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D-DAY 2026/12下旬 アメリカ本会議決裂後:その3 Mud Match with Humans

#### AM 12:00 戦場整理


p.adminは重力操作で潜水艦を強制浮上させるようにドローンに命令し、ハッチを強制的に開け内部の乗員をワープ転送し拘束した

原潜4隻には原子炉メルトダウンのリスクがあるため、反重力装置と見られる船首の箱を回収したあと、船体ごとをモハーヴェ砂漠に移動させた

通常動力潜水艦の乗員は比較的に大人しく投降し、反重力装置の回収後、拘束して楽園島の留置所にワープした。

無人の潜水艦自体は楽園島の海上プラットフォームに重力操作で係留され、つまりp.adminにより没収された


90度垂直にして空中に釣り上げた大型タンカー船もさすがに乗員は全員降伏したので、同じく留置所にワープした

最初はレーザー攻撃及びマイクロ波攻撃の電力供給する為の原子炉があると考えて必要の人員を船に滞在させると思ったが

どうやら電力供給はいわば燃料電池的なもの、化学反応で一定時間大電流をレーザー及びマイクロ波ジェネレーターに供給できる仕組みでした

大型タンカー船はp.adminは再利用できると考えて、通常動力潜水艦と同様に戦利品として没収し楽園島側に係留した


楽園島の留置所には前回のイージス艦乗員も含めおおよそ1000人の米軍捕虜が入り、食事の配りや秩序の維持にp.adminは手を焼いた

楽園島の元ウクライナ軍人出身の人達約50人が自ら申し出があり、留置場内の秩序維持と米海軍捕虜の尋問に当たってくれた


p.admin:

「拘束も転送もドローン頼りで、楽園島は警備隊組織もないことが痛手ですね」


T先生:

「ウクライナの元軍人達は楽園島と米軍が開戦してもここのにいることを選び信頼できる人達だ!将来警備と軍組織は彼らの力を借りる手もある」


p.admin:

「今はまだ決められないが、現状彼らの力を借りないとできない部分は多いので、楽園島組織の形はこれから考えないとね」


なお、楽園島で行われた戦闘の様子はドローンによって録画されており、p.adminは最初公開しようとしたが

T先生の助言でアメリカに最低限のメンツを持つことで、将来の交渉には有利に働くと言って公開しなかった


尋問で分かった情報らはおおよそ一週間後にp.adminに渡され、どうやら美軍の反重力技術は不完全で、

反重力装置起動直前に同位体の生成を高圧環境で生成しないといけないらしく、生成装置は大幅モジュール化されたが自動化はできず手動操作が必要

生成しても反重力素材は半減期600秒程度で次第に重力場を生成する力が弱っていき使い物にならないと証言された

だからこそ、デコイ潜水艦には反重力素材を攻撃直前で製造するための技師がいた

なお、これらを証言した技師達は軍人ではなくNASAの技術者で、彼らは楽園島または日本への亡命を希望した

代わりに米軍将校、乗員と海兵隊の殆どば黙秘を貫いた


#### PM 1:00 台湾の状況:政治という名の泥沼


p.adminは戦場整理をする同時に、台湾に接近中の二つの空母機動部隊から台湾政府への通信を異星ドローンによって傍受できた(暗号はリアルタイムで解除された)

まとめると米軍側は「空母に機械トラブルが発生し、台湾の高雄港と花蓮港に寄港したく、さらに海兵隊にも上陸させて休憩したい」と台湾政府へ申し入れであった


p.admin:

「二つの空母艦隊に同時にトラブルが発生するのは明らかに嘘ですね、海兵隊も上陸させるのはクーデターと予想するが」

「ただし現状米軍からの明確な侵略行為は見られず、台湾政府の裁量でどうなるかは心配」


T先生:

「Azure君は戦術と技術的な作戦に素晴らしいか、こうした人間との駆け引きは私とH先生に任せてくれないか」


しばらくして台湾のニュースにより、空母艦隊には米国のA国務次官補も同乗したことが分かり、

二つ空母艦隊の指揮官のB少将とC準将は台湾の国防部と総統府に挨拶に行くと報じられた


海兵隊の上陸は台湾国防部には難色を示したが、シフトで500人程度が日帰りで港周辺エリアでの日常活動を許された

もちろん武器の携行は許されなかった


台湾の政治的な状況を補足すると、共産中国と対立した数年前までは親米・親日的な国だが

より親米派のD与党と中国融合派のK野党と諸小党が存在した、前の中国民主化協力と香港代理統治問題の時にも与党と野党間はかなり揉めた

なお、台湾の軍事力はかなりアメリカに依存して、台湾の中央山脈にあるレーダーサイトは米軍によって管理された噂すらあった

台湾が所有するF-16V、HIMASロケット発射車と主力戦車であるM1A2もアメリカのデータリンク化に置かれ、いざとなればアメリカはリモートで起動無効化できると噂された


米軍と台湾与党政権間の会談は、絶対に良からぬことを算段しているとp.adminは思いT先生とH先生、S子R子とともに策を練っていた


p.admin:

「これだと台湾の警察も検察も政権側、つまり米側に偏るかもしれないのでドローンの命令を修正する」

「システム命令、ただいまより72時間以内に台湾島、澎湖島及び周辺島で人員の拘束や衝突行動パターンを検出し、すべて重力操作で阻止する」

「追加条件:一般民衆を連行、拘束または殺傷しようとした人類個体に行動を一時拘束し、民衆、警察や軍人等の所属や前に設定したマーカーは問わない!」


p.adminは台湾のD与党はアメリカに従い、あらゆる手段で台湾メンバーの関係者を拘束すると見て、ドローンの介入範囲を広げた


#### PM 4:00 内乱罪と外患罪


午後4時台湾内政部と警政署から共同の緊急会見が開いた


台湾内政部報道官:

「p.adminや楽園島は同盟国アメリカにテロリスト組織に認定された事実に基き

台湾政府はp.admin(Azure)及び協力者に内乱罪と外患罪、殺人罪、公務執行妨害等の罪で起訴し、逮捕令状を発行した」


p.adminと台湾出身のメンバー達はは政府会見を見て、もともとp.adminは「家」と思った台湾は「敵」となって悔しくてなりませんでした


台湾政府の「p.adminの内乱罪と外患罪」記者会見後、光学的に完全ステルス化のドローン1000機の台湾北部上空に様子を監視している

それと同時に、H先生R子S子妻のW子である台湾対策チームは、各自の家族知人の保護と台湾政府の動向をドローンを通してみている


チームの皆はドローンのホログラムを通して各自の家族に説得して、おおよそ50人くらいはワープを通して一時楽園島に退避してきた


#### PM 5:00


会見後、台湾北部の台北市長、新北市長と桃園市長が与党政権の決定に反発し、

それぞれ管轄の市警局は「p.adminや関係者の逮捕の協力をしない」と共同声明を出した

台北市長は「そもそも司法権の乱用で、p.admin殿の家族と知人であるだけで逮捕されるのはもはや自由民主国家がやることではない」

警政署長の記者会見で「大規模逮捕に基づく法律と根拠は?」について記者に追及されたが、

「国家安全に係る決定事項だ!」と言って以後は沈黙を貫いた


世論は直ぐ分裂し

「台湾のためなら今は黙れ!」の親米派と

「正義を貫いたのはどうみてもp.adminの方」と

p.admin支持派はネットSNSで対立してた


台湾の空軍出身のD元国防部長も記者会見を開き、「アメリカは台湾をp.admin勢力圏を対抗するための第二の人質にする」と的確に指摘した

これに応じ、台湾政府は即刻にD元国防部長の逮捕令状を出した、理由は「国安法違反:外国勢力と結託の容疑」

H先生はこれを見て、急遽D元国防部長の身辺家族の保護に動いた


p.admin:

「p.adminになる前からおかしいと思ったが、はやりD与党はそもそも民主主義ではなく、

台湾独立のためなら独裁体制も辞めないモンスター政党であることは今証明されたね」


p.admin:

「もし将来楽園島に軍事戦略の参謀が要るなら、元国防部長のDさんは適任かもしれないが今はそれどころじゃないね」


T先生:

「Azure君、良いかアメリカの罠にハマってはいけない、台湾は独裁化してアメリカと同調したら直ぐ対抗せず、知人だけ救助すればよし」


p.admin:

「介入の大義名分が薄く、圧倒的力で台湾を支配すれば『p.adminは民主主義を否定する悪』というアメリカの思う壺だからでしょうか?」


T先生:

「うむ、そして静観すると台湾が敵のアメリカ勢力に陥る、というのはAzure君のジレンマ」


T先生:

「残念ながら台湾政権の行方は一定程度の混乱の後自浄作用で自ら問題を解決するしかないね、Azure君は守りたい人達だけに力を入れれば良い」


p.admin:

「もし台湾政府戒厳令を発して反対派の立法院委員(国会議員)を逮捕しても介入しないですか?」


T先生:

「その時は、台湾の民主主義の維持にちょっとした『助け』をすれば良い」


#### PM 6:00


台湾北部の警察組織は中央の無謀な逮捕に協力しない方針により、与党D党は中央直轄の検察と憲兵隊(司法警察相当)と調査局エージェントを使い

p.adminと台湾メンバーの親族、関係者、さらに知り合いまでも逮捕、拘束の対象に入った

また、アメリカと台湾与党の決定にあからさまに反対的なスタンスを持つ著名人や元官僚などにも「国家安全法」の恣意的拡大解釈で逮捕する流れになった


強制逮捕自体はp.adminの前のドローン命令によりすべて阻止されたが、

相手が任意同行を許した場合は「衝突」と判定されず、すでに数十人程度が検察側に確保された

その一部は調査局の取り調べにも受けるように事態は動いた


これらを実質的に対応しているのはH先生で、R子S子は政治には詳しくないのでアシスト的なことしかできない

p.adminも自ら協力したい気持ちだが、EU/アジア諸国の動きに対応しながら最大の敵であるアメリカの出方を待つ状態では時間をあまり割る事ができなかった


p.admin:

「H先生、台北市内の中正紀念堂(自由広場)でシールドを展開するセーフゾーンを作ります、逮捕されそうな人はそこに避難するようにと呼び掛けてください!」


H先生:

「Azure君了解です、1000人以上の要保護対象の個別対応はわれわれだけでは現実じゃないので今はこっちの方がよさそうです」


H先生はホログラムを通して避難を呼びかけた

ホログラムは台湾北部の各地に出現した


H先生(ホログラム):

「今台湾政府に理不尽な迫害を受けている人々は、今すぐ中正紀念堂へ避難してください、避難が困難な場合は我々は協力する」


逮捕直前など緊迫な状態である台湾の人々は両手が胸の前に交差するような手振りをすれば、

ドローンがそれを検知して簡単なポリグラフテストを行った後同行者も含めて中正紀念堂にワープで転送するようにH先生が指示した


数時間内に沢山の人(>1000人)々は自主的に中正紀念堂に集まり、逮捕直前で救出された人も数十人に及んだ


#### PM 9:00


p.admin:

「本当は中正紀念堂はかつて台湾の権威の象徴なのであまり好きではないが、広さと避難観点的にはここが最適ですからね」

「かつての台湾の民主化運動も選挙不正への大型抗議活動もここを利用したけどね、もし足りない場合は国父記念館も第二の避難地にしましょう」

「R子、S子、仮設トイレと食料品飲用水等は状況を見て中正紀念堂にワープ転送で手配してくれ」


R子、S子:

「了解です」


憲兵、調査局による逮捕がドローンの妨害で失敗され、さらに国家権力が中正紀念堂へ進入できない事態をみて

台湾のD与党のL総統は、緊急命令※を発令した

これによって裁判なしで指揮官が指示した行政命令は法律の同等な効力があるが、緊急命令の発令後、戒厳と同様に国会(立法院)の後追い承認が必要とした


※緊急命令:台湾法律において戒厳の一個下の緊急事態宣言、主に大規模災害を即時に対応する為に法律権限を強化するための特別措置法


#### PM 11:00


現状、台湾の野党らは半数以上の議席数を持ちである為、

「緊急命令」の発令に応じて野党はすぐ緊急国会を開き、「緊急命令」は深夜の11時過ぎに過半数の否決により解除された

それに応じてL総統は直ぐに緊急命令を再発令と同時に、叛國罪(国家反逆罪)容疑として野党議員らを逮捕するように憲兵隊に指示した


この状況を見てH先生は一旦立法院議場内にホログラムで出現し、議員らの中正紀念堂への避難を呼びかけた

この話に持ちまして本日の投稿は終わりました

シナリオが途中に見えるが12時超えたら次の日なので分割されてしまいます(苦笑)

屁理屈に聞こえるかもしれないが現時点の区切り方なのでご了承ください

続きは来週の時間がある時に下書きを整理、加筆しながら投稿します

ある程度の下書きがあるとはいえ、本日だけで5話投稿した

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