D-DAY+160 2027年6月上旬 朱雀の宮建設計画
* 日本時間 AM 7:00 楽園島 AM 11:00 p.adminつくば自宅
朝起きて、昨夜R子と一緒に仕事部屋で寝ましたが、起きた時にとなりにR子は居なかった
リビングに居てもR子の姿は見られず、しかし食卓には全員分の朝食とコーヒーは用意された
p.adminは異星タブレットで確認すると、R子は先に楽園島に戻った事が解った
つくばの家には食材はほとんどないため、そして家の前の車も動かされた形跡がない事から
R子は恐らく早起きして歩いてコンビニで朝食分の食材を買い、家族全員分の朝食を作ったら隣の大使館のワープゲートを通して楽園島に戻ったらしい
p.adminは念のためにホログラム通信でR子に連絡した
p.admin:
「R子おはよう…朝食ありがとう、もっとLee先生に頼ってもいいのにそうな朝早くから仕事に戻らなくても良いよ」
R子:
「旦那様、おはようございます!Lee先生に悪いと思い、せめて昼までに戻って業務を引継ぐと思った…私は大丈夫だから、旦那様とW子とS子はもっとゆっくり休んでください」
p.admin:
「R子も無理しないで…社会人ですら週休二日だから、行政業務でもやはりシフトは必要と思う…今まで配慮する余裕がなくてごめんな」
R子:
「旦那様は気にしなくても大丈夫ですよ、今は人手不足だし、昨日もよく休めたから…」
事実上、p.adminと主要幹部は代わりになる人は居ない事から、幹部達に明確に休む日は決まっていない
R子の仕事と言えば、内政や島内や月面基地の物資の管理、住民の要望への対応、そしてイギリス患者達の世話、勿論すべてがR子一人でやることじゃないけれど
内政部署は楽園島内で一番大きい行政組織で、職員とボランティアと合わせてで凡そ50人が働いている
重要の場面、例えば楽園島とイギリス間ワープゲートを開く時には、やはり信頼できる幹部が見守る必要がる
そうでなければ、一人のスパイの職員が居たら敵対国から大量の戦車や武装部隊が送られてしまえば、
楽園島陥落まではいかないでしょうけど死傷者が出て人質が取られても考えられる
だからこそ、異星ドローンの操作権限は基本的に幹部しか与えられず、ワープゲートを開く権限はもっと厳しく選別してある
p.adminとR子のホログラム通信がそろそろ終える頃に、S子がリビング隣の和室から顔を出してきた
S子:
「R子?え…R子はもう楽園島に戻ったんですか?そんなに急がなくても…」
R子:
「S子おはよう、朝食はもう作ってあるから…旦那様の事はお願いね」
S子:
「解った、R子も仕事がほとほとに、休憩をちゃんと意識しながら動いてね」
***
R子とのホログラム通信を終え、p.adminとS子は食卓に着けて朝食を頂きます
W子はまだ寝ているから、折角家に戻ったから、起こすまでもないとp.adminが思った
S子はコーヒーを飲みながら口を開いた
S子:
「せっかくつくばにいるから、以前私がお願いした『宮殿』の話を、日本の関係者…そして建築の事が詳しいOzaさんを混ぜて話し合いましょうか?」
p.admin:
「え?宮殿…確かに今でR子と君が別々のマンションに住む現状をちょっと何とかしたいと思うけど、4人世代用の広いマンションに引越しすれば済む話だし…宮殿は広すぎて逆に窮屈ってイギリスでは身をもって理解したではないか?結局自由にできる所は自分の部屋になってる事は変わらない」
しかし、p.adminの論点は直ぐにS子に反論されました
S子:
「たとえば、イギリスと国交締結後、楽園島に訪問したいとのお申出があればどうするつもり? うちは迎賓館を持ってないよ……行政ビルで国王陛下を招待するつもり? 宿泊はまさか国王陛下と皇后陛下をマンションに住ませるつもり?」
p.admin:
「それは……そうだけど、百歩譲って迎賓館が必要でも、自分が住む宮殿までは……」
S子:
「なら外国の使節は貴方とW子と面会したい、つまり謁見する時はどうする? 今までは私たちが当事国に行くパターンだけど、逆のパターンもあるよ」
p.admin:
「それは、別に会議室を使っても良いかなと」
S子:
「そんなのダメに決まってる。あなたは元首で王だから、自分のことは市長と間違ってない? そして将来はもっと多くの行政組織が次々と出来ると思うので、今の行政ビルは全然足りないよ」
p.adminは観念し、条件付きで同意しました。
p.admin: 「解った、解ったよ……宮殿、言わば行政組織や国賓の招待を含む建物の建設は認めるよ。ただバッキンガム宮殿のような感じはなしですよ……あれは気が重くて生活するのはストレスしかない」
その後、二人は具体的な構想を練り上げました。それは単なる建物の建設ではなく、楽園島の大規模な拡張と「町作り」に発展しました
1.「宮の島」建設: 本島の南に2.5km四方の人工島を増設。本島とは0.5kmの大橋で接続。ポルポカラマリによる楽園島の建設経験では、島の基礎の構成や水道、電気等のインフラ基礎建設では2-3週間と想定される
2.朱雀の宮(宮殿): 「宮の島」中央に300m四方の規模で建設。現代風建築を採用し、迎賓館・御用ホテル機能(1000人収容)、権威あるエントランス、広場、中庭、謁見の間を備える
3.宮殿の周囲に緑化区間の広い公園と大使館の区画を大小のバリエーションをそろえて大使館用地を100箇所を想定(現状、国交国の日本とウクライナは楽園島の大使館は持ってない)
4.商業・娯楽エリア: 買い物施設、映画館、ジム、レストラン、プール、サウナ、ビジネスホテルなどを建設し、島民の生活の質(QOL)を向上させる
5.楽園島は三つの島(南の宮の島、中央の本島、東の空港宇宙港エリア)で構成される事となり、島内の移動をEV車、EVバスを導入
p.admin:
「それは、まるで町作りですね…」
S子:
「そうよ。現状、楽園島の人達は買い物などはつくばへの日帰り便でそっちの商業施設を使っているの。自国に娯楽やストレスを発散できないのはかなり不味い状態よ……」
S子:
「島の建設はポルポカラマリ人と相談しないといけないけど、そのほかの仕事はOzaさん、Inoさん、IwaさんやKatoさん等他の幹部達に任せるべきだよ」
p.adminとS子が「町作り」を話し合う間に、W子も起きてリビングに降りてきた
p.adminはざっくりと島の増築と将来に宮殿に引越しすることをW子に伝え、W子は少し引越しに対して抵抗感があるがS子が宮殿の重要性を説明したらW子も納得してくれた
この日の昼、さっそくOzaさんやInoさんをつくばに来てもらい、宮殿やその他の施設の建設を話合う事となった
* 日本時間 PM 12:00 楽園島 PM 16:00 楽園島大使館
昼になり、p.adminは早速Ozaさん(土木技術支援総括官)とInoさん(鉄道・航空アドバイザー)をつくばの楽園島大使館に呼び寄せました
p.adminは二人を迎えて
p.admin:
「急に呼び出して申し訳ない。実は、楽園島の大規模な拡張と『宮殿』建設、そして都市計画について相談したい」
Ozaさんは興味深そうに答えた
Ozaさん:
「ほう、いよいよ本格的な首都建設ですか。ポルポ・カラマリの技術があれば、通常の工期とは比較にならない速度で実現可能ですな」
Inoさん:
「3つの島を結ぶ交通網ですね。EVバスだけでなく、将来的には新交通システム(AGT)のようなものの導入も視野に入れるべきかもしれません」
こうして、楽園島は単なる避難所・医療拠点から、一国の首都機能を持つ都市へと変貌するための大きな一歩を踏み出すことになりました
***
つくばの楽園島大使館、昼食の時間。大使館職員が気を利かせて手配してくれたのは、つくば駅前にある有名中華料理店「青山楼」の特製弁当でした。
蓋を開けると、そこには幕の内弁当とは一線を画す光景が広がっていました。新鮮な白身魚の甘辛揚げ、柔らかく調理された牛フィレ肉のオイスターソース炒め、彩り豊かな海鮮炒めなどがぎっしりと詰め込まれ、まるで小さなおせち料理のようでした
p.admin:
「ここの弁当は昔から時々買ってただけど、仕事用でこのような豪華な弁当食べれたのは今回は初めてかも…」
p.adminは、かつての研究員やサラリーマン時代、会議や出張で支給された冷たくて質素な弁当を思い出し、現在の状況とのギャップに自嘲気味に笑いました
Ozaさん:
「朱雀様、実は俺もそうなんですよ……会議中に配られた弁当なんて、良くて1000円程度のものでしたからね。これはどう見ても2000円を下らない。これは駅前の青山楼の弁当でしょう? 妻とよくお得なランチセットを食べに行ったけど、このランクの弁当は初めてです」
つくばに住居を構えるOzaさんも、p.adminと同じ「つくばの土地勘」と「庶民的な感覚」を共有しており、場の空気が和みました
食事の手が進むにつれ、話題は再び「朱雀の宮」建設へと戻りました。Ozaさんは箸を置き、技術者としての見解を真摯に述べました
Ozaさん:
「しかし、宮殿の建設となると、恐れながら私だけでは力不足だと思います……高架道路や橋梁、トンネル、頑張れば実用的な事務所などの設計はできますが………」
Ozaさん:
「さすがに『宮殿』となると、単なる箱ではなくデザイン性、内部の装飾、セキュリティーの配慮、そしてさや様がおっしゃっていた『権威』を示すような作り等……これらは専門の設計事務所や建設会社に担当してもらう方が近道だと思います」
さらに、Ozaさんは楽園島特有の構造的問題を指摘しました
Ozaさん:
「それに、迎賓館やバッキンガム宮殿と違って、楽園島は基本的に鉄骨構造の人工島です。ご存じの通り、床はハチの巣状の穴が開く金属パネルの重ねです。基礎工事のために地面を掘ることはできません。コンクリート造よりも軽量鉄骨造が望ましい。分かりやすい例でいえば、ショッピングモールみたいな作りになっちゃいますね。」
p.admin思い付きで口を開いた
p.admin:
「それだったら、既存の廃棄されたショッピングモールを重力操作で丸ごと持ってきて、それをベースで改造する方が工期が短縮するかな?」
Ozaさんは首を横に振って
Ozaさん: 「宮殿ではなく、商業施設ならケースバイケースで可能かもしれませんが、お勧めしませんね……建物の老朽化もありますし、既存の建物の基礎は楽園島と性質が違います。楽園島の場合は、柱
が床の接触面にある床の網に引っかかるフック構造で建物を固定するんです。既存の建物を無理やり加工すると強度が落ちる恐れがあります。」
* Inoさんの折衷案と神島建設への打診
ここで、楽園島空港建設でポルポ・カラマリとの協働経験を持つInoさんが発言しました。
Inoさん:
「おそらく、きちんとした設計図があれば、増築した『宮の島』のように、建築の主要構造の建設はポルポ・カラマリの方々に任せた方が速いと思いますね……彼らが我々より進んでいるのは反重力だけではなく、建築材料や建物の耐震や強度に関しても、我々人類より経験が豊富に違いありません」
Inoさんは少し考えてから続けた
Inoさん:
「そこで提言ですが、ハイブリッドな方式はどうでしょう? 宮殿の外観や内部空間の基本設計は地球の専門家に任せ、詳細な設計図を作ってもらう。その後、ポルポ・カラマリ人の協力やドローンによって宮殿の主要構造を完成させる。そして、内装やエレベーター、エスカレーター、トイレ、エアコン等の設置に関しては、改めて地球の建設会社に手伝ってもらうのです」
p.adminとS子はこの案に納得しました。
p.admin:
「解った、Inoさんの案を採用しましょう。Inoさん、Ozaさんは建設会社に心当たりがありますでしょうか?」
Ozaさん:
「昔からよく研究現場で関わったことがある神島建設はいかがでしょうか? そこなら、知り合いもいて多少わがままが言えると思います。日本を代表するスーパーゼネコンの一つですし、実績は申し分ありません」
Inoさん:
「私もOzaさんの意見に賛成です。私がいたNEXCOが携わっていた建設会社は、商業施設なら高速道路のSA/PAの建設が強いと思いますが、『宮殿』となるとやはり神島建設のような総合力が必要です」
Ozaさんはすぐに連絡を取り、この日の午後3時、神島建設の関係者がつくばの楽園島大使館を訪れることになりました
* 日本ゼネコン「神島建設」との会談
午後3時前。日本を代表するスーパーゼネコン、神島建設の一行がつくばの楽園島大使館に到着しました
その様子を見たp.adminは、昔のサラリーマン時代の癖で、自ら玄関まで出迎えようと腰を浮かせました
p.adminは立ち上がりかけて
p.admin(朱雀 椿):
「お、社長さん自ら来たのか。ちょっと玄関まで……」
T先生(日本大使)は穏やかにp.adminを手で制して
T先生(日本大使):
「陛下、お待ちください。一国の元首が企業のトップを玄関で出迎えるのは、外交儀礼上よろしくありません。ここは大使である私が出迎えるのが正しい筋です。陛下と妃殿下は、この会議室で座ってお待ちください」
p.adminは苦笑して
p.admin:
「ああ……そうか。T先生の言う通りですね。つい昔の感覚で動いてしまう」
T先生は一礼して退出し、一行を案内しに行きました。p.adminはS子と顔を見合わせ、居住まいを正しました
* 神島建設社長との再会と「原子力部」の謎
やがて、T先生の案内で神島建設の一行約8名が大きな会議室に入ってきました 先頭には神島建設社長。続いて秘書、建築設計本部、海外事業本部から各2名
そしてp.adminが気になったのは、なぜか原子力部の名刺を持つ担当者が2名いたことでした(おそらく、楽園島のエネルギー源に対する専門的な構造計算や遮蔽が必要と考えたのでしょう)
神島建設社長は深々と一礼して
神島建設社長:
「朱雀陛下、さや妃殿下。本日は拝謁の機会を賜り、誠に光栄に存じます。神島建設社長の神島でございます」
p.admin(朱雀 椿):
「神島社長、ようこそお越しくださいました。実は私、昔研究員だった頃に、御社の東京本社ビルでの共同研究に関わっていたことがあるんです。今回、こうしてまた違った形で御社と協力できるのも、何かしらの縁を感じますね」
神島建設社長は驚きと喜びの表情で
神島建設社長:
「左様でございましたか! 弊社の技術が陛下の記憶に残っておりましたこと、望外の喜びです」
場の空気が和んだところで、実務的な話し合いが始まりました
Ozaさんがメインとなり、Inoさんが補足する形で、「宮の島」建設プロジェクトの全容が説明されました
ポルポ・カラマリの重力制御による人工島造成、宮殿、そして周囲の商業施設群
その壮大な計画に、神島建設の社員たちは真剣な表情でメモを取っていました
説明が一通り終わると、建築設計本部長が手を挙げました
建築設計本部長:
「事情は理解いたしました。しかし、楽園島という特殊な環境での現地施工は、資材運搬や作業員の確保など不確定要素が多いかと存じます。……いっそのこと、宮殿本体は我々が日本の工場やドックで建設し、完成後に貴国の重力操作やワープ転送で『持っていく』というのはいかがでしょうか?」
非常に合理的で、日本のゼネコンらしい提案でした
Inoさん(鉄道・航空アドバイザー):
「なるほど。仮にその方式を採用した場合、工期はどれくらいを見込みますか?」
建築設計部社員:
「デザインや内装のグレードにもよりますが、300m四方の規模となると……プレハブ工法等を駆使しても、最低でも6ヶ月は掛かると考えられます」
その回答を聞いたOzaさんは自信満々に言い放ちました。
Ozaさん(土木技術支援総括官): 「6ヶ月か。……悪いが、そんなに待っていられないな。我が国の重力操作技術とドローン建設なら、建物の主要構造だけなら10日もかからないぞ。実際、土台となる『宮の島』も、インフラ敷設を含めて2週間くらいで完成させる予定だ」
建築設計本部長・社員一同:
「……は? 10日……ですか!?」 「2週間で島を……!?」
神島建設のプロフェッショナルたちは、あまりの技術格差に驚愕し、言葉を失いました。常識的な建築工程が根底から覆された瞬間でした
* 妥協点と合意
呆然とする社員たちを前に、神島建設の社長が落ち着いて発言し、場の流れをまとめました。
神島建設社長(穏やかに): 「……なるほど。構造体に関しては貴国の技術には遠く及びませんな。しかし、陛下がお住まいになる宮殿です。内装工事、装飾、設備の仕上げには、どうしても職人の手による丁寧な仕事が必要です。それには時間がかかることをご了承ください」
神島建設社長:
「構造は貴国が、設計と内装・設備工事は我が社が担当する。その分担であれば、我々も最高品質の空間を提供できると確信しております」
OzaさんとInoさんもその提案に同意しました
p.admin:
「ええ、社長のおっしゃる通りです。中身の快適さと美しさは、やはり地球の、そして日本の技術にお願いしたい」
Ozaさん主導でさらなる話し合った上に、合意事項を決定しました
1週間以内: 神島建設が設計概要書と概念図(デザイン案)を作成
1ヶ月以内: 楽園島側の同意後、詳細設計図(建材・部品含む)を作成
施工: 構造は楽園島、内装・設備は神島建設が担当
見積: 設計料・工事代金は概要書と共に提出
約3時間に及ぶ濃密な打ち合わせが終了しました。帰り際、社長がp.adminに声をかけました
神島建設社長:
「朱雀陛下、さや妃殿下。本日は長時間ありがとうございました。実は、つくば市内の静かな料亭を予約しております。もしよろしければ、今後の親睦を深めるためにも、ご一緒にいかがでしょうか?」
日本のビジネス慣習としての接待の申し出でした。しかし、p.adminの脳裏には、今朝早くから楽園島に戻り、一人で奮闘しているR子の姿が浮かびました
p.admin(朱雀 椿):
「社長、お誘いいただき本当にありがとうございます。非常に魅力的なお話ですが……実は、もう一人の妻(R子)が楽園島で私の帰りを待っております。今日は彼女に負担をかけましたので、この後はすぐに戻らねばなりません」
S子もp.adminをフォローしたように
S子:
「申し訳ございません、社長。我が家は少々、家庭の事情を優先する方針でして。またの機会に是非」
神島建設社長は感心したように
神島建設社長:
「おお、左様でございましたか。陛下がご家族を大切にされるお姿、感服いたしました。では、本日はこれにて失礼いたします」
社長は嫌な顔一つせず、むしろp.adminの誠実さに好感を持った様子で引き下がりました
一行を見送った後、p.adminとW子、S子は急いでワープゲートへ向かい楽園島に戻りました
おまたせしました
今後のストリートの進め方ついて少し時間かけて考えました
朱雀の宮は元々500M四方を考えたか、実際バッキンガム宮殿でも100Mだったので無理があると考えて300Mに修正しました




