1、司取零乃と言うサイコパスが謎の試験を受けるらしい。
「一体何回言ったら分かるんだ!?!?」
目の前の教師は私に対して意味の分からない事を怒鳴る
同じ言葉の繰り返し、人間は感情的になるとやはり面倒臭くなる
時間のロスだ、帰りたい
「嫌、だからアイツらに喧嘩を売られたので全て返しました」
又、同じ言葉を吐く
どうせ私が悪と決め付けられるのなら、わざわざ説明したって意味が無いだろう
「佐藤達がそんな事やる訳無いだろう!!!
やるならお前の方じゃ無いのか!?」
佐藤健、大物政治家の一人息子、私に喧嘩を売ってきた首謀者
まあ、先生は私の所為にして済ませたいのだろう、言葉遣いなどから感じ取れる
私の物を捨てたり、隠したり、根も葉もない様な悪評を広めたり
最後に関しては信じる周りも周りだろう、アレを信じるバカにつける薬は恐らく無い
一生クソみたいな性格に悩まされる事だろう
それも私に効かないからって健は殴ろうとしてきた所を避けて殴って蹴ってぶちのめしたのが昼下がりくらいの時の事
まあ、病院送りは妥当だよなぁ
お陰様で学校に逆戻り
「聞いてるのか!?
もうダメだ、お前にはカレンをくれてやる!!
これでお前はカレンは三つ、さあ、どうなるかなぁ!」
何が駄目なのか言葉にして貰わないと分からないのだが
こう言う教師を世間一般では「ハズレ教師」と言うはず
その時、場違いな程明るい放送が学校に響いた
ピンポンパンポーン
「え〜司取零乃さん、司取零乃さん、至急、校長室へ来て下さい
え〜繰り返します、、、
放送スピーカーから視線を外し目の前を見ると担任の教師がニヤニヤしながらこちらを見ていた
「ほら、呼ばれたぞ、零乃、行ってこい」
私を嘲笑うかの様に吐き捨てられた言葉に殺意を覚えるのはこの際許して欲しいものだ
職員室から出てすぐ右折した所にある校長室をノックしお決まりのセリフを呟く
「呼ばれて参りました、司取零乃です、入室しても宜しいでしょうか、」
いつも思うがドア越しで良く聞こえるよな
「どうぞ、お入りください」
場違いな程優しいゆっくりとした声が掛けられる
周りの先生もチラチラと見てるのが気になるが、無視だ無視
まじで校長室が完全防音良かった
ガチャっとドアを開け、一回お辞儀してから部屋に入る
「呼ばれて参りました、司取零乃です」
やっぱ校長室は広い
沢山の巨大な本棚に囲まれたソファーに校長先生用の机と椅子が置いてある
しかもソファーの周りには小さな本棚と言うおまけ付き
(3回目だけど慣れないな、やっぱ)
「良く来たね、早速で悪いんでけど、、、」
(退学か、、?)
「君にはとある試験を受けて貰う」
補足説明
《カノン》
暴力沙汰やイジメなどを起こした者に与える「カノン」と言う花を模したバッチ
カノンは作中に出てくる創作花(?)なので多分存在しないです。知らんけど。
これを三つ集めると退学になると言う噂が有る
零乃は過去にこの様な事件で五人位を病院送りにし、カノンを2つ貰っています
今回は単独犯だったので犠牲者少なくて良かったね!




