感想(レビュー)でトラブルになったお話【感想を書く前に、少し考えてみませんか?】
小説を投稿していると、ありがたいことに、感想、レビューを頂くことがあります。
これほど物書きにとって嬉しいことは有りません。
自分が書いたものに誰かが反応してくれるというのは、それほど嬉しいことなのです。
ですが、そういった感想(サイトに寄ってはレビュー)にまつわるトラブルが有りましたので、その実体験をお話致します。
とある読者様は、『小説は投稿された段階で読者のものだから、どんな判断をしてもいい』と公言した方がいました。
これは正しいと私は思います。
書き手は、感想やレビューが欲しくて投稿している以上、好意的な感想は問題ないが、否定的な感想は受け付けない、なんてわがままが許されるはずが有りません。
さて、お話を戻しまして、その読者様の拙作に対する感想はあまり肯定的なものでは有りませんでした。
しかし、私はそれを受け止め、感謝の言葉を書き、お礼を言いました。
ですが、ここからが問題でした。
その方が、その私の作品に対する同じ感想を新しく出来たレビューサイトにわざわざ投稿されたのです。
辛口注意の警告を付け、五点満点中の三点評価でした。
私はそのレビューを読んで悲しくなりました。
何故、わざわざ低評価の感想を別のサイトに転載する必要があるのか、私には理解できませんでした。
おそらく、悪意はないのだと思いたいです。ただ、低評価のそれをわざわざ別のサイトに貼り付けられた相手の気持ちを慮れないだけで。
私は失意のまま、そのレビューサイトはもう見ないようにしますとツイッターで呟いたのですが、するとそのレビューを書き、転載した方ご本人から、『私としては三点でも高評価なんですが』と文句が来ました。
怖くて無視をしていると、勝手にヒートアップされていき、私は何も言っていないのに、『あいつはレビューの内容を読んでおらず、点数だけで文句を言っている奴だ』とレッテルをはりつけて来ました。
そして、先にあげたように、『小説は投稿された段階で読者のものだから、どんな判断をしてもいい』のに、それに難癖をつけられた。腹が立つ。
『わかったよ、消せばいいんだろう、消せば!』と空リプをし、話をまるで知らないその方のフォロワー様に、ひどいことをされたと泣きついたりしていました。
その方は私のフォロワー様だったのですが、いろいろ空リプした後でブロックをされて関係が終わりました。
友人が教えてくれたのですが、幸い、そのレビューサイトのその方が書かれたレビューは消されていたそうです。そして、本サイトでの感想も消されておりました。
(念の為、その方の発言はスクショを取っておいたのですが、使わずに済んでホッとしました。争ってもいいことは有りませんからね)
長々と不快な話をしてしまい申し訳ありません。
こんな話をして何が言いたいのかと言うと、
『感想やレビューを書く際に、少しだけ相手の気持ちを考えてみませんか?』
ということです。
先の例にあげさせて頂いた方は、自分の感想は自由に好きなことを書いていいと思っているようですが、それに対して否定的な行動があると、怒り出す方でした。
自分は何もしてもいい。でも、相手がそれに文句をつけるのは許さない。
それは、わがまま以外の何ものでもないと私は思います。
誰だって、自分の意見を否定されたら不愉快になります。
自分はもちろん、それをされる相手だって。
だから、否定的な感想を書く前に、少しだけ考えてみませんか?
もしも自分がその感想を貰う立場だとしたら、どう思うのかと。
物書きは、貴重な時間を使ってお話を提供して下さる方です。
読み手は、貴重な時間を使ってお話を読み、時には感想を下さる方です。
お互いを尊重し合い、より良いお話を書ける場を、読める場を作っていきませんか?
私は心からそれを願います。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
拙い内容で申し訳ございません。ですが、何かを考える切っ掛けにして頂けましたら幸いです。