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候補地で街づくりを始める



 家づくりが着々と進む中、ディノサウルスロイドたちが活動している。


 家の構造は『ジョブチェンジLEVEL-3』建築士で作った家の図面を羊皮紙に書いて渡している。


 ディノサウルスロイドも器用なやつがいるんだが追い付かない。


 大工がたくさんいればいいんだけどそうもいかない。


 ベルサイズの冒険者ギルドと工房ギルドには話をしている。


 冒険者ギルドにはグレート エル・ドラードなどを行き来することに驚いていた。


 あれから一度もディノサウルスロイドの被害がなかった為、冒険者ギルドではディノサウルスロイドの危険指数を少し低くしてくれた。


その為安全が確保されるのが確認されれば、これから作るディノサウルスロイドの街の協力を冒険者ギルドも手伝ってくれるみたいだ。


 とりあえず手始めに冒険者ギルドは、街へ出張冒険者ギルドを設置する予定だ。


 まあ報酬は野菜や酒、食料が主である。


 エバークラインが支払いの野菜や麦などを運んでくれることになっている。


 グレート エル・ドラードの商人のエバークラインは変わり者で有名だった為、ベルサイズの街にも冒険者ギルドで話が上がった事があったみたいだ。


 工房ギルドに行くとジークドラムスが、ドワーフ族が多くいる街 カグヅチにいるドワーフを紹介してくれるみたいだ。


 カグヅチは火の神を信仰しているドワーフ族長が賢王アルバトスに進言し、作られた要塞都市である。


なぜ要塞なのかというとドームに覆われていて、強固な壁をドワーフたちが作ったのだという。


 ここは工房ギルドの総本山があるらしい。要塞が巨大な高炉ともいわれてるみたいだ。


 家を作るならドワーフに頼るのがいいみたいだ。


 それにジークドラムスの弟が腕がいいらしいので期待しておこう。


 ベルサイズまで魔導列車が通っているみたいなので来るのも早いだろう。


 空からだと小さすぎて見えなかったのかな?確認してみると地下にトンネルを通してあり城下町へ続いているとのこと。


 通りで見えないわけだ。


「ゴールドランクから魔導列車に乗れるんですけどね」


 ゴールドランクになれば城下町に行けるようになるのか⋯⋯。


 街を作るならとシェールが故郷の仲間を何人か呼びたいと言ってきてるので、そちらに向かうために朱莉とシェールがベリルと準備をしてるみたいだな。


 ラバル、アバリムは魔物を倒して、開拓を手助けしている。


そんなに大きくしないでいいんじゃないかな⋯⋯。


「何を仰いますか⋯⋯主殿!大は小を兼ねるのですよ。ルシファー様が住まわれる土地なのですから、いい加減なものはできませんよ」


「まあ広々と使える方がなにかと便利ですわ」


 パイモンとバティンはディノサウルスロイドを使いながら一際大きな屋敷を作っている。


 ルシファーと夏樹()は露天風呂作りだ。


ヘブンドラゴン高原には峡谷露天風呂、アアル大密林では森林露天風呂、オルガ・トゥーレ島ではインフィニティ風呂だ。


どれも景色は素晴らしいのでとても入るのを楽しみにしている。


 露天風呂を作るためのお湯はルシファーが源泉を引っ張ってきている。土魔法を使い源泉を堀当てたようだ。


 それらに対抗するかのように、馬車内の白亜のダンジョンにある家も豪華になっている気がする。


違いを作るため白亜の所には岩盤浴を設置している。


じきにサウナもできるだろうな。


 人が増えるなら白亜のダンジョンハウスの入り口も別に設置してもいいかもしれないな。


馬車から入れる所は始めに作った家に設定しなおせばいいし。


 レオナとディノオウサルは周辺の安全のため魔石を使い、結界の強化をしてまわっている。



◇◆◇◆◇◆



「こりゃすごいな⋯⋯見ていてワクワクするわい」


「なんなんだ?ここは?」


「おお?わしらが作った家とは少し素材がちがうのぅ⋯⋯」


 ジークドラムスに率先され転移魔法陣に乗り、まずアアル大密林の開拓地にドワーフの職人達がやって来ている。 


 ディノサウルスロイドに作ってもらっていた建築の図面をドワーフ達に渡すとジークドラムスの弟のジークアスターが驚いている。


 水道をひいている為水洗トイレや洗い場がある上にガラスの窓を作成をすることも書いてある為だ。


 ディノサウルスロイドには風呂をはいるというより水風呂を貯めて浸かるというほうがいいらしいため、風呂を沸かすことはないかもしれないな。


 基本的に家はドワーフの集団が作っているので知っているのだが、外観は窓以外はベルサイズの街にあわせているが中は全く違うので、何人かは作るのを戸惑っている。


 建築素材がギガントトレントやアアル大密林の木材やヘブンドラゴン高原にいるサンドゴーレムを使ったセメントを使用している為だ。


「手を加える事がないぐらい良い状態だぜ」


 ドワーフ達が建てられた家を見て、感心しているな。


「野郎共、さっさと仕事をおわらせて宴会といこうぜ!」


「「「おおっ!!」」」


 色々作っておいた酒を先に渡しているので少し興奮気味のドワーフ集団が建築を始める。


 建築魔法もあるらしくすごい早さで作っているな。


 これなら住む場所は早く用意できそうだな。










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