DAY 15 2025/3下旬 最初の介入とロシアの敗戦
流石に誤字や変な日本語表現が目立ちすぎるので色々修正した
寝ぼけながらタイピングした内容の質が低いという事実を思い知らされた
p.adminは異星ドローンの偵察で、ウクライナ東部の実効前線や必要情報を約一週間かけて把握し続けた
一日で双方と民間人を数えて1500人死傷の代償なのに時間は貴重だが、
かと言って下手に動くと敵友軍も見分けなくては意味がない
ハルキフ、ドネツク州、イジューム、ヘルソンのドニプロ川より東の交戦地域の民間人はほぼ避難済であったが、
それより後方の地域にはロシアの占領下でも民間人が大勢住んでいる
ザポリッジャ原発はやや前線に近いですが、ここの状況はより複雑でロシア軍の他に、IAEAや元々ウクライナ側の原発職員も居た
クリミア半島は逆にロシア軍が少数で90%以上が民間人、開戦時、大勢の血を流したマリウポリ防衛戦が起こったマリウポリ市もまた民間人が住んでいる
p.adminにとって一番厄介な問題は「ロシア軍だけ」を駆逐する方法はあまりない事
前線ならある程度可能ですが、後方の都市や村になるとそう簡単には行かない
村人と村に滞在したロシア軍の見分け方法も曖昧で、ロシア軍の人が軍服を着ないと見分けもつかない
ドローンが半径1KMの重力シールドを展開しながら10km/hくらいの速度で移動すると、
当たった建物や構造物は潰され瓦礫が溜まった更地となった
まるで地すべりのようで、その瓦礫を目前にして戦車や歩兵戦闘車が逃げなければ、またもや瓦礫の一部になる勢い
通常の人なら、この光景を見たら逃げるしかないと思うはずです
しかし、前線の廃墟でこれができても、後方の都市ではこの手はやりにくい
例えばクリミア半島をすべて更地にするか?異星ドローンの力で、できるできないと言えばできるが
戦後の立て直しを考えて、あまりにもコストが高すぎたとp.adminが悩んでいた
*** 悩んでいても、人が死んでいくことを忘れてはいけない
まず、p.adminは「見せしめの押し出し戦略」を実行した
ハルキフ、ドネツク州、イジューム、ヘルソンのドニプロ川より東の前線にはドローンを1000機程を使い、北から南まで2KM間隔で前線をなぞるように排列させ、すべて半径1KMのシールドを展開させた
シールドを展開させたドローンは最初は人が歩く位の速度でロシア側に移動し、やがって10km/h~20km/hまで加速した
シールドがロシア軍が利用していた前線の建物やテントに当たると直ぐに潰され、潰された瓦礫がまた積み上げながら次の建物を潰す、建物の密度にもよるが、廃村を丸ごと潰すとまるで瓦礫の津波のようにロシア側の東へゆっくり侵食している
瓦礫の津波を目の前にしたロシア軍は成す術もなく、塹壕に隠れても逃れない、やがて、ロシア軍らは「これがウクライナ軍の攻撃ではなく大規模自然災害」を悟った時に、大勢のロシア軍が逃げ出した
戦車が逃げて、歩兵戦闘車も逃げて、トラックに乗って逃げて、民間車両を奪って逃げて、ロシア軍がバイクを奪い合い逃げていた
脱落したロシア兵はその足で必死に東に向けて逃げた
途中、p.adminはドローンの移動速度が20kmでは早すぎたと判断し10km/hまで減速させた
それでも置き去りされた負傷兵が多数居て、p.adminは悩んでいた
松葉杖を持つ負傷兵もいれば、稀だが車椅子乗っているロシア傷員まで居た、片手か片足が切断されたようなロシア兵も居た
本来ならばこうした傷員が前線に復帰するはずもなく、もう戦争とは無縁のはず
「いくら徴兵されたとは言え、銃を持って他の国へ侵略する事は、自分が反撃されて死ぬを覚悟すると同義」
しかしp.adminとしてやりたいのは「戦争犯罪を裁く」ではなく戦争自体を止めること、彼らの生死はウクライナに判断させましょう
p.adminが悩んだ末、逃げ遅れたロシア兵を異星ドローンのワープ転送により、ウクライナ部隊が駐在した戦線前に「転送した」
小銃や武器等を携帯していたロシア兵には、異星ドローンの繊細な重力操作で叩き落とすか、レーザーで破壊するかで処置した
それでも手榴弾や爆薬を携行したロシア兵は事前に選定したウクライナ軍に近い沼の上空10Mに転送し落下させた上に、大きな警告音を鳴らしながらウクライナ軍の注意を引き寄せる
初日の24時間ではザポリッジャ原発付近を除き、北から南まで隙間がなく並んた異星ドローンのシールド移動で起きた「瓦礫の津波」により、戦線は東へ約200km程移動した
200kmの移動で積み上げた瓦礫は高さ20M幅が1000km超えるの連峰となり、
そして「更地」にされた途中の土地は何もかも潰され、文字通り「何もない平原地帯」となってしまった
残念ながら畑も水路も大きく破壊され復旧しない限り農業は無理だろう
これを見たロシア軍高層は二日後ようやく動き出し、ウクライナ東部からロシア軍の全面撤退を命じた
ロシア軍の自主的撤退を観測できたp.adminは、瓦礫の山々を異星ドローンのワープ転送で黒海に投棄した
その様子を確認したウクライナ軍もこの勢いを乗り領土を回復し、ザポリッジャ原発もウクライナ軍に包囲された
暫くしたら、ザポリッジャ原発ロシア軍関係者から投降の申し入れがあった
#### クリミア南海岸
クリミア南海岸にあるゼヴァストーポリ海軍基地には、数隻の駆逐艦や潜水艦や数多くのミサイル艇や哨戒艇が停泊している
ここは、既にウクライナのミサイル、ドローン(人類の)や無人船による攻撃が複数回行われたので、停泊中のロシア艦船の数はそこまでない
p.adminはまず異星ドローンのワープ移動を使って、停泊中の艦船を重力フィールドに包みながら空中まで浮遊させ、二度と戦争に参加できないようにそして極地のシベリアのバイカル湖に転送した
ドローンによるワープ移動能力はシールド展開より小さくに約半径500Mまで、半径500M球体内の物体や生物を最大ワープ1(光速)の速度で目的地に移動、現時点で人類最大の空母や潜水艦もこの範囲内に収められる
次々と艦船が消えたゼヴァストーポリ海軍基地に対してロシア海軍幹部が大きく動揺する中
p.adminは異星文明ドローンに命令を出して、クリミア市中の戦車、自走砲、レーダー車、ロケット発射車、移動型対空ミサイルや燃料補給車等を、直ぐ脱出できないようにシベリアの山、高原地帯、または道路が舗装されない山の麓にワープ転送した
それをしている間にクリミアのセヴァストポリ空港に停留しているSu-34とSu-35が緊急発進し、燃料を補給しながらロシアの遠東エリアまで避難した
p.adminこれらの情報をホログラムでウクライナ軍の幹部に見せたが、身バレ防止の為にメッセージや指示を出してない
ウクライナ軍もこのような好機を見逃す事無く装甲部隊でクリミア半島を急襲させ、数日後、クリミア半島に残留されたロシア軍が民間車両に乗り込みクリミア大橋経由でロシア本土に逃げ込んだ
数日のしない内に、クリミア半島もウクライナ軍によって解放された
#### マリウポリの解放とロシア軍の復讐
「解放」の波はやがてウクライナの東南部まで波及され、「マリウポリの20日間」と呼ばれたかつての激戦区のマリウポリ市もようやく解放された
しかし、マリウポリに駐在したロシア軍が撤退する時に自動小銃を他売って民間人を無差別に射殺する事となった
異星文明ドローンの観測で分かったp.adminは即座にシールド展開で阻止したが、
それでも数千人単位の負傷者が出て、一刻を争く重症者も数百人程度いました
p.adminは悔しいながらも中度や軽度の負傷者をウクライナ各都市の病院前にワープ転送し、ウクライナ政府に対応させた
一刻の時間を争う重症者については、p.adminが自分の責任と考え、異星文明に助けを求めた
p.admin:
「ロシア軍は何てことをしてくれた!システム命令:質問、異星文明文明に人命救助の為の緊急医療手段は持っているのか?」
異星タブレット:
「解、母艦や医療艦により自立作動の医療ベイやロボットを提供する事が可能、月面基地の建設や医療ベイの設置をお勧めします!」
p.admin:
「月面基地の建設だと!?今はもう人が死ぬ間際だぞどう見ても間に合わないよ!」
異星タブレット:
「解、医療ベイをマリウポリ現地に転送させ、負傷者はドローンにより医療ベイに安置した後で月面基地予定地にワープ転送する事を提案します、医療ベイに人類が必要な大気成分や緊急治療が自動的に行われます、これを実行しますか?YES/NO」
p.admin:
「命を救助できるならすぐにやってくれ!」
異星タブレット:
「了解した、ウクライナ東部、東南部に重度の負傷を負った民間人にこれを準じた処置を行います」
異星ドローンのホログラム映像により、長さ3M幅1M高さ1Mの半透明の棺のようなものが襲撃現場に設置され
カバーが開いて、負傷者が全員重力操作で「棺」の中に入れられた後に、次の瞬間、異星ドローンのワープ転送で消えてなくなった
異星ドローンのホログラム画面が月に切り替わり、地球から見えない月の裏側の平坦的な場所に数千の医療ベイが1M間隔できっしり設置され、まわりには既に数十台分のロボットが異星文明から提供された資材を持ち運び月面基地を建設し始めた
p.admin:
「これって本当によかったのか?月だとどうやって戻るのか?」
異星タブレット:
「月面基地の基本的な建設は人類始点で200時間かかる、その後は負傷者の基本的な治療を終え、月面基地に継続治療やリハビリ活動を推奨する、地球への帰還の場合ははワープ転送を利用」
p.admin:
「それだと、その月面基地を誰か管理しないといけないのか?」
異星タブレット:
「p.adminが管理者を指定するまでの間、ロボットにより管理や、我々ポルポカラマリの乗員が最小限の接触の上で見守ると約束する
p:そうか、とりあえず沢山の命を助けたことを感謝する、他の対策は追って質問まだは指示を出す」
***
p.adminによるウクライナ介入後の五日間、ロシア軍がウクライナから全面的に撤退し、撤退の過程でロシア軍の負傷者や「瓦礫の津波」に絡まれた民間人は数は少ないが死亡者が出てきた、撤退中のロシア軍に虐殺された民間人も数十名居た
また、置き去りされ、逃げ遅れになったロシア軍も数十名が死亡
ワープ転送した後にウクライナ軍によって射殺されたロシア軍も十数名居た
この五日間、異星ドローンやタブレット端末のアシストがあるとは言え、p.adminはほとんど一睡もしなかった
妻のW子も異変を気づき、p.adminは「すべてが終わったから説明する、今は命が関わっているのだ!」とこの場を凌ぎ、W子は食べ物を用意してp.adminの仕事部屋の前に置くようになった
ロシア軍の全面撤退を確認し、要救助者もいなかったを確認できたp.adminは倒れたのように眠り込んでしまった
*** AI生成内容
ロシア高層の対話
p.adminの介入(シールド壁による押し出し、クリミアの艦船・兵器のワープ転送)後、ロシア軍高層はモスクワのクレムリンで緊急会議を開いた。
プーチン大統領は苛立ちを隠せず、机を叩きながらFSB長官に問う。
「この『瓦礫の津波』は何だ? ウクライナにこんな技術はない。アメリカか? NATOか?」
「衛星映像と現地報告を確認しましたが、攻撃の痕跡がありません。ドローンらしき物体が確認されましたが、既知のどの国の技術とも一致しません。電磁パルスやレーザーの痕跡もなく、兵器庫や艦船がシベリアに『出現』した事実は説明不能です」とFSB長官は慎重に答えた
参謀総長が割って入り
「我々の核ミサイル基地もスキャンされている可能性があります。ザポリージャ原発周辺の部隊は、不可解な『壁』に押されて撤退を余儀なくされました。戦車もミサイルも無力化され、兵士はパニックに陥っています」
国防相
「全面撤退を命じましたが、国民への説明が必要です。『自然災害』として処理し、国際社会の非難を避けるべきです。ただし、この技術の出所を特定しない限り、再侵攻は不可能です」
プーチン大統領は目を細め、「中国に相談しろ。彼らの衛星や情報網なら何か掴めるかもしれない。だが、NATOが動く前に、我々の次の手を考えねばならん。」
***
NATO本部、ブリュッセル(2025年3月下旬)
出席者:NATO事務総長、米英仏の軍事代表、ウクライナ代表
事務総長が衛星映像をスクリーンに映し出す
「ウクライナ東部の戦線が200km後退し、ロシア軍が全面撤退を始めた。不可解なのは、戦闘の痕跡がほぼないことだ。瓦礫の山と更地が広がり、クリミアの艦船がシベリアに『移動』したと報告されている」
米軍代表が眉をひそめ「我々の反重力研究(元素115号)でも、こんな規模の移動は不可能だ。ドローンらしき物体が確認されたが、ステルス性能が高すぎて追跡できない。CIAはウクライナの新兵器の可能性を疑っているが、証拠はない。」
「我々にこんな技術はない。だが、この好機を逃す手はない。ザポリージャ原発の奪還も目前だ。」とウクライナ代表が反論
英軍代表
「ロシアが『自然災害』と主張しているが、中国やイランの衛星が動き始めている。もし第三の勢力が関与しているなら、NATOの防衛態勢を見直す必要がある」
事務総長
「現時点ではウクライナ支援を継続し、情報収集を強化する。だが、この技術の出所が判明するまで、慎重な対応が必要だ。」
***
米軍の対応
CIA局長
「ウクライナ東部の状況は異常だ。衛星が捉えたのは、半径1kmの『壁』が戦線を押し出す映像のみ。ロシアの艦船がシベリアのバイカル湖に出現したという報告もあるが、物的証拠は乏しい。」
統合参謀本部
「我々の元素115号研究は、こんな規模のワープやシールドを再現できない。中国も同様の技術を持たない。ロシアが内部で混乱しているのは確かだが、彼らが『自然災害』と主張するのは我々への牽制かもしれない。」
国防長官
「NSAに全通信の監視を強化させ、ウクライナ国内外の異常なデータトラフィックを追跡しろ。もしこれが第三の勢力なら、国家安全保障上の脅威だ。だが、ウクライナの領土回復は我々の利益にも合致する。現時点では静観し、NATOと情報共有を続ける。」
CIA局長「一つの仮説として、未知の非国家主体が関与している可能性も排除できない。ネット上の異常な検索パターンや暗号化通信を調査中だ。」
著者視点:
月面基地はポルポ・カラマリ人の提案でp.adminが「建造決定」するわけだが、現実問題として世界中で探しても3m立方サイズの医療ベイ5000台を置く場所はない、各国の監視の目から逃れて安全で信頼できる場所は人工島を建設するか、月の裏側しかない
さらに一刻も争う緊喫の救急救命が必要な多数の重傷者の治療を考えると、選択肢は月面基地に限るという結果となった
また月面基地の建設についてはポルポ・カラマリ文明にも望まれた結果とも言える
彼ら自分が月面基地を建設すると人類文明への直接干渉に捉われるが、p.adminの要請で建設するにはプロセス的に異星文明が協力者であり決定者ではない
物語の序盤と中盤に月面基地には「人類改革の為、善人の為の異星医療提供」という大きな役割が発生する予定です
なお後程シナリオに登場する「異星医療の提供」はp.adminの身バレに繋がった大元の原因とも言える