D-DAY+3 2026/12下旬 狂乱のトランプ(決戦アメリカ篇:終)
場所:ホワイトハウス執務室
トランプ大統領は、執務室の机に拳を叩きつけ、怒りのあまり顔を真っ赤にしていた。国務長官、国防長官、統合参謀本部議長が彼の前に立っているが、誰も口を開くことができない。
トランプ大統領:
「一体どういうことだ!二つの空母艦隊が、勝手に台湾から離れただと?!誰がそんな命令を出したんだ!私は何も聞いていないぞ!」
統合参謀本部議長:
「…大統領、艦隊司令官からの報告です。艦載機がすべて離陸不能になり、空母自体が…見えない力で港から押し出されたと。これ以上は無駄な抵抗であり、士気も低下すると判断し、司令官が自らの判断で撤退を決断しました」
トランプ大統領:
「馬鹿なことを言うな!そんなことがあり得るか!私の最強の空母艦隊が、目に見えない幽霊に追い出されただと?!信じられるか!我々は…全世界から笑いものにされる!」
トランプは、執務室の中を怒りに任せて歩き回った。彼の頭の中では、p.adminの嘲笑が木霊していた
国防長官:
「さらに、台湾での作戦もすべて失敗しました。L総統は辞任し、代理総統がアメリカとの同盟安保を棚上げにしました。p.adminの関係者も一人も捕らえられず…」
トランプ大統領:
「黙れ!私が聞きたいのは、どうして失敗したかではない!どうやって、あいつを終わらせるかだ!」
トランプは、机の上の資料をすべて床に叩き落とした。その中には、p.adminに無力化されたF-35や、台湾政府がアメリカの提案を拒絶する声明が書かれた報告書も含まれていた
国務長官:
「…大統領、現状、軍事力でp.adminに対抗することは不可能です。我々の核兵器はすべて没収され、通常兵器も彼らの重力操作の前には意味をなしません。台湾も我々から離反しようとしている。国際社会は我々を非難しています。」
トランプは、国務長官の胸ぐらを掴んだ
トランプ大統領:
「…ならどうする?このまま、あいつに世界を支配させておくのか!?アメリカの威信は、どうなる!私は、あいつに跪くことなど…断じてない!」
彼の目には、狂気が宿っていた
トランプ大統領:
「…いいだろう。軍事力では勝てない。ならば、別の方法を使うしかない。DAPRA長官はどこだ!今すぐ、放射能爆弾を製造しろ!核兵器はなくても、汚い爆弾は作れるはずだ!それを楽園島に…いや、東京に落としてやる!」
その言葉に、国防長官と国務長官は凍りついた。トランプは、もはや理性を失っていた。彼は、p.adminの報復と、自らの威信回復のためなら、無関係な人々を巻き込むことも厭わない、最も危険な道を歩み始めていた
#### 苦渋の停戦交渉
狂気に満ちたトランプの言葉に、国務長官と国防長官は凍り付いた。しかし、彼らは冷静さを保ち、大統領を説得しようと試みた
国務長官:
「大統領、お待ちください。東京に放射能爆弾を落とすなど…あり得ません。日本は我々の最も重要な同盟国です。そのような行動に出れば、国際社会からの非難は避けられず、我々は完全に孤立します。それに…」
国防長官:
「大統領、楽園島には我々の兵士が1000人近く捕虜として収容されています。東京を攻撃すれば、彼らの命も危険に晒されるでしょう。p.adminは、人命を尊重する男です。彼らを交渉の切り札として使うべきです」
トランプは、彼らの言葉に耳を傾けた。彼の心には、まだ怒りが渦巻いていたが、現実的な選択肢がないことも理解し始めていた
トランプ大統領:
「だが、このままでは…アメリカの威信が地に落ちる!あいつに好き勝手させておくわけにはいかない!」
国務長官:
「p.adminは、戦いを望んでいません。それは彼の行動から明らかです。彼はただ、自らの正義を貫こうとしているだけです。我々が彼を理解し、交渉の席につくことこそ、アメリカの威信を取り戻す唯一の道です」
国防長官:
「その通りです。彼の技術は、我々の脅威となる一方で、我々が直面するあらゆる問題を解決できる可能性を秘めています。例えば、世界の飢餓、環境問題、そして…」
トランプは、深く息を吐き、椅子に座り込んだ。彼は、自らの敗北を認めることの屈辱に耐えながら、現実と向き合っていた
トランプ大統領:
「…わかった。では、どうする?どうすれば、あの男と取引できる?」
国務長官:
「まず、停戦を申し入れます。そして、交渉の席で、我々が一方的に敗北したという事実を覆す。p.adminに、我々が提供できる『価値』を見せつけ、交渉を有利に進めるのです」
トランプ大統領:
「交渉だと?…どんな条件を出す?」
国防長官:
「我々は、楽園島と1年間の停戦を求めます。その間、互いに軍事行動は起こさない。その見返りに、我々はp.adminに、今回の件に関して一切の制裁を課さないことを約束する。もちろん、捕虜の交換も含まれます」
トランプは、その提案に不満そうな表情を浮かべた。しかし、これが現状で最も現実的な選択肢であることも理解していた
トランプ大統領:
「…わかった。その交渉を進めろ。ただし、必ず、アメリカに有利な形で話をまとめろ。そして、二度とあいつに、我々を侮辱させるな」
トランプは、最終的に自らの怒りを抑え、『停戦』という苦渋の決断を下した。それは、彼にとっての敗北であり、p.adminが目指す新しい世界の始まりを意味していた
やや短いエピローグですが
これにて決戦アメリカ編が終わります




