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DAY 1YR+277 2026/12下旬 p.adminのカメラ趣味の日帰り旅 (アメリカ本会議まで11日)

この話はフィクションです、現実世界のニコン社とキャノン社と関係ありません

NikoとかKanonとかを変えても変なので、社名をこのまま物語中で使わせていただきます

p.adminは新しく買ったカメラを持って、常磐線特急を乗って東京駅の隣にあるKITTEデパートに行った


鉄道を利用するのはアメリカからの攻撃に対する安全的な配慮、FBI/CIAによる偽装事故やミサイル攻撃の可能性もゼロではない

勿論p.adminはそれについて予め数十通りの襲撃シパターンを想定して、あらかじめ異星ドローンに命令しており、

何があっても安全だけは確保されるように対策した

例えば異世界送りと呼ばれる大型トラックが突っ込んできても、ぺちゃんこになるのはトラックの方だ

頭の上からレーザー攻撃が来ても、重力操作で0.1ms(マイクロ秒)以内でp.adminの位置をずらすように対策しており、

試算では1MWレーザー攻撃でもぜいぜい髪が焦げるくらいでした

目は保護しないといけないと思い、p.adminが今付けている眼鏡は異星テクノロジー謹製でガラス部の物理性質外界の光が強ければ黒くなり、

レーザー攻撃が目に向けて来たら99.9998%程度のエネルギーを吸収してくれるそうです


因みにつくばから常磐線を乗るには車で駅まで移動するのが必要で、p.adminは人の目を避けたいため荒川沖駅を選んでいた

小さな駅ですが常磐線特急ときわは止まってくれて、安全問題は異星ドローンに確保された以上人気のない駅は騒ぎを起こさなくて敢えて良い


みどりの窓口で、グリーン車指定席の特急券付き往復乗車券を購入して、直ぐ来た「特急ときわ」を乗りこんだ

たまたま乗った列車のグリーン車指定席ですが、何故か車内では隅っこにSPらしい黒服の二人しか乗ってなくてp.adminは「ここにもらやれたか」と思ったが無視した

食事に時間を使いたくない為車内販売の幕の内弁当を買った。Azureの所持金はまた1200円を減った

変哲のない弁当だが、特急の中で食べたら一気に旅行気分を感じるようになった


電車は1時間で東京駅に到着し、p.adminは常磐線乗り場から降りた

コロナ流行になって以来、p.adminは東京駅構内で出歩く事は殆どなく、

ここは平日休日問わずに通行人が多くp.adminが太いせいでバレる可能性はある

まあバレても相手がしつこく付きまとう事さえなければ無視すれば良い話だが…

p.adminはそう考えながらコンコース通路を通って直ぐ丸の内側の出口から出られた


冬の東京駅丸の内駅前広場は、おしゃれなコードを着る都会の女性、観光客、子連れの主婦、営業っぽいサラリーマン…などなど

様々な人が見えた

そこそこ賑わう昼間ですが、何だが冬らしい気分を感じてくれた

p.adminは左手側のKITTEデパートに行き

屋上階まで登った


そして、EOS R1を手に取ったp.adminは

KITTEデパートの屋上で広く見渡せる東京駅丸の内側のビル群を撮影した


しばらくしたら背後から声を掛けられ、振り向いたら警護要員の警察官から

「p.admin殿、Nikon社の方は是非挨拶をしたいとの事、ご面会になれますか?」


p.admin:

「分かった、通してくれ」とp.adminは軽く頷く


会っても損はしないだろう、逃げるよりもきっぱりと断る方が逆に楽とp.adminが思った


すると初老のおじさんが挨拶してきて


Nikon相談役:

「お初にお目にかかります!Nikonの相談役を務めるHと言います、p.admin殿はカメラはお好きですね」


p.admin:

「いや昨日ちょっと買いたかったカメラを手に入れ、ここで試し撮りでもしようと、ちなみに今の私のことはAzureで呼んでください


Nikon相談役:

「では改めてAzure様、もしお時間がございましたら当社のニコン博物館にご覧になれますか?」


p.admin:

「ニコン博物館は昔から行きたかったね、もし迷惑じゃなかったら是非!」


Nikon相談役:

「ではご案内致します」


p.adminはカメラ好き、中にもNikonに対する信頼感が強い

2001年頃初めて買ったのプロコンデジもNikonのCoolpix 4500でした

それでもこのおじさんを信頼する理由にならないですが…「日常」に戻った彼は少し不用心かもしれない


KITTEビルを降りて、入口のロータリーで既にニコン社の社用車が待っていた

p.adminは一瞬警戒したが隣の警察官は「大丈夫」のようなと手振りして、

自分が運転しているわけじゃないから対応の余裕はあると思って車に乗った

車は品川方面に行き、約30分ほどでNikon博物館に到着した

相談役のおじさんに案内されてすんなりと中に入った


日本博物館の内、人良さそうな館長さんと相談役さんは親切にニコンの歴史を紹介してくれた


Nikon相談役:

「Azure様はいつもCanonシステムをお使いになるでしょうか?」


p.admin:

「いいえ、最近は寧ろNikonの方が多いねメイン機は御社のD850を使っているよ、そのほかにD800/D700/D300sなども持っていた」


Nikon相談役:

「弊社のカメラ達をご愛用していただき、誠にありがとうございます」


p.admin:

「最初の一眼レフはCanonのKiss Digital Nですが、近年はソニー、ニコンに転々と切り替える、というか全部持っててその日の気持ちで選ぶ感じですね」

「ただ15年前に亡くなったお父様はずっとNikon使っていて、子供時代ではNIkon=カメラ的な先入観がありました」


Nikon相談役:

「お父様もNikon使いですね、すばらしい所縁ですね」

「ところでCanon社のカメラを購入する理由を伺いしてもよろしいので?」


p.adminは少し考えてから答えた


p.admin:

「まず、メカシャッターが決め手ですね、御社のZ9とZ8は何度も手に取って使ってみたが、電子シャッターになってスピーカーから流した疑似シャッター音はどうしても慣れなかった」

「なんかこう…『撮影している感』は薄くなった、性能は良いのは分かっているけど、『そうじゃない』みたい感情が先に入った」


Nikon相談役:

「ふむ、確かに電子シャッターは一部のユーザーやファンから不評でしたね、わが社の革新とは言え、なかなか難しい面もあります」


p.admin:

「私のような趣味でカメラを持つ人は、ファインダーから見てシャッターを切るというメカニカル的な感触が重要ですね、未だに本格的にミラレスに移行しないのもこれが原因」

「あとはね、EOS R1に視線入力AFがあるですからね、瞳で見た方向にピント合わせるのが感動的でした、実用性はともかく」


Nikon相談役:

「それも確かに多くのユーザーから同じ意見を聞き及ぶ、我々も次の機種で頑張らないといけないな」


こうしてしばし歓談の後ニコン博物館を後にする際、館長さんから声を掛けられた


館長:

「Azure様、もし良かったら、うちのカメラをレビューしていただけませんか?」


p.admin:

「昔はブロガーやって仕事の合間でレビュー記事も書いてましたが、今は立場があってどうしてもきちんとした記事を書く時間はなくて」


館長:

「大丈夫ですよ、カメラを使いながらご感想を教えていただければ、後は我々に任せてください!」


Nikon相談役:

「会社の開発部に、メカシャッターを搭載した試作品のNikon Z9はあった気がするね、後日貸出致しますのでよかったら使ってみてください」

「あと一眼レフの現行機種ですが、うちのNikon D6も是非使ってみて是非ご感想を聞きたい」


p.admin:

「今日直ぐとかはちょっと難しいけど、後日で良いなら喜んで」


試作品のNikon Z9はこの場に無いので、博物館から離れる際に館長さんから展示品のプロ用カメラNikon D6と大三元レンズを渡された


Nikon相談役:

「ちなみに依頼料についてですが、源泉徴収後で○○○○万円でいかがでしょうか?確定申告の手間もなくて負担になりません」


補足:○○○○はご想像に任せます、一応常識な数字と設定してある


p.admin:

「(何か新手の賄賂?)いいえ、そこまで貰うはずもなく」


Nikon相談役:

「何をおっしゃる、Azure様が自らレビューしていただけるだけで我が社の光栄です」

「有名アイドルでCMを一本取るだけで吹っ飛ぶ金額ですよそんなに多くないと思いますよ」


相談役さんの話を聞いてとても魅力と感じた

Azureとしてのプライベートの資金は欲しいのも事実…


p.admin:

「ではご厚意に甘えて…」


そして直ぐに現金○○○万が入った封筒を渡され、

残額は既にAzureの個人口座に振り込んだと知らされた

口座番号も教えてないのにそれはおかしいですよね

(おかしいだったら笑えばいい…と思いたい)


夕方、p.adminは東京駅から特急ときわに乗って荒川沖まで戻り、そこから自分の車でつくばの家に帰った

晩ごはんはコンビニで買ったおにぎり2個で済ませた


余談、誰に録画されたかはわからないが、後日Canon社から

「KITTEデパート屋上でp.admin様がEOS R1を手に取りながら風景を撮影する映像を利用するに当たって」の連絡があった


出演料○○○○万と提示されましたが

p.adminは「映像利用はご随意に、出演料は受け取らない」とメールで返答した


翌日、Canon社から大三元レンズと大型望遠レンズ(800mm F5.6)がp.adminのつくばの自宅に届けられた


都合よく近くで出現したNikon社の相談役、そして、Canon社側の録画と連絡など

どうも裏で日本政府が工作している痕跡を感じるp.adminがいた

S子やT先生はそろそろ切れそうなので

p.adminは次の日からアメリカとの作戦に戻らないといけないらしい…

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