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作品 14 「猫の目は光る」
猫の目は光る
地下鉄Cラインの改札に出た。当然のようにここも無人だ。はあはあはあ。急に立ち止まったので膝がガクガクした。一瞬、立ちくらみに襲われる。
「やあね。本当におじさんじゃないの!」と彼女がいった。
悔しいが、私にはいい返す気力がない。
「さあてね、おじさん、もうひとガンバリよ。いい子だから、立っちしましょうね」
○「朝焼けは誰にも教えない」
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悪夢がぼくを襲う。悪夢の中でぼくは幼い少女の首を折る。目覚めると見知らぬ女=南朱音が覗いている。朱音はぼくの担当医らしい。が、ぼくは彼女が少女の巫であることも知っている。気晴らしに一階に向かったぼくはエントランスホールで幼馴染且つ永遠のマドンナである早紀と出会う。ついでエントランスホールで幼い少女と出会うが、その名は『みなみ・まなつ』……ということは少女は朱音の娘なのか? そのとき少女の顔に悪意が走り、瞬時にぼくはすべての操り主が少女であることを知る。ついで早紀の精神の安寧のため、必ず少女を破壊しなければならないと強く誓う。病院内を彷徨った末、遂にぼくは『まなつ』を見つけ……。
Eyes of cat shine




