表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔力被弾で覚醒した令嬢は精霊様と悪意を摘み取る  作者: 真白 歩宙
ハチ精霊編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/292

親友と悪意と聖属性の水魔法 3

「リーナ嬢、我々が付いていながら申し訳ない」

「アッシュ様、ブリジット様は会える状態なのかしら?」

「リアが身支度を整えていると思う。ただ、今の状態は不慣れだから、時間がかかってしまうかもしれないが」


 ふと見ると、アッシュ様もかなり疲弊(ひへい)している様に見える。

 ガチャと音がして、ブリジット様の部屋からリア様が出てきた。


「皆様、どうぞ」


 泣きそうな顔でドアを大きく開けて入る様に言っているけど、室内に入った途端にレニが口を押えている。


「リーナ様‥‥私‥‥」


 ソファーに座って力なく見上げるブリジット様の顔は真っ青だ。

 咄嗟(とっさ)に彼女を抱きしめようと近寄ったら、レインとアッシュ様に止められてしまった。


「ブリジット様に土属性と聖属性があったので、大事は(まぬが)れました」


 力が入らない手で腕を(まく)るブリジット様の指から手首、そして腕に落雷で火傷したような裂傷(れっしょう)が刻まれていた。それも、薄黒い色の痕が。


“リーナ・パステル様

 3日前の事です。

 ブリジット・ルーバン子爵令嬢が護衛の方と来られて、先生方やトーチネス先生に挨拶をされて授業を受けられました。

 その時までは、ブリジット様もお元気なご様子で、パステル様の分のノートを写すのだと笑顔で過ごされていました。

 翌日、ペンを落としたブリジット様にアデラ・ライリール公爵令嬢の取り巻きの1人、ダリア・ピアセ伯爵令嬢がペンを拾ってアデラ・ライリール嬢に渡されました。

その後、『パステル様が居なければご自分が被害に()っていた』とお怒りになり、ペンをブリジット様のノートの上に投げられました。

 そのまま席に戻られたので、ブリジット様もノートの続きを書こうとペンを持った時に、雷鳴と共に雷光に包まれ、ブリジット様の悲鳴が聞こえました。

 廊下にいた護衛の方が飛び込んでいらっしゃいましたが、傍に居た女性の護衛の方は目を傷めたのか手探りでした。

 気を失ったブリジット様がトーチネス先生の所へ運ばれた様ですが、その後は休まれているので分かりません。

 教室の皆様は、その時の恐ろしさで応えられない方もいらっしゃいます。

 アデラ・ライリール嬢も近衛騎士と魔法士の方が来て、事情を聞かれているのだとか。今は謹慎(きんしん)されている様です。

 どうか、私の友であるブリジット様を助けて下さいませ。

 全ての状況説明ができていれば良いのですが、(つたな)い説明ですみません。

 セレスト・アシャールより”


ここまで読んで下さって、ありがとうございます。

貴重なお時間を使って頂き、心から感謝します。

読んで頂けることが、執筆活動の励みになります。

誤字脱字に関しては、優しく教えて頂けましたら幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ