ、背を向けて一目散に走り出す。


(何で、何でよおおっ!)


 涙目になって走るアルマの耳には、クレアの耳障りな高い笑いが、いつまでもいつまでも響いていた。



 道なき道を駆け抜け、アルマは駆けつづける。

 やがて教室のあった巨大な建物まで戻ってきた。


「はぁ、はぁ……」


 肺がギリリと悲鳴をあげ、ついにアルマは一歩も走れなくなった。しかし、必死で逃げ回った甲斐があって、振り返った先にビスキムの姿は見えない。

 体中から力が抜け、崩れるように地面に腰をおろす。そこでようやく体中がガタガタと振るえていることに気がつく。


(あのまま捕まってたら、私、どうなってたの……)


 早く寮に帰って鍵を閉めて休みたいと痛切に願うが、そうする為にはクレアのいた場所をもう一度通らなくてはならない。今の状態では、とてもその気力は沸いてこなかった。


「そうだ、ユノ教官に相談してみれば何とかなるかも……」


 アルマは震える足を叱咤しながら、フラフラと歩を進めた。




「で、どうして欲しいんだい? まさか盗まれたものを、このあたしに取り返せなんて言わないだろうね」


 事務所にいたユノはアルマの事情を聞いた後、開口一番にそう言ったのだった。

 アルマは「でも」と口を開こうとするが、ユノは畳み掛けるように説教する。


「自分や商品を守るのは商人の基本さね。いい勉強だったと思うんだよ。うん。警備に投資を惜しむなんて、商人としては3流以下さ」


 強盗があったというのにユノは全く驚いていない。むしろ、こういう事が起こる事を予想していた素振りすらある。


(でも、こんなの、ムチャクチャよ)


 アルマは途方に暮れ、大きくため息をついた。そんな様子を察したのか、ユノが少しだけ優しい声で尋ねる。


「じゃあ辞めるかい? そうすりゃ危険はなくなるよ」


 その言葉にビクリと体が震える。

 何をバカなと思う自分とは別に、魅力的な提案に聞こえた自分がいた事に驚いたのだ。それはまるで干し杏のように甘い誘惑だった。


(私なんかが夢を見たのがバカだったのかな。変われると思って、期待しちゃったのがいけなかったのかな……)


 あきらめの声が喉元まで出かかった時、母との約束を思い出した。


『決して折れない剣になりなさい』


 スゥと深呼吸をして、まっすぐユノを見返す。


「いいえ。私、辞めません」

「……そうかい」


 そう言ったユノの目は、母のように優しい色を帯びていた。

 しかし、そうなるとアルマはクレア達とまた戦わなくてはならない。しかし、どうしていいか全く分からないのだ。


「あの、ユノ教官、質問してもいいですか?」

「もちろんさね。あたしは、そのためにここにいるんだよ」


 その言葉に震えていた心がジワリと温かくなる。


「あの、じゃあ……商売でもっとも大切な事って何ですか?」

「こりゃまた、えらく欲張った質問だね。あたしの正解があんたの正解とは限らないんだよ?」

「構いません、私、人の意見なんて鵜呑(うの)みになんかしませんから」


 ユノはケラケラと笑い、うん、いいねと嬉しそうに頷いた。


「まず聞くよ、商売の基本は何だと思ってる?」

「安く打って、高く売る事です」

「ふふ、即答かい、若いってのはまったく……そう、まぁそうだね。そのために必要な事は何さ?」

「ええと、安く買うための情報、それから、売るための信用です。怪しいところからは買いたくないし……あと、売る商品を守ることも大事なんですよね」

「よしよし、ちゃんと成長してるようだね。そのどれもこれもに繋がってる事がある。それがあたしの一番大事にしているモノなのさ。うん、分かるかい?」


 アルマは目を閉じて考える。

 情報、信用、商品を守る事、それらに繋がっている事をゆっくりと探した。


(お金……は、ちょっと違うかな。時間……とも違うか、となると)


「人、ですか?」


 恐る恐る舌にのせた答えに、ユノは唇をニィと広げて頷いた。


「そう、人、つまり人脈さね。情報は人から来る、信用も、護衛も、商品だって人から買い、人に売るんだ。そうだろう? うん、だからあたしは何を置いても人脈を作る事を大切にしてるのさ。それがここにいる理由。ここの人脈は金脈より美味しいのさ」

「金脈より、ですか」


 アルマはゴクリと唾を飲み込む。


「逆に悪い人脈もある。評判の悪い奴は遠ざけな。美味過ぎる話を持って来る奴もだ。まして敵をつくるなんざ頭のいいやつのする事じゃないね。あんた、あの貴族の小娘と喧嘩して報復されたんだろう? 長いものに巻かれろとは言わない。でも、カッとなる性格は商人向きじゃないね」


 その言葉はグサリと胸に突き刺さった。たしかに、短気を起こして喧嘩をした結果、こんな事になってしまったのだ。

 アルマはしょぼんと目を伏せた。


「あたしがクソガキだったころは皆が馬鹿だと思っていたもんさ。特に貴族ってヤツは嫌いだった。生まれた場所がいいだけで、この違いは何なのさっていつも愚痴っていた。でも、そのせいで成功するまでえらく遠回りしちまったんだよ」


 ユノは少し遠い目をして、机の上のティーカップに目をやった。目に映ったのは琥珀色に揺れる過去なのだろう。


「じゃあ、今はそう思っていないんですか? だって、貴族なんてずるいじゃないですか、生まれた時から何でも持っていて。勉強する時間もお金も……」

「甘えるんじゃないよ!」


 ユノはピシャリと机を叩いて、アルマの言葉を遮った。


「たった1度しかない人生(ゲーム)なんだ。生まれ持ったカードに愚痴ってる暇なんてありゃしないんだよ!」

「じゃあどうすれば――」

「どうすれば? そんなの決まってるさね」


 ユノはグイと身を乗り出すとアルマの目を覗き込んで、その心に刻み込むように言葉をつむいだ。


「手持ちのカードでどうにかするしかないんだよ。もう一度見直すんだ、あんたに配られたカードをね」


 それだけ言うと、ユノは椅子にドカリと座る。ティーカップに入っていたお茶をグビリとひと飲みすると、カップの縁でアルマを差した。


「まあ、あんたの事は気に入ったよ。肩入れはしないが期待してやる。うん、しっかりおやり、アルマ=ヒンメル!」

「は、はいっ!」


 分からない事だらけだった、納得なんて出来ないし、不安だって全然消えやしない。

 それでも、アルマは折れたくない一心で、力強く返事をしたのだった。



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