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宰相 ルキフゲ・ロフォカレ召喚

 各場所の候補地に家ができ、住む場所を確保できて、一安心だ。


 次にディノサウルスロイドたちの服装だが胸当てや魔物の皮を使った鎧だ。パイモンの指揮には統率がとれているのだが、今はあまり装備を良くしても、冒険者達が悲鳴をあげそうだし、危険度が低くされただけなので警戒されるし、強化をするのはまだやめておこう。


 朱莉も服以外に防具や装飾品もスキルレベルが上がりできるようになっている。性能を落とした防具をおくことになるだろうが、いい防具と服屋が設置されそうだ。従業員はアバリムが担当するみたいだ。


 武器は白亜のダンジョンハウスとホワイトゴルジュを攻略しながら強くなってもらおう。


 ダンジョンハウスは夏樹()達に認められた人しか行けないのだがちょうど良い塩梅の魔物が出現し、宝箱も出るようになっている。流石にホワイトゴルジュのダンジョンみたいな武器は出ないが色んな種類の武具を用意してくれてるみたいだ。


 工房もドワーフに一つ作っておいて貰って、納品時に持っていけるようにしようかな。ミスリルも手に入った事だし、何か作るのもいいかもしれない。


 食については中心部に食堂を設置しようと思っている。

 今は仮設の屋台をだしている。


 畑は用意したし、アアル大密林では果物とかも多いしな。

 食堂をつくると聞いてシェールが張り切っていた。

こちらはラバルが従業員として担当をすることになっている。


 アバリムもいるしスイーツ多目にするとのこと。ディノサウルスロイドたちやドワーフたちは肉と酒を優先していたが。



◇◆◇◆◇◆



 シェールが連れてきたのはやはりエルフだった。


 人数は四人と少ないが街の快適さなどを先に先行隊として見に来ているのも兼ねているみたいだ。


 服屋、料理屋、商品をみて驚いている。畑と植えてあるかカカオの木には特に興味津々だった。

 アアル大密林ではエルフたちの草樹魔法は便利の一言だった。

草や樹木などに意志が伝わって木々が避けたり、果物を落としてきたり大活躍だ。


 四人とも優れたエルフたちみたいだから、いい感じに食料の確保もできそうだ。


エルフたちは四人で共同の家に住むみたいだから、シェールが張り切って教えている。


 工房ももうすぐできそうだし順調だな。


「そろそろ新しい配下に来て貰うのだ!我が忠実なる配下よ姿を表せ!『ルキフゲ召喚』」


 ルシファーの手をかざした先に、雷が落ち精霊界のゲートが開く。しばらくして和服姿の女性がしなやかに現れる。顔つきは召喚したてのルシファーに良く似てるな。なかなか巨乳なグラマーな女性だ。


(わらわ)をお呼びかや?ルシファー様」


「うむ!ルキフゲよ、よく来てくれた。これからこの世界で街を作るゆえ手伝って欲しいのだ」


 ルネフゲのピクッと眉が動く。


「ほぅ⋯⋯また領土を増やされたのですね」


「いやここはマスターと増やしたところだから、我輩のものではないのだ」


「マスター⋯⋯?誰のことをおっしゃってるのかしら?」


「マスターはマスターなのだ。そこにいるのだ」


 ルシファーが夏樹()を指差してルキフゲに確認をとらす。


 ルキフゲと目があったので挨拶をしておこうかな。


「はじめまして、如月夏樹といいます。ルキフゲさんこれからよろしく頼むよ」


「ルキフゲ・ロフォカレだ。闇の宰相をやっておる。よろしく頼むぞ」


 ルキフゲか⋯⋯闇の宰相っていってるけどルシファーが呼び出すのは上から順にしか来ないのか?下過ぎても確かにわかんないが公爵に王に宰相ってほんと上しかいないな⋯⋯。


 こっちの世界に来て現地の貴族すら会ってないのに、違う場所からはポンポンと格上の存在ともいえる悪魔達がやってくる。ある意味、驚異だな。


「では街を見てどうするかを考えようかの」


「ではルキフゲ様このバティンめが案内をさせていただきますわ」


 ルキフゲが街を見てまわるのを確認したバティンが素早く対応している。


「うむ。まかせたぞ」


 バティンとルキフゲが話ながら街の広場へ向かっていった。


「これで住みやすい街を設計してくれるのだ」


「俺としては図書館も欲しいんだがな」


 朱莉とレオナがこちらに向かってきた。


「とりあえずもうすぐ冒険者たちもくるみたいだし活動してもらいましょ」


「図書館作るんですか?私は魔法屋も欲しいのです」


「レオナはルシファーに魔法を教えて貰ったりしてたじゃないか?足らないのか?」


「魔法屋にしかない魔法書(ソーサラブック)魔導書(グリムブック)があるんですよ。勿論適正がないと覚えられませんが中にはスキル補助魔法があったり聞いたことのないものもあるのです!まあゴールドランクからしか買うことができませんが今は朱莉さんやランドレアさんがいるので購入もできるのです!」


 しかしなんでゴールドランクからなんだろ⋯⋯。


「なんでもランクが低いと適正がない人の方が多いみたいで、買わせても無駄になるらしいのよ。結局高いお金出しても使えなきゃ意味ないもの」


「へぇ~なんにせよ色んな種類の店をみてみたいな」


『ブレイブアスガルド』では魔法屋の他に、技術屋があったけどどんな感じかな?


「技術屋もあるわよ。ただ職業別にスキルがつけれるだけだから覚えてないスキルの方が少ないわよ」


『そういえば如月夏樹のスキルレベルが上がってるの!』


 白亜(仮)にいわれてみればランキングランクが何でかあがってるな?


 ん?⋯⋯ログがあるな?


『ダンジョンポイント複合によりランキングランクが上昇しました。ランキングポイントボーナスにより、ジョブチェンジLEVEL-4を獲得できます』


 ジョブチェンジLEVEL-4かどんなのだろ?














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