軍神(オーディン)の最期
視点変更-うp主 俺は少し焦っていた。先程の『神々覇気』を浴び、ハーデスがダウンしてしまった。そのため、俺の数的有利でかつ作戦は水泡に帰してしまった。そんな俺の考えを見抜いたのか、オーディンが、「どうしたのだ?先程までの威勢は何処へ行ったのだ?」と問いかけてきた。俺は動揺を押さえつつ、「ハーデスは俺の配下何でな、死んだのかと吃驚しただけだ。」と冷静に返すと、「ハーデス程の男が…貴様の配下だと…」と聞こえるかどうか怪しい声量で呟くと、「ならば、余を倒してからその者の安否確認はするんだな」と言い放ち、持っていた槍に炎を灯し、構えた。「大丈夫なのか、うp主?」闇外道が問いかける。「多分大丈夫、俺は人間時代、我流剣道大会の絶対王者だったから」そう、俺はこう見えても我流剣道の使い手の中では名実共に最強だったのだ。ので俺は背中に持つ双剣に手を掛け、構えた。「さあいくぜ、オーディン!」その言葉を合図に、俺とオーディンは互いの武器を交差させた。おそらく俺が片手剣だった場合、恐らく俺は死んでいた。そのくらいオーディンの槍は重かった。数十秒のつばぜり合いの後、オーディンは足、腕、胸、首の順番で連続攻撃をしてきた為、俺は敢えて受けず、カウンター狙いの構えをとった。それをみたオーディンは少しだけ攻撃のタイミングを遅らせ、カウンターをやりづらくしてきた。カウンターが出来ないと悟った俺は大人しく受け流しの型をとったが、オーディンは攻撃に重みを乗せ、突き刺すより吹き飛ばす方向に舵を切った為、俺はなす術無く壁側まで吹き飛ばされた。受け身はとれたため、かろうじて致命傷にはなってないが、かなり痛い。起き上がったその時、オーディンは目の前にいた。その直後に振るわれた槍により、俺はまた吹き飛ばされた。今度はとれず、壁に叩きつけられた。直ぐに起き上がれなくなる程の衝撃だった為、俺は薄目しか開けられなかったが、オーディンがすぐ迫っていた。俺はからだを必死に動かしていたとき、ふとオーディンの動きがスローに見えた。しかも身体も動くようになった為、楽に避けることが出来た。起き上がりつつ、俺もオーディンを吹き飛ばした。何故か吹き飛ばしたはずなのにそれすら遅く見えた為、俺は飛ばしたとこに先回りし剣技を叩き込み、また吹き飛ばしてを繰返し、オーディンはひたすら守りに徹していた。いける、これならいけると思った俺が剣技を叩き込もうとして接近したその瞬間、オーディンと俺の間に爆炎が走った。何事か、と思い辺りを見回すと、オーディンの手には一冊の本が握られていた。恐らくあれがオーディンの魔導書なのだろう。俺はオーディンの魔術を警戒しながら攻めようとした時、ふとこの状況に既視感を覚えた。が、俺にはこんな記憶はない。闇外道の記憶のだろうか。だが、俺はその既視感と今を重ね、オーディンを切りつけた。するとオーディンの動きが一瞬止まった。恐らく俺の動きが速くて動揺している。その隙に俺は神速の剣技を叩き込んだ。さっきと売って変わって、オーディンは防戦一方だ。不意にオーディンがまた魔術を使ってきたが、俺はそれに突っ込み、焼かれながらオーディンの胸に風穴を開け、勝負は決した。オーディンが何かしゃべった。「やはり、ハーデスを部下にしたというのは真であったか…」「ああ、だからいっただろ?ハーデスは俺の配下だって」そんな会話を交わしていると、ハーデスが起き上がり、オーディンに近寄った。「大丈夫かオーディン、今その傷口を治してやる」そういったハーデスの手を、オーディンは止め、「もういい、ハーデス、もういいんだ、」そう力無く呟いた。「何でだよ、オーディン!その傷治して、昔みたいに馬鹿やろうぜ!」「無理だよ、オーディン。余…俺はもう王としても、神としてもあるまじきことをしてしまったんだ。だからあの世でなら、また一緒に馬鹿やってやるぜ。だか、早死にはするなよ。お前には主がいるからな」「オーディン…」ハーデスは言葉を失い、ただ泣いていた。ふと、「どこだ、ハーデス、見えぬよ」「…オーディン!」もうオーディンは助からない。それが確定したからか、ハーデスはオーディンを抱き締めた。「ごめん…ごめん!俺がもっと早くお前の苦しみに気付いていれば、お前は…」「もういいよ、ハーデス。普通気づけるわけないだろ、教えてないし、気づかせないように振る舞ってないからな。」「それでも、俺は、せめて、俺だけは!気付いていれば!」「あり…がとう…もう…行か…なくちゃ…最後に…ハーデス…主に迷惑をかけるなよ。」「あぁ、それと、いくなら、先にタイタンがいるぜ」「そうか…なら…タイタンにも言わなきゃな…ごめん…タイタン…」そう言い残し、オーディンは目を閉じ、それから目を覚ますことはなかった。「終わったな、ハーデス」「はい、そうですね、うp主様」「よし、ベルセルク達を起こして、帰るか」そんなしょうもない話をしながら、俺とハーデスは戦闘を終えた。しかし、この時のうp主は知らなかった。この後が大変ということを。視点変更-闇外道 マジかよ-俺は驚いていた。まさか、うp主が過去の記憶の一部を思い出した、だと…これはいよいよ本物の 転生者 かもしれないと、俺は期待に胸を膨らませつつ、うp主に俺の 真実 を明かす日を創造し、しばらくの眠りに着いた。
本日も御高覧頂きましてありがとうございます、作者の暇人です!まずこんな遅い時間に上げてしまい、申し訳ありません!そして、こんなにも期間を開けてしまい、申し訳ございませんでしたぁ!次話はすぐに投稿します!嘘じゃないです!それでは皆さん次の話でお会いしましょう、さようなら!




