D-DAY +138 2027年5月下旬 成り行きの台湾帰省 その6 結婚式前夜
「成り行きの台湾帰省」シリーズのエピソードは、大量の台湾風中国語会話が混ざっています
もちろん、日本語訳はついているし、会話の理解に妨げる意図はありません
#### PM 6:00 T先生やM子様K子様ご一行の到着
夕方5時のつくば⇔松山空港の臨時ワープ便で、結婚式の為に15人が到着しました
内訳はT先生と大使館職員(通訳)1名、ウクライナ大使内定のOka先生、宮内庁より着飾り係8名、デザイナー1名、そして、なんと宮内庁大夫とM子様とK子様も一緒に来ました
M子様とK子様の訪問は日本政府が台湾当局にギリギリ事前まで連絡したらしく、15人全員で入国検査なしの礼遇通関したらしい
宮内庁大夫とM子様とK子様向けに、ホワドプラザホテルのスイートルームを3室を用意したが、M子様とK子様は一緒の部屋が良いと仰っていましたので、一部屋はT先生と大使館職員に使ってもらう事となり、他の人も2人1室ベースで上質のデラックスルームを用意した
今回の結婚式や日本方々の訪問は極秘事項であり、ホテルの関係者まで厳しい箝口令を敷いた
それでも万全は言えないのでT先生が宮内庁大夫、M子様とK子様に携帯型のシールド発生装置を持たせた
緊急時は半径3Mまでのシールドを展開し、同伴や家族などを保護することも可能
「携帯型のシールド発生装置」は中東の女性救助に使われる避難リングと違い、装置自体はシールドを生成する能力が備われた
こうしたシールド発生装置は数十セットをつくばの楽園島大使館に置いてあり、T先生(大使)の裁量で貸出することができる
最初はT先生、着飾り係達とデザイナーしか来ないとp.adminが予想したが、T先生のホログラム連絡を受けた時にはびっくりした
失礼のない為にp.admin一行は急いでホワドプラザホテルに出迎い挨拶を行うこととなった
p.admin:
「忙しいと予想したが、ここまでスケジュールが詰められるとのは思わなかった」
S子:
「それはある意味自業自得ですよ!旦那様」
ホワドプラザホテルにて
p.admin:
「M子様、K子様そして大夫殿、急な結婚式にも関わらずに来てくださりありがとうございます」
M子様:
「朱雀様、この度はさや(S子)夫人からご招待を預かり、妹のK子と一緒に婚儀に参列できることを嬉しく思います」
宮内庁大夫: 「この度は朱雀様とさや(S子)夫人とご結婚に祝いを申し上げます、後ほど預かり物を夫人達に渡したく、お時間を頂いてもよろしいでしょうか?」
p.adminは(S子が呼んだのか!?)と思いS子の方に見ると、
S子は(そうよ!私が誘ったのよ!)と言わんばかりの眼差しで返事してくれた
p.admin:
「わたくしの発案で急な結婚式になってしまい色々不備な所もあると思いますがよろしくお願いします、M子様、K子様、大夫殿」
T先生(大使):
「執行官殿はいつも強引だから、周りの調整役にもう少し配慮をしていただきたいですもの」
p.admin:T先生の指摘はいつも的確で耳が痛いね(笑)
#### 『ティアラ』
ホワドプラザホテルの結婚式の控室にて
礼儀なのか、M子様とK子様はあえて回避してくれたようで控室の中に宮内庁大夫、p.adminと妻達しかいません
宮内庁大夫:
「こちらは宝飾品業者さんから預かったティアラです、ご査収ください」
宮内庁大夫が三つのティアラをW子、R子、S子に渡した
W子のティアラ:
銀色ベースのティアラに朱雀と鳳凰の細工がなされていて、朱雀や鳳凰の目と翼にはルビーとダイヤを飾り付け、所々にローズゴールドの飾りが交わり気品や権威を示すティアラとなった、三つティアラの中に一番大きくて高さが高い
R子のティアラ:
銀色ベースの台座でで正面にローズゴールドで二匹の鴛鴦が島が立ち向かう細工がなされ、鳥の目には小さめのルビーを飾り付け、周りに水草の模様と小さなダイヤで星々をモチーフした中に小さな朱雀が空に向けて飛び立つ姿が細工されていてる日本の伝統模様と異星文明との繋がりを示す大胆なデザイン
S子のティアラ:
銀色ベース、ローズゴールドの椿の花に囲まれた中に玄武の亀が静かにティアラ正面の右側に鎮座し、左側から降りかけている朱雀の姿が細工されていた、朱雀の目と翼にはルビーやダイアを飾り付け、亀の目にはエメラルドが嵌められた、ティアラの正面中央は雲から姿を表す月をモチーフした細工がされていた
宮内庁大夫:
「まだ最終の仕上げが終わっていないが、かおり夫人(W子)とりこ子夫人(R子)、さや夫人(S子)のティアラを持ちして参りました。もし何が気になるところがありましたら、わたくしや係の者にお伝えいただければ、業者さんがご要望に応じるように修正いたします」
W子:
「いいえ、すごく綺麗です…ありがとうございます」
S子:
「ありがとうございます…大夫様、W子、旦那様…」
R子:
「すごく綺麗…値段を聞く勇気もなくなりました…ちなみに台座はシルバーでしょうか?」
宮内庁大夫:
「リコ夫人、台座の材質はプラチナを聞いております。ダイヤと宝石類は天然石を採用していると業者さんの方から提案されました」
R子:
「そうですが、やはり値段の方は…」
宮内庁大夫:
「リコ夫人、ご安心ください、今回ティアラの製作費用は日本政府と天皇皇后様が半分ずつご負担して下さったので、お代は要りません」
p.admin:
「それはいけない、ティアラは国事支出なので、R子あとで会計処理してください」
宮内庁大夫:
「いいえ、朱雀様とさや夫人様が上皇様上皇后様になさった若返り治療は、世界中を見ても他所では実施不可能な治療なので、両国の誼として是非受け取って頂きたく…」
宮内庁大夫:
「将来、もしかしたら皇后様にもさや夫人に治療の指導をお願する立場なので、本当は夫人達のティアラ程度でとても足りる事ではありません」
p.admin:
「分かりました、『今回』はありがたく頂戴します」
p.admin:
「S子はティアラを気に入った?」
S子:
「はい、とても気に入ってます…」
その後、宮内庁大夫とT先生とN君が明日のスケジュールに対して軽く打合せ、晩御飯は一緒にせずホテルのレストランで済ませるようで
p.admin一行はホワドプラザホテルから離れて一旦実家に戻りました
#### S子との夜
家に帰ったらへとへとで、p母はもう自分の晩御飯を作って早めに食べたようです
p.admin:
「さっき、ホワドプラザホテルのビュッフェで晩御飯を済ませばよかったのにね」
S子:
「そこで食べると、マナー的に宮内庁大夫もM子様K子様が一緒にしなければなりませんよ」
p.admin:
「あ、それもそうか、じゃ私達で簡単に済ませましょうか?明日も忙しいし」
そしたら、S子は真面目な表情でp.adminを直視していた
S子:
「旦那様、W子、お願いがあります…」
p.admin:
「改まって、どうしたですか?」
S子:
「旦那様は、今夜は私の家に来ていただけますか?」
W子はS子の意図を察したようで、すぐ同意した
W子:
「あなた、今夜はS子の家に行ってあげなさい」
p.admin:
「うん…分かった、お義母さん(S子母)への挨拶もしてないし、ちょっとリュックとノートPCを片づけるので待っててね…じゃ他の人の晩ご飯はどうするの?」
R子:
「心配しなくても良いよ出前も呼べるしN君もいるし私も作りますよ」
p.admin:
「じゃ任せますね」
10分後、N君が車を家の前に待機してます
p.admin:
「では行ってきます、明日の移動やスケジュール管理はN君に任せます。私とS子は多分歩いてホワドプラザホテルに行くので」
N君:
「朱雀様、お任せください」
W子:
「いってらっしゃい」
気のせいか、R子の顔に一抹の寂しさを感じた
W子:「…いってらっしゃい」
***
N君の運転で、5分後S子の実家の国営マンション前に到着し、N君はそのままp.admin実家に戻るらしい
p.admin:
「ここの団地はね…叔父さんがかつて住んでまして、私が小さい時にもこの付近のアパートに住んいでので、当時はよく遊びに来ましたね…
もしかしたらS子は幼い頃俺を見た事あるかも?」
p.adminはあえて話題を作ろうとしたが、S子の顔色は厳しかった
S子:
「(ちょっと厳しい表情で)それよりもこれからお母さんに挨拶しますよ…うちのお母さんは、お義母さんとR子の両親と違って、執念深いというか何というか、今でも亡くなったお父さんを恨んでいたかもしれません・旦那様が一夫多妻の事で、お母さんの逆鱗に触れるかもしれない」
p.admin:
「そうか、事前に作戦会議をすればよかったな、私は基本沈黙で聞かれたら答えるスタンスでok?」
S子:
「はい、これで良いと思います…お母さんからもしかしたら激しい言葉が出るかもしれないので、怒らないでね」
p.admin:
「了解です、ただ誤解を解く為に弁解はしますよ」
S子実家のマンションは年季を感じる外観で、エレベーターのボタンも丸い電球式で古く昭和的な雰囲気でした
実家の8Fに到着し、S子は合鍵で家のステンレス製の玄関ドアを開いた
S子:
「媽我回來了」
(お母さん!ただいまだよ)
p.admin:
「伯母打擾了」
(お義母さん、お邪魔します)
p.adminはリビングにいるお義母さんに軽くお辞儀して、マンションに入りました
S母:
「妳可終於回來了, 這位是?」
(あなた、やっと帰ってきたわね。こちらはどなた?)
p.admin:
「伯母抱歉自我介紹晚了, 我叫Azure目前任職樂園島的執行官,明天將與您女兒在和華酒店舉行婚禮宴客」
(伯母様、自己紹介が遅れ、申し訳ありません。私はAzureと申します。現在、楽園島の執行官を務めており、明日、あなたの娘さんとホワドホテルで結婚式を挙げます)
S母:
「是喔, Azure先生您請進, 家裡又小又亂招待不週還請見諒」
(ああ、そうですか。Azure先生、どうぞお入りください。家が狭く散らかっていて、十分なおもてなしができず恐縮です)
p.admin:
「伯母不用在意, 名功國宅(国営マンション団地の名前)這邊我小時候常過來玩很有親切感」
(伯母様、お気になさらないでください。名功国宅(団地名)は私が小さい頃によく遊びに来たので、とても親近感があります)
S母:
「你們吃過晚餐了嗎? 還是我讓女兒隨便燒個菜」
(夕食はもう召し上がりましたか?それとも娘に適当に何か作らせましょうか?)
S子:
「媽不用麻煩了啦, 下面巷子很多吃的我們等下去買就好」
(お母さん、下の通りにはたくさん食べ物の店があるから、私たちで後で買いに行けばいいわ)
S母:
「這樣怎麼可以明天妳就要嫁人了當然要親手燒菜給先生吃」
(そんなこと言っちゃだめよ。明日には嫁に行くというのに、先生に手料理を振る舞うのは当然でしょう)
S子:
「媽妳又不是不知道我不擅長做飯」
(母さん、私が料理が苦手なのは知ってるでしょう)
S子とS母間のにこやかな雰囲気を見て、p.adminがホッとしました
S子はkつて台北市中心部に住む事もあり、学生時代は勉強一筋で銀行員時代も仕事が忙しく、実は簡単な料理しかできないらしい
それでもS子はお母さんの後ろに付いていき、今夜の晩ご飯を作るらしい
***
20分後、料理が出来上がり、献立は番茄炒蛋、辣味肉絲炒豆干、炒空心菜と福州魚丸湯
三菜一湯でp.adminと女2人では十分な量の晩ご飯が出来上がった
p.admin:
「伯母這個辣炒豆干真的很香, 跟小時候我媽做的味道簡直一模一樣」
(お義母さん、この辛い肉の豆干炒めは本当に香ばしい。私が小さい頃、母が作ってくれた味とそっくりです)
p.adminはあえてS母の料理を褒めてみたが、あまりリアクションはありません
ただ、ご飯はそれなり美味しい事自体は嘘ではなかった
S母:
「(p.adminの褒めをスルーして)Azure先生父母是做什麼工作的?」
(Azure先生、ご両親はどのようなお仕事をされていたのですか?)
p.admin:
「家母在銀行做了35年才退休, 家父幹了一輩子公務員在癌末前才肯簽字退休現在已經過世10多年了」
(母は銀行に35年間勤めてから引退しました。父は一生公務員を続け、癌の末期になってからようやく退職にサインしました。既に亡くなって10年以上になります)
「我臺灣家離這裡不遠開車不到10分鐘, 改天若伯母有空可以到我家找家母聊聊天」
(台湾の実家はここから遠くなく、車で10分とかかりません。もし伯母様がお時間がございましたら、今度私の家へ母と話しに来てください)
S母:
「Azure先生您說您是什麼島的執行長, 前陣子新聞有在報但是我一直都沒有弄清楚, Azure先生可以說明清楚嗎?」
(Azure先生は、何とかいう『島』の執行長だとおっしゃいましたが、少し前にニュースで報道されていましたが、私にはずっとよく分かりませんでした。Azure先生、詳しく説明していただけますか?)
S子:
「媽這個說起來一個晚上都說不完, 簡單說老公現在是一個太平洋小國的國王, 而且擁有強大無比的軍事力量連美國都只能選擇跟我們樂園島妥協」
(母さん、それは話し始めたら一晩かかっても終わらないわ。簡単に言えば、夫は今、太平洋の小国の王様で、しかもとてつもなく強大な軍事力を持っていて、アメリカでさえも私たち楽園島と妥協するしかないのよ)
S母:
(じゃあ、Azure先生は軍人なのですか?娘が言っていることは本当なのですか?)
p.admin:
(S子が言ったのは比喩ですが、内容は概ね正確です。私は楽園島の執行官であり、理論上は『国王』ではありませんが、確かにその島の合法的な元首です。定義上は、現在軍人を兼任しているというのは間違いありません)
S母:
「軍人…我看電視上說Azure先生已經有兩個夫人, 娶我家女兒是第三夫人是嗎?」
(軍人…テレビで見ましたが、Azure先生には既に二人の夫人がいらっしゃる。私の娘を娶るのは第三夫人ということですね?)
p.admin:
「是的伯母, 我在成為樂園島元首之前是一般的研究員且與W子結婚快20年, 當我成為元首負起更大的責任後, 約三個月前先娶了R子為第二任妻子, S子則是第三任妻子」
(はい、お義母さん。私は楽園島の元首になる前は、一般の研究員でW子と結婚して20年近くになります。私が元首となり、より大きな責任を負った後、約三ヶ月前にR子を二人目の妻として迎え、S子を三人目の妻とします)
S母:
「貴國法律允許一夫多妻嗎? 女兒是第三個不會受委屈嗎?」
(貴国の法律は一夫多妻を許しているのですか?娘は三人目で、いじめられたりしないでしょうか?)
p.admin:
「敝國法律允許一夫多妻甚至一妻多夫, W子與R子S子都是互相認識已久的朋友, 我想被欺負的會是我不是S子」
(我が国の法律は一夫多妻制、さらには一妻多夫制も許可しています。W子とR子、S子は皆以前からお互いを知っている友人です。いじめられるのは私の方で、S子ではないと思いますよ)
S母:
「是嗎? 那我再問你如果Azure先生哪天不在了, 說難聽點Azure先生哪天在戰場上陣亡了, 那我家女兒有什麼保障? 生的小孩有繼承權嗎?」
(そうですか?ではもう一つお聞きします。もしAzure先生がいつかいなくなってしまったら、悪く言えば、Azure先生がいつか戦場で戦死してしまったら、私の娘にはどのような保障があるのですか?産まれた子供に相続権はありますか?)
S子:
「媽妳怎麼問這種失禮的問題!」
(お母さん、どうしてそんな失礼なことを聞くの!)
S母:
「S子妳閉嘴我是在為妳未來著想」
(S子、黙りなさい。私はあなたの将来を考えているのよ)
p.admin:
「伯母, 很老實的跟您說我雖作為樂園島元首, 但這一切根基都是來自於外星文明的授權, 如果哪天我出意外我能做的就是請求外星文明保護妻子與幹部們的安全, 以及向日本政府交涉讓妻子們能夠在日本受到安全保護下生活. 至於小孩與繼承, 我並不是國王所以就算日後與S子生的小孩也不會有繼承樂園島的權力」
(お義母さん、正直にお話しします。私は楽園島の元首ですが、その全ての基盤は異星文明からの授権によるものです。もし私が万が一の事態になれば、私が出来るのは、異星文明に妻と幹部たちの安全を保護するよう要請すること、そして日本政府と交渉し、妻たちが日本で安全に保護された生活を送れるよう手配することです。子供と継承についてですが、私は国王ではないため、たとえS子と今後子供が生まれても、楽園島を継承する権力は持ちません)
S母:
「這樣我家的女兒除了當個有名分的小三外還有什麼實質的保障」
(それでは、私の娘には入籍した愛人の一人であるという以外に、何か実質的な保障があるのでしょうか)
S子:
「媽! 妳這樣說太過分了! 老公跟爸不一樣不是花心鬼, 是我自願嫁給他而且取得W子與R子的同意才舉辦婚禮的」
(お母さん!言い過ぎよ!夫はお父さんとは違って浮気者じゃない。私が自分の意思で彼と結婚し、W子とR子の同意を得てから結婚式を挙げるのよ)
p.admin:
「伯母, 我是真心喜歡S子, 以及於公於私都需要她, 也會盡一切力量讓她幸福」
(お義母さん、私は心からS子を愛しています。そして、公私ともに彼女を必要としています。そして、彼女を幸せにするために全力を尽くします)
S母:
「將來女兒生的小孩沒有繼承權還說什麼愛她」
(将来娘が産んだ子供に継承権がないのに、愛しているなんて言えるのですか)
p.admin:
「伯母, 就算是W子生的小孩也同樣沒有繼承權, 說白點要是我死了我只能"推薦"另一個執行官給外星文明, 如果外星文明不接受那就Game over」
(伯母様、W子が生んだ子供も同様に継承権はありません。はっきり言って、私が死んだ場合、私ができるのは、異星文明に別の執行官を『推薦』することだけであり、もし異星文明が受け入れなければ、すべては終わり(ゲームオーバー)です)
S母:
「那你為什麼不推薦女兒的小孩當下一任執行官」
(では、なぜあなたは娘の子供を次の執行官に推薦しないのですか?)
p.admin:
「伯母, 作為執行官我必須公正的對待與調停人類文明與國家, 如果推薦自己的小孩成為繼任者那我便成為了名符其實的國王, 這不是我想傲的也不是外星文明所樂見的」
(伯母様、執行官として、私は人類文明と国家に対して公正に対処し、調停しなければなりません。もし自分の子供を後継者に推薦すれば、私は名実ともに国王になってしまいます。それは私が望む姿ではありませんし、異星文明も望んでいません)
「所以坦白說我並沒有打算生小孩, 就算我沒有這個意思, 也怕周圍的人去支持各妻子的小孩互相奪權, 這是我最不想看到的」
(ですから正直に申し上げると、私は子供を持つつもりはありません。たとえ私がその気がなくても、周りの人々が各妻の子供たちを支持し、権力争いを始めることを恐れています。これは私が最も見たくないことです)
S子:「老公…」(旦那様…)
S母:
「道貌岸然的軍官我看多了, 我看的出來Azure先生你人不壞沒有權謀, 但身為人母我要的是女兒一份安穩的保障, 如果沒有的話明天婚禮我就不去了隨你們怎麼搞吧」
(道貌岸然とした軍人は腐るほど見てきました。Azure先生、あなたは人が悪くなく、権謀術数がないのは分かります。しかし、母親として私が求めているのは、娘の安泰な保障です。それがなければ、明日の結婚式には私は行きません。あとはあなたたちで勝手にやりなさい)
S子:
「媽!妳聽我說老公就不是妳想像那樣的人,妳為什麼要用看爸的眼光去看他!」
(お母さん!私に言うことを聞いて!夫はあなたがお父さんを重ねて見ているような人じゃない。なぜお父さんを見る目で彼を見るの!)
p.admin:
「伯母, 我私人的財產若出意外當然會公平的分給每個妻子, 我也會盡力跟日本與未來其他邦交國談妥將來妻子們被禮遇的地位」
(お義母さん、私の私的な財産は、万が一の際には当然ながら公平に各妻に分けます。そして、先ほど申したように、将来、妻たちが礼遇される地位について、日本や将来の他の同盟国と最大限交渉します)
「但如剛剛所說繼承人這件事情我實在無能為力, 我就是身為改革人類文明的執行官我怎麼能自己倒退跳下來當國王」
(しかし、後継者のことについては、本当にどうすることもできません。私が人類文明を改革する執行官の立場であるのに、どうして自分で後退して国王になどなれるでしょうか)
「明天還是請伯母一定要來參加婚禮, 這是您女兒大喜的日子當日也有許多他國貴賓會出席」
(明日はどうか結婚式には必ずご出席ください。これはあなたの娘の大切な日であり、多くの他国の貴賓も出席します)
S母:
「看明天心情吧我老了現在也晚了想睡了, 其他你們自便吧!」
(明日の気分次第ですね。私はもう年だから、今はもう遅いし眠りたいです。あとはご自分たちで勝手にしなさい!)
***
その後、p.adminは一旦S子の部屋で休憩し、
S子はリビングでS母と大声で数十分に渡り喧嘩していた後、部屋に戻ってきた
S子:
「もううんざりだ!R子と旦那の両親が物事が分かる人で心から羨ましかった!」
p.admin:
「まあ落ち着いて、『長輩』の考え方は早々変えるものではない、時間をかけて理解させましょう」
S子:
「お母さんは、お父さんの浮気の告発がきっかけで父が少将に昇進できなかった事で、ずっと苦しまれていた」
「もし告発しないまま、父さんが『上校』ではなく『少将』のままで病死となると、遺族年金は毎月3万元も増えるから…お母さんの告発はあえて自分の首を絞める羽目になっちゃった…」
S子:
「これが原因でお母さんは心身状態は良くない、ずっと今ように、見た目普通だけど言葉に棘があるの…いつの間にかお父さんへの恨みを旦那様に投影してしまったと…思う」
p.admin:
「どこの家にも苦労はあるが、S母の告発自体は間違っていないと思うよ…浮気性の男を許せないのはS子も同じでしょう?」
S子:
「それは…そうですけど…ところで、先ほど旦那様が『子供産まない』の話は本気なの?」
p.admin:
「本気ですよ、私とW子が44歳、43歳で子供いませんよ、今の理由は若干違うけど」
S子:
「分かったわ、旦那様の決定に従うよ、私も自分の子供がW子の子とR子の子と争う未来は見たくない…」
p.admin:
「根本的に、私の権力はポルポ・カラマリ文明に保証されたものの、自分の物ではないからね。」
「たとえ自分のものだとしても世襲は正直言って中国共産党以下だよね、まるで今無き北朝鮮…若返り治療がずっと受けられる今、私の任務は200年間人類世界の発展を適宜に介入して、その後は引退して地球文明に睨み付けながらリタイア生活を満喫するよ」
S子:
「そうよね…私達は若返りできるから世継ぎ問題も発生しないよね、すっかり忘れてた…明日も忙しいからもう寝ようか」
S子部屋のベッドは女の子用のシングルベッドで、太いp.adminと二人で寝るは狭かった
S子:
「流石に狭いね、私は少し上に乗っかっても良い?」
S子は横向きで体の半分をp.adminの胸に乗っかる形で、p.adminを抱いてた
p.admin:
「俺がp.adminになってから…いつも考えていた、もし俺が普通のサラリーマンでしたら、3人の妻を持つ事はそもそも不可能だよね…たとえ頑張ってPh.Dの学歴を活かして年収1500万円があると仮定しよ、税金500万円も取られて手取りは1000万円、頑張っても嫁二人しか養えないよね…」
S子:
「でも今は違うでしょう? もう乗り掛かった舟よ…私はあなたの妻になるよ、たとえあなたは一般人であってもね!」
* 一般人だった頃の夢の出来事
p.admin:
「昔一般人だった頃にね、ある日夢をみた、嫁が二人いた夢…夢の中にW子が最初の妻で、高専時代でとても憧れた女性(J子)も妻として迎えいれた夢、ただね単なる男のハーレムの夢ではなくこの夢は本当は少し辛い」
p.admin:
「夢の中でね、J子が妊娠中でW子と一緒に信号を待っていたよ、夢の中の俺とW子が先に信号を渡った後にJ子を思い出し、焦って信号の向こう側に戻ってJ子を介護しながら渡ろうとすると信号が赤になった」
p.admin:
「信号を待っている間に、J子は『台湾に帰って出産の準備をしたい、自由な夫婦の形だから良いよね?』とお願いしてきた、夢の中の俺が悩んだけど、J子が日本語も上手くなく、友達も両親も日本にいないから渋々同意した…そして夢から覚めた」
p.admin:
「言っとくけど今のJ子は既婚で子供3人で旦那様も優しいよ、リアルで変な事は一切考えてないよ」
* 一般人
S子:
「なら良いですよ、私もR子も自分で動くから、例え妊娠したら外から助け人を呼ぶね、N君とかね」
p.admin:
「仮の話、もしある日、ポルポ・カラマリ文明が何かしらの原因で地球から撤退し、私の権力すべてを『没収』した場合はS子はどうするかな?」
S子:
「その時は旦那様は会社を作ってね、あなたが商品を開発して、私が営業で売り込み、R子が経理を担当して、W子が家の面倒をみるの」
p.admin:
「確かに会社が軌道に乗れば、それもありですよね…起業の失敗率はとても高いだけどね」
S子:
「旦那様なら必ずやり遂げるよ、私は信じていますから」
p.admin:
「ありがとう、しかし私自身は臆病で以前から起業は何度も諦めたけどね」
* プロポーズのフラグ
S子:
「今は、今が成すべき事を考えましょう!所で旦那様が私に言う事ない?」
p.admin:
「言う事?まあ…S子はこう見えて可愛いね、好きだよ」
S子:
「嬉しいけど、そうじゃなくてプロポーズよ、R子から旦那様のプロポーズの話を聞いて羨ましかったよね」
p.admin:
「自分がフラグを折って今更だよね、結婚してください…とか?」
S子:
「薄っぺらで誠意を感じないね、もっとちゃんとして!」
p.admin:
「うん…本当は理由は帝国ホテルのあの夜と同じですよ、私に優しくしてくれる人に、私も優しくして上げたいが理由ですよ」
「俺って昔も今も太いでね、特に学生の頃太くて彼女ができなかったが、好きな子はいました。しかし告白しても失敗の連続、たとえ恋愛抜きでも、大半の女の子は悪意はないけど距離を感じました。中にも俺を汚れ物を見る目でした子も居たけどね…」
「その中に、もし私を優しくしてくれる女の子がいたら、私は必ず飛びつくよね」
S子:
「男って凄く単純ですよね」
p.admin:
「単純ですよ、私は恋愛感情よりも『善良』の人が好き、しかし生活の日々君の魅力や美しさを身をもって感じましたよ。昔のテレビのセリフだけど『認真的女人最美麗(真面目の女は美しい)』とかあったじゃない?真面目で外に立ち向かうS子を見て、守って上げたい、抱きしめたい…という衝動はありますよ」
S子:「それだけ?」
p.admin:
「勿論キスもしたい、もっと親密な事もしたいよ…今でもね、俺だって男だし」
S子:
「今夜はしていいよ?」
p.admin:
「しかし、あれ持ってないし、下のコンビニに買ってくるね」
S子:
「大丈夫、私はそれを飲んでるから…」
p.admin:
「でも確かにピルは二週間前から飲まないと避妊効果はない、と説明書に書いてあったような…」
S子:
「W子が私を婚約者として認めたあの日から飲んでいるよ、おおよそ三週間前」
p.admin:
「え、じゃその時からは本当にS子に襲ってもOK的な?」
S子:
「あなたはそんな人じゃないのは最初から知ってるから、ちょっとした心の準備ですよ」
p.adminはS子を抱きながらキスした
p.admin:
「S子、愛しているよ」
S子:
「初めてを、あなたに差し上げなくてごめんね…」
p.admin:
「それも含めて今のS子がいるですから、私がもっと早く20歳の時にp.adminに選ばれたらよかったと思う時もあるよ」
S子:
「ほら雰囲気を壊さないで…私もあなたを愛しているよ、私を大切にしてくれる事をすごく実感できたもの…」
そして、結婚式の前夜p.adminとS子が初めて結ばれた
このエピソードは2話+α相当分です、12000字を超えてしまいます
S子とS母の会話は、著者なりに台湾の「外省家庭」を反映できていると自負しています(笑)
参考モデルは実在したものの、一人ではなくて複数人の生まれ育ちをうまくブレンドしている形でS子の背景を形成した
そしてこの夜は、本当の意味でS子がp.adminの妻になる夜でした




