前へ目次 次へ 31/38 作品 30 「訴える肉体」 訴える肉体 我々は物質であることを恥じる必要はない。偶然の産物であることを恥じる必要はないのだ。我々は孤独かもしれないし、また不幸かもしれないが、ただ在ることを誇らしく思おうではないか! 在ること。それがすなわち意志であり、祈りであり、これ以上は望めない我々自身の体現なのだから……。 だが私を高揚させるこの考えも、いまの私に対しては無力である。 ○「天使が降った朝」(掌編) → http://ncode.syosetu.com/n0741ck/11/ Prosecuting body