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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が高いです。予めご了承下さい。

緋き瞳の被り狼

作者:針機狼
 物語の英雄に憧れ、現実の英雄に絶望した。されど彼は英雄であることを望む。ごく普通の平凡な少年。彼は幼い頃より、漠然と英雄に憧れを抱いていた。そして、とある少女との約束をきっかけに英雄を目指す旅に出る。憧れを追いかけて、愛しき人を守れるように、己を鍛える。だが、それだけでは英雄には成れなかった。
 平凡なままでは願望には届かない。ありきたりな決意では、前へ進めない。だからこそ彼は英雄である為に平穏を捨てた。

 英雄 それは悪しき者を打ち倒し、弱き人々を救う存在。
    本当にそうか?
 英雄 それは怪物を狩り、多くの伝説を刻んだ解放の象徴。
    怪物全てが悪なのか? 人は怪物足りえないとでも。
 英雄 それは誰かの願いの為に自らを顧みず、戦うもの。
    その願いは本当に犠牲を賭してまで叶えるべき願いなのか。

 そんな子供騙しに、いつまで憧れている。
 此処には、人の皮を被った獣しか居ない。ならば、それに対抗する為に獣を被る他、成すべきを成せる手段はない。
 
 獣に思想などあるべきもなく、正義など此処に存在しない。善悪の尺度なぞ下らない。獣は区別をやめず、また傲慢である。
 英雄を目指す以上、そこは履き違えては成らない。なぜなら見るべき視点を間違えた英雄程、見苦しいものは無いのだから。
 故に汝、獣を名乗る。己が人の皮を剥ぎ、獣として英雄を語り続けよう。己以上に適した本物の物語に語られるべき英雄が現れるその時まで
プロローグ
プロローグ
2024/05/06 09:28
第一項 英雄を名乗る前の彼
1-01
2024/05/14 06:35
1ー02
2024/06/01 08:16
1ー03
2024/06/02 10:44
1ー04
2024/06/03 05:52
1ー05
2024/06/05 06:17
第二項 偽善の果てに、赤き夜
2ー01
2024/06/10 06:01
2ー02
2024/08/11 06:59
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