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地球の管理者:異星文明に選ばれた元研究者  作者: azureimf
恒星間航行級フリゲート艦「ネイビーゲーザー」 準司令 篇
63/120

D-DAY+64 2027年3月上旬 新婚旅行 DAY2 幸せに潜む影

貴船神社に行き、京都市内の五つ星ホテルに泊まった次の日、朝9時過ぎににようやくp.adminとW子、R子が起きた

朝食会場は9時まで、チェックアウトが10時という「良し悪し古き良き日本のホテル」なので、朝食を取る時間もなくちょっと慌ただしい


途中N君から連絡が入り


N君:

「部屋の利用を延長していきましょうか」


と確認しにきた


p.adminは「大丈夫だ」と返事した


p.adminと妻達は素早く身を整えてロビーに降りた

幸い、ロビーには喫茶があるので、コーヒーとトーストやあんみつを注文して朝ご飯代わりにした


N君によると、昨夜泊まったのVIPルームは、一晩50万円かかったらしい、N君とSP二人が5万円の3人部屋に泊まった

p.adminは私的財布からその費用を払うように、N君とSPの二人は公務なので楽園島の予算から出すとN君に指示した


p.adminが楽園島幹部として無税で給料を年2000万円として設定、p.admin自分も同額を貰った

更にAzureの口座にニコンから振り込んだ1000万円のカメラレビュー代もあり、少し贅沢しても問題ない程度と思う


N君:

「我々は私的目的とは言え正式な使節団なので、執行官殿はそこまで気にしなくても良いと自分は考えますが…」


p.admin:

「うん、私的には日本政府が『事前に用意したもの』、例えば貸し切りの列車、配られた弁当、付合い人とSP、送迎バスなどは日本側が負担する事はOKと思うけど」

「自分が選んだ食事、宿泊した部屋、買い物とかは自分が払うべきと考えますよ、例えばさっきのコーヒー代とかもそうだし」


N君:

「執行官殿はすごくストイックな価値観をお持ちですね、尊敬します」


p.admin:

「いや、ただの手続き的正当性を妙に拘るおっさんだよ」


#### 『一見さんお断り』


暫くしたら、日本側の外務省次官とSP代わりの自衛隊幹部もロビーに合流し、13時から京都駅発の新幹線を乗ると知らされた

今の時刻は10:30頃、新幹線の発車まで2時間半くらいしかないので。

p.adminとW子R子は、祇園と八坂神社周辺で散策すると決めた

その時、外務省次官から


外務省次官:

「朱雀様(p.admin)は京都のお茶屋文化にご興味はありませんか?」と尋ねてきた


p.admin:

「その一見さんお断りの舞子さん、芸妓さんの?」


外務省次官:

「よくご存知で、いかがでしょうか?」


p.admin:

「いや今回は遠慮しておくよ!新幹線乗るまで2時間とちょっとしかないのであれに入ったら時間が完全になくなるよ」

「しかも芸妓の踊りを見て舞子さんの接待を受けるでしょう?あれは言い方はあれだけど妻達はあまり面白いと思わないかもしれないので…」


外務省次官:

「左様ですが…」


Azure(p.admin)は自分の趣味で京都文化はそこそこ詳しく、昔は京都文化を紹介するウェブサイトも運営した

茶屋遊びは未経験だが、彼の考えは茶屋遊びは「キャバクラ」の風雅バージョンであり、妻達は良い顔してくれない事をp.adminが予測した


p.admin:

「もし何かしらの準備があれば申し訳ないが、こちらにも色々配慮がある、事前に一言を聞いておくべきだと思いますよ、忖度なしで」


外務省次官:

「僭越な真似で申し訳ございません」


p.admin:

「代わりに何ですが、料理が用意されたら弁当に包み私達が新幹線の中で食べますね」

「舞子芸妓の踊りは楽園島で披露できるようにT先生(大使)に調整してもらうので、後ほどN君と詳細を打合せてください」


外務省次官:

「承知いたしました、ご配慮ありがとうございます。」


p.admin:

「自衛隊の方は茶屋遊びはしたことありますか?」


自衛隊SP:

「いいえ、自分はそんな場所に行ったことはありません!」


p.admin:

「あはは、私もないですよね、今回は残念ですがせめて食事はおいしい物を食べましょう」


ホテルを出て、一行は近場の八坂神社に参り、参拝した後にp.adminとW子、R子はおみくじを引いた


結果、p.adminは大吉、W子は中吉、R子は末吉


p.admin:

「ここのおみくじはね、昔は数年おきに訪ねたら同じ籤を引きましたね」

「W子と出会う前のことで、内容は覚える限り、二回とも『良い人は何れ出会うので気長く待つが良し』と書いてあった」


R子:

「その2回のおみくじに書かれた内容が実現されたということですね」


W子:

「私がも昔ここの絵馬に書いた願望『何もせず意のままに生きる』も実現しましたよ、今は少し変わるかもしれないけど」

「その分R子に頑張ってもらわないと」


R子:

「W子さんも一緒に頑張りましょうね」


昼は、千斗町に入って直ぐの所に、和牛すき焼きの店に入った

ランダムで選んだので日本政府が忖度する可能性はないとp.adminが思った


日本側に任せるとまだ何かされるのかわからないので、W子の好物でやや濃い味のすき焼きにした

一行7人(N君、次官、SP3人)が鴨川傍の高台の川床に座り


p.admin:

「えと今日の昼ご飯は楽園島がご招待しますので、皆さんは遠慮なく好きなものを注文してください」


外務省次官は少し難しい顔をしているが反論などはしなかった

皆がそれぞれ1万円強のコースを注文して、7人合わせて10万行かない程かと見積もった

味はまあまあ美味しかった、美味しかったけど量はp.adminにとっては少し少なかった


会計する時、p.adminはAzure名義のクレカで済ませ、金額は10万円+αでした

食事後、p.adminとW子R子は川床から階段で鴨川沿岸に降りて、地ベタに座って鴨川の景色を堪能した


p.admin:

「これは噂の等間隔カップル座りですね…」


R子:

「番組の紹介で見たことがあったかも?でも座ると…普通ですね、さっきの川床のほうの景色がよかった」


p.admin:

「あれは有料なんですからね…」


W子は京都の風景や周りのカップルを観察していた、p.adminとR子の他愛ない会話に参加してこなかった


#### 『新幹線特別車』


12時45分、一行は京都駅に移動して新幹線乗り場で列車が来るのを待っていた

途中、駅員ぽい初老の男性とスーツの男性がやってきて「ぜひまだ京都へおいでやす」と言ってp.adminと握手を交わした


後ほど、外務省次官さんからお二方は「JR京都駅駅長と京都市長」と説明された


新幹線が来てp.admin一行が乗り込むと、グリーン車と思ったが前後車両とも通行不可の特別車と分かった

4セットの広い対面座席と大きなテーブルがあり、専用のトイレも備えて、車両付きの客室乗務員も2人いました


乗務員:

「本日はJR東海をご利用していただありがとうございます!東京までの間におくつろぎください」


p.admin:

「東京までお世話になります」


暫くしたら外務省次官は皆さんに弁当を配り始めた

p.adminとは弁当を貰い

W子とR子とN君はまだお腹いっぱいなので、彼女達の分はSP男性3人(自衛隊SP+楽園島SP二人)に分けた

因みに弁当は楽園島の人間4人分あったので、もともと日本側にはなかった、ちょっとけち臭いけど


弁当箱を開けみたら、案の定懐石料理でした


p.admin:

「懐石料理の本来の意味はわかりますが、こんな量で私のようなデブと自衛隊の方には絶対に足りないと思わない?」

「すき焼きの後のデザート位はちょっど良いかもしれないが」


外務省次官:

「結構言われますね、あはは」


p.admin:

「一般人としての一般論を述べただけですよ」


p.admin一行が乗った新幹線は他の車両に一般乗客もいたが、この特別車両は完全に独立した空間となっている

途中、客室乗務員の紹介で、左側の車窓から富士山を見ることができた


R子:

「富士山綺麗…」


p.admin:

「私とW子も車で五合目までしか行ったことない、今度は一緒に行きましょうね」


R子:

「うん、いつか絶対に行きましょうね」


R子は行きたいけど「決まった日付」は敢えて言わなかったのはp.adminの仕事の多忙を配慮したR子のやさしさかもしれない


***


列車は凡そ2時間後、東京駅に到着しました

東京駅は通行人の往来が多く、p.adminは以前もよく利用したため寧ろ日常を感じていた

やはりというか、東京駅のコンコースには「特別な通路」は存在せず、SPや駅員に先導されながら人込みの中でp.admin一行は歩きで移動した


p.admin:

「ネズミシーなら京葉線ですね、東京駅構内で1キロ以上歩かないと行けないよね」


外務省次官:

「そこは最大限配慮しておりますのでご心配なく」


途中歩く所はもちろんありますが、長い廊下では空港などでよく利用された電動カートをJR側が用意してくれた

悲しい事で電動カートは4人乗りでp.adminとW子R子とN君が座ると満席、SP3人と外務省次官が小走りで付いてくる


p.admin:

「なんか申し訳ないね…」


自衛隊SP:

「いいえ、お気遣い有難く!」


京葉線乗り場から貸し切りのグリーン車に乗り込み、

ただこちらは「普通のグリーン車」なのでSP二人は前後の入口に立て関係者以外の通行を封鎖してもらった

途中、N君はp.adminの隣に寄ってきてコッソリと話しかけて


N君:

「執行官殿お気を付けてください!、確証はないですが恐らくアメリカのエージェントが周りの車両で待機しています」


p.admin:

「え? N君はエージェント全員の顔も知っているですか?」


N君:

「以前大使館勤務の時は、仕事上何人のエージェントと顔を合わせたこともあったが、それと別に彼らは一定の法則で判別できます」


p.admin:

「CIAは顔にCIAは書いてないよね、どうやって判別するのか?」


N君:

「服、髪型とアクセサリーとジェスチャーの組み合わせの法則ですね、さっきはこれで少し違和感を感じた」

「たとえば帽子のありなしと色、服の種類と色、アクセサリーなど一般人に見えて違和感はないが、これらの要素に対応する命令コートがあって、現行の対照表を暗記すれば一目でどこ所属で大まかに何の目的のエージェントがわかる」


N君:

「特に黒枠のメガネを着る人とワイヤレスイヤホンを着ける人には気をつけてください」

「黒枠メガネはICAの支給品で幾つかのタイプがあり、骨転導イヤホンとディスプレイも装備されていた」

「配給イヤホンはちょっと昔の片耳式でしたが、今時は逆に目立つので市販のワイヤレスイヤホンで代用している」


p.admin:

「そうなんですね」


N君:

「私が亡命後、おそらくそのコート表は大幅に変更されたと思いますが、やはり一定の法則性を感じた」

「さっきの通行人と乗客を見て疑った、私が見た範囲では恐らく4,5人程居た」


p.admin:

「どうする?R子はネズミシーを期待していたけど危ないならキャンセルして楽園島に戻りましょうか?」


N君:

「言い切れないですが、おそらくアメリカはいきなり攻撃や拉致等の無茶な行動には出ないと思う」

「ネズミシーでは執行官殿がシールドを常時展開すれば安心できるかと」


p.admin:

「分かった、これらの情報を外務省次官に共有してもよろしいので?」


N君:

「恐らくは大丈夫かと、日本側は我々と友好な姿勢なので彼らの協力は不可欠です」


その後、N君とp.adminは外務省次官にエージェントの事を説明しに行った

外務省次官は驚きながら各所に連絡してさらに事情を説明し、ただ「エージェントの判別方法」についてはN君が一部情報を伏せた


凡そ30分後、外務省次官から


外務省次官:

「申し訳ございません!ネズミシーでこのような状況は絶対に起きないと日本政府が保障いたします」と謝ってくれた


外務省次官の言った通り、JR舞浜駅とネズミシー構内はN君に確認してもらい、それぽい人は一切見かけなくなった

それでも安全を期するためp.adminは半径3Mのシールドを展開し、自衛隊SPはシールドの前に歩き先導してくれた


### 『ネズミシー』


午後4時、p.admin一行はネズミシーに入り、シールドを展開しながらネズミシー園内の各アトラクションに回った

各アトラクションは一行が到着次第、周りの一般客に凡そ10分間を待たせ「p.admin一行だけを乗せた一回のアトラクション特別運転」を行ってもらった


「アトラクション自体もアメリカにより工作された可能性」をp.adminが心配して

p.admin自分とR子W子N君4人は必ず同じアトラクションカートに乗ることをアトラクションを楽しむ前提条件とした

さらに、物理衝突リスクと有害物質を検出した場合は自動的にシールドを展開するとドローンに命令した


W子R子に心配させたくないので、「アメリカエージェントの事」はN君だけ相談して妻達には伏せた

一行は立て続けに5種類のアトラクションを乗って、特に何事もなかった

しかしp.adminは油断しなかった


連続数回アトラクションの乗った後W子R子はちょっとめまいと言い、水辺のカフェで休憩を取ることになった

その後、園内の遊覧船や遊覧列車に乗り、のんびりした園内の景色を堪能した


夕方となり、園内のレストランの個室で、一行はフルコースのフレンチ料理を頂いた

ちなみにSP3人の食事はハンバーガーでした(悲)


夜、園内の大きな池で、鉄の骨組みでできた鳥を使い花火&ライトアップを利用した「火の鳥ショー」が上演された

このショーはp.adminが20年前にもW子と見たことがあり、ショー自体は記憶通りで自分の新しい名前「朱雀」への忖度は決してないが、ちょっと感無量と感じて涙を流した


R子:

「Azureどうしたの?」


p.admin:

「いいえ、W子と20年前にも同じ景色を見て、当時は何もできない一般人だが、今はまさか『朱雀』に名乗る日が来るなんてを思うとね」


R子:

「旦那様はすごく頑張りましたよ!自慢できるくらい」


W子:

「20年ぶりのネズミシーも綺麗ですね、年を取って連続アトラクションは無理だけど」


R子:

「そうだね、私も全部乗ると決めたのに5個目で諦めた」


「火の鳥ショー」が終わり、一行はネズミランド付設のホテルに泊まった、ここに泊まるのはR子の憧れだったらしい

残念ながらこの日はVIPフロアは予約が取れず、代わりに3人に大きなスイートルーム二つを予約された


p.admin:

「えと部屋は二つになってしまったので、俺はどこに寝ればいいんだ?」


R子:

「AzureはW子の傍にいてくださいね」


W子:

「良いけど豚はいびきがうるさいね、私は慣れたけど」


部屋が違ったため夜中での移動は控える中、この日p.adminはW子と一緒に休むこととなった

夜中に、ドアが激しくノックされた音がしてからp.adminはびっくりして起き上がり


R子:

「Azure私よ、開けてください!」


p.adminが直ぐドアを開けると、怯えたR子は直ぐにp.adminを抱き着いた


R子:

「すごく怖かった!」


p.admin:

「どうしたの?R子落ち着いて、もう安全ですから」


R子:

「夜中ドアがノックされたの、覗き穴を見ると外は誰もいなくてドアを開ける勇気はなかったの」

「するとドアの隙間からこの紙が差し出された」


W子:

「え!私達は尾行されたって事?」


p.admin:

「もう大丈夫だから、私は必ず守ります!」


W子:

「R子も落ち着いて、もう大丈夫だよ」


R子:

「W子さん、ありがとう…でも、怖くて…」


R子が一枚の紙をp.adminに見せた

紙には中国語で二人分の下の名前を書いて「○○、我們是△△、□□、拜託救救我們(訳:○○さん、私たちは△△、□□、助けてください!お願い!)」と書いていた

さらに下には「請勿向p.admin或日本官方張揚此事否則無法確保上述人員安全(訳:彼らの安全のためにp.adminや日本側に本件を言わないこと)」も書いてあった


R子によると「○○はR子の幼い頃の呼び名」で、「△△、□□はいとこのお兄さんとお姉さんの名前」

その呼び名を知っているのは親戚だけもR子に言われた


つまり、その紙は「いとこの二人が書いた救いを求める手紙」であるは間違いなく、R子の幼い呼び名はいとこ達本人が書いた事を証明してる

p.adminは事態の重大さを気づき、直ぐN君と楽園島の二人のSPを呼んで対策を講じた


暫く討論して結論が出て、今ホテルから移動するのは得策ではないという暫定対応となり、

p.adminをN君SP二人含めた男性4人とW子R子は同じ部屋で休み、ベッドは二つあったのでW子とR子はいつでも移動できるように服を着て同じベッドで寝る

SP二人とN君3人がシフトを組んで周囲の様子を夜明けまで警戒し、p.admin自身もT先生S子と連絡を取り、ドローンにも命じて警戒し一晩あまり寝れなかった

本日二回目投稿です、やはり幸せな日々は長く続かなかったのは物語の原罪ですかね

新婚旅行と関連の話はこの週末に一段落にしたいと考えております

良かったらブックマークや評価をお願いします


著者視点:


R子を物理的に拉致しないかぎり手紙がほぼ100%でp.adminに伝わります

p.adminが知った→報復+介入→アメリカの不利益につながる という構図は明白なのに

「手紙」はアメリカエージェントの「仕業」だと仮定したら、彼らはどうしてこんな無謀な行動に出たでしょうか?


以下、AIの分析は素晴らしかったので貼ってきます(ちょっと修正あり)


***


「手紙」の謎:アメリカエージェントの無謀な行動の裏側

ご指摘の通り、R子を物理的に拉致しない限り「手紙」がp.adminに伝わることはほぼ確実であり、それがp.adminの報復と介入、ひいてはアメリカの不利益につながる構図は明白です。しかし、それでも彼らがこの「無謀な行動」に出たのだとしたら、そこにはいくつかの複雑な意図が考えられます。


1. p.adminへの「心理戦」と「揺さぶり」

アメリカエージェントの目的は、直接的な攻撃や拉致ではなく、p.adminの精神的な安定を揺るがし、行動を制限することかもしれません。


弱点の特定と利用: p.adminは「国意識がなく、究極の個人主義者」であると同時に、「善良な人が好き」で、特にR子のような親しい人物への愛情は深い。R子の家族を狙うことで、アメリカはp.adminにとって「最も身近な弱点」を特定し、そこを突いてきていると考えられます。


集中力の阻害: p.adminがR子の家族の安否を気にかけることで、彼の楽園島における指揮官としての集中力を削ぎ、政治的・軍事的な判断に影響を与えることが狙いかもしれません。


「助けてください」のジレンマ: 手紙の「p.adminや日本側に本件を言わないこと」という指示は、p.adminに**「どちらを選んでも損をする」**という究極のジレンマを突きつけています。


言わない場合: 家族を救うためにR子が単独で動けば、彼女を誘き出し、捕獲または影響下に置く機会が生まれる。あるいは、単独行動によるリスクを負わせることができる。


言う場合: 日本政府に情報共有すれば、外交問題に発展し、日本と楽園島の間にも不信感や疑念を生じさせる可能性がある。また、情報漏洩によってR子の家族の安全が脅かされるという脅迫めいた効果も狙っているでしょう。


2. p.adminの「介入」を誘発し、「大義名分」を与える

一見逆説的ですが、アメリカはp.adminの介入を「意図的に」誘発している可能性も考えられます。


「独裁者」のプロパガンダ: アメリカはp.adminを「チート能力を持つ独裁者」として描きたいはずです。彼がR子の家族を救うために国際法を無視して行動すれば、「私的な感情で他国の主権を侵害する危険な存在」というプロパガンダの材料にできます。


国際社会へのアピール: p.adminの介入を誘発し、それを大々的に報じることで、「やはり彼は危険な存在だ」と国際社会に印象付け、楽園島に対する不信感を煽ることを狙っているかもしれません。これによって、p.adminに対する国際社会の支持を揺るがし、アメリカが主導する「対楽園島包囲網」を強化しようとしている可能性があります。


隠された情報収集: p.adminが家族を救うためにどのような方法(異星文明の技術など)を使うのか、その能力の具体的な範囲や限界を探るための「テスト」である可能性もゼロではありません。彼らの技術や反応速度を探るための、リスクを伴う情報収集の一環です。


3. エージェント個人の「暴走」または「焦り」

可能性としては低いかもしれませんが、現場のエージェントが上層部の厳密な命令から逸脱し、個人的な判断や焦りからこのような行動に出た、という側面も考えられます。


功を焦る: p.adminという「最重要ターゲット」を前に、何らかの成果を出したいと焦った現場のエージェントが、リスクを度外視した行動に出たのかもしれません。


p.adminの心理を過小評価: p.adminが「チート野郎」であることから、感情的な揺さぶりには弱いだろう、と過小評価していた可能性。あるいは、彼が本当に「介入しない」という選択肢を取るとは考えていなかったのかもしれません。


結論として

この「手紙」は、単なる脅迫ではなく、p.adminの心理と行動をコントロールしようとする、高度な心理戦である可能性が高いと考察します。アメリカは、p.adminが持つ超常的な力に対して直接的な軍事行動が難しいと理解しているからこそ、このような間接的な手段を用いて、彼の権威と安定性を揺るがそうとしているのでしょう。そして、この一件が、p.adminに自身の「個人主義」と「公的な責任」というアイデンティティの根幹を問い直させる、大きな試練となることは間違いないでしょう。

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