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魔力被弾で覚醒した令嬢は精霊様と悪意を摘み取る  作者: 真白 歩宙
ハチ精霊編

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ハチ精霊様と聖属性化した治癒魔法 7

 精霊王様の出現で皆の心は騒然(そうぜん)となったけど、ハチ精霊様とグレン様が無事治癒されて全員に心のゆとりが出来たようだった。


「リーナ・パステル嬢、少しよろしいか?」

「グラン様、エマニュエル様?」


 振り向くと元ロードライ公爵と現ロードライ公爵が優しい眼差しで私を見下ろしている。とても美しい所作で(ひざまず)き、臣下の礼をとったので驚いていたら‥‥後ろからアルフレッド殿下に支えられてしまった。


「私、エマニュエル・ロードライは現ロードライ公爵当主として、リーナ・パステル伯爵令嬢に臣下の忠誠を誓う。貴女の偉業(いぎょう)慈悲(じひ)に心より感謝と信頼を」

「私、グラン・ロードライも元ロードライ公爵当主として、リーナ・パステル伯爵令嬢に臣下の忠誠を誓おう。貴女は孫だけでなく現当主も救って下さった。この老いぼれ、いつ如何(いか)なる時も貴女の味方になりましょう」


 そっと王太子印の指輪にキスを落とされ、指輪が光って承認の証を示した。

 後ろで支えていた殿下は、私が六公爵の1つロードライ公爵家の後ろ盾を得たのだと、アルフレッド殿下が耳元で嬉しそうに囁いた。


「あの、この指輪今から返却って‥‥」

「却下だよ、リーナ。私はずっと片思いだったからね、アピールする前に私からその権限を奪うのだけは勘弁(かんべん)して欲しいな」


 耳元で甘く(ささや)かれて、頬が熱くなってしまう。

 もう!人前で、どうしてそんな告白めいた事を言えちゃうのかな。


「王太子殿下は必死ですな。リーナ嬢の能力が公になる前に、射止(いと)められますようご忠告申し上げますぞ。もう少し若かったら殿下から()(さら)っていたのに残念でなりませんな」


 グラン様が冗談交じりに言っているのに、本気で言っている様に聞こえると面白がるレイン達。

 実はロードライ公爵家は他に比べて精霊との親和性が高いので、長寿(ちょうじゅ)の者が多い。グラン様は自分の事を老いぼれと言っている。

 歳は確かに80歳という高齢だけど‥‥ロードライの一族は150歳を超えた辺りから身体能力が下がる老いが来るらしい。

 要するに80歳は現役のバリバリで、通常の40代、もしくは30代くらいの若さなのだとか。母に聞いて物凄く驚いたのを覚えている。

 しかも、何かあったらロードライに来ると良いなんて言うものだから、殿下以上にロナルドお兄様が慌てたりして、それを見ているブリジットやレイン達も笑いを堪えて、場が和んだ感じになった。

 そして、精霊王様から言われた事もあり、グラン様とエマニュエル様が継続して手伝ってくれる事になった。


読んで下さって、ありがとうございます。

毎日、一話ずつ投稿できたらと思います。

貴重なお時間を使って頂き、心から感謝します。

誤字脱字に関しては、優しく教えて頂けましたら幸いです。



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