表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
2/19

学生相談記録報告(法-No.24-2/20■■.11.23)

========================================

相談者:法学部4回生 C (学生番号xxxxxxxxxx)

対応者:■■

場所:学生相談室1

対応内容:傾聴

緊急度:低

今後の方針:経過観察

備考:相談者言及のB(学生番号xxxxxxxxxx)は貴省採用試験を受験とのことであるため、貴省採用担当へも本報告を提出済。相談者提供の資料を別紙で添付する。


以下相談者発言(文字起し):

========================================

 すみません。では前回の続きでB君のことなんですけど、この前相談した何日か後に、彼のバイト先のペットショップに行ってみたんですよ。まあめちゃくちゃ綺麗なさすがペットショップって感じのお店で。そうですそうです、あそこの。手広くやってるみたいですね、この辺の地域で。■■■県の方にも店舗あるみたいですよ。そっちは格安らしいですけど。


 えっと、それでお店の人に話を聞くと、やっぱりもうバイトにも来てないって言うかしばらく休んでるみたいな話でした。B君、急にちょっとまとまったお金が必要になったらしくって、短期で住み込みでいけるいいバイトが見つかったみたいで、1ケ月くらいそっちに行って、またそのペットショップに戻ってくるっていうような話で。

 そろそろ1ケ月経つけどB君と連絡取れなくて、結局やめちゃうのか、戻るのならシフトはどうするのかちょっと困っているみたいなことをお店の人が言ってました。


 ペットショップのバイトに来なくなった少し後くらいの時期から、B君はゼミにも来てないんで、おそらく住み込みのバイトに行ってるっぽいですね。電波届かないところに行ってるんですかね、DEIの方とか。さすがにネット環境くらいはあると思うんですけどね。


 まあまあ失踪みたいな感じじゃなくてよかったです。たまにいるんですよね。卒論の時期とかに急に来なくなって連絡取れなくなるみたいなの。

 それで指導教官の先生もさすがにちょっと心配になってるっぽくて、そろそろB君探して連れて来い、お前仲良かっただろみたいな感じでプレッシャーかけられてまして。来月ゼミで卒論の中間報告会があるからそれまでに連れてこいよって。


 なので、ちょっと住み込みの方のバイトの連絡先を調べて、そっちに聞いてみようと思います。ペットショップの人は知らないみたいなんで、B君の家に直接行って聞いてみます。お祖父ちゃんいると思うんで。


 あと、前回相談したときに、B君が就活関係でちょっと落ち込んでたって話をしたと思うんですけど、些細なものでもいいから何でも持って来てっておっしゃってたので、研究室のB君のデスクの上にあった、就活関係っぽいものをざっとコピーして持ってきました。本人の許可取ってないんで、机の上にちらかってた個人情報とか入ってないものだけですけど。


 こども家庭省の採用関係の資料とか、過去問とか、新聞記事の切り抜きとかですね。省庁受けるとは聞いてたんですけど、あったのはこども省だけでしたね。こども省人気で倍率高いんで、さすがに一本に絞ってるってことはないと思うんですけど。研究室の机の上にあったのはこれだけです。机の中とかは当然見ていないですよ。


 ていうかこういうの勝手に持って来ていいんですかね?よくないですよね、ほんとうは。あー、就活関係でけっこう鬱になる事例が多いから、学生課では対策に力入れてるってことですか。うーん。

 まあもし本人に後で何か言われたら、■■さんからきちんと説明してくださいね。B君に怒られたら嫌なんで。それはお願いします。


 ではまたB君の家行ってみて進展があればご報告します。みんな心配してるから早く戻って来いよ、とりあえず連絡くらいは入れろよって感じですよ。こっちは結構迷惑かかってるんで。

 頭もいいし成績もいいのにちょっと抜けてるところあるんですよね。まあ憎めないキャラですけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ