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真・恋姫無双 乱世を駆ける男  作者: 黄粋
孫呉任官編
38/43

第二十八話

「シっ!!!」


突き出される鍛練用に刃引きされた木剣を右の手甲で受け流す。


「はっ!!!」


お返しとばかりに左拳を突き出す。

だが相手は俺の拳が届くよりも早く後方に飛び退き、着地と同時に剣を正眼に構えた。


どっしりとしたその構えに隙は見られない。

何度も何度も行った素振りなどの基礎鍛錬の末に身体に染み込ませた剣の基本型。

相変わらず見事な物だ。


「流石ですね。宋謙殿」

「まだまだ若い者に負けてはおれませんからな」


闊達な笑みを浮かべ賛辞を受け取る建業最古参の武将。

史実では蜀の黄忠は『老いて益々盛ん』と言われていたらしいが宋謙殿も決して負けていないだろう。

これで既に五十に差し掛かるのだからな。


「新しく入ってきた連中はどうですか?」

「それなりに馴染んできたようですな。賀斉たちが部隊の人間との間に上手く立っているお蔭でしょう」


甘卓や錦帆賊の若者たち総勢五十名が兵に志願してから二週間。

建業で特に厳しいと自他共に認める俺の部隊の訓練に彼らはよく付いてきていた。


長江と言う巨大な自然を相手に船を動かしてきた彼らの気合いと根性は新兵が必ず根を上げると不名誉な事を言われている俺の隊の調練にも耐えられる物だったらしい。

今の所、脱落者はいない。

一番、幼い甘卓ですらも訓練後に疲れ果てた姿は見せても弱音を口にした事はない。

実戦経験がないとは言えど叩き上げと言って差し支えないだけの訓練をしてきたと言う事なのだろう。



宋謙殿が言ったように部隊の仲間たちも彼らと打ち解けてきている。


錦帆賊を迎え入れる事について幾つかの懸念事項はあった。

賊だった彼らに、うちの連中がどう接するか。

また彼らの方が建業と言う『国の軍隊』である自分達を警戒して不和を起こさないか。


だがそれらは賀斉や宋謙殿、蒋兄弟、董襲らが筆頭になって解決してくれた。


解決策としては実に単純な話。

彼らは率先して元錦帆賊の若者たちに声をかけてくれたのだ。


副隊長の立場である宋謙殿や賀斉に加えて部隊内で上から数えられる実力者である蒋欽達。

そんな連中が彼らと打ち解けてくれたお蔭で他の者たちも気構える事なく接するようになったのだ。

こちら側から積極的に交流を図った事である程度は構えていたのだろう錦帆賊達たちも緊張を緩めてくれている。


俺が新兵である彼らを過度に気遣えば、それは贔屓に見えてしまっただろう。

たとえ俺自身がそう考えていなくとも、この場合は周りからどう見えてしまうかと言う点が問題なのだ。

だからこの問題に対して俺は積極的に動く事が出来なかった。


しかしまさか相談もしていないうちに、何が問題であるかに気付き解決に乗り出してくれるとは。

俺は本当に良い部下、仲間を持ったと改めて思う。

そして俺は一人で出来る事など限られていると言う事を改めて認識する事が出来た。

その事についても彼らには感謝しなければならないだろう。


前に祭や陽菜に言われた事だが。

どうも俺は無意識に問題を抱え込む性質たちであるらしいから、ふとした時に事象を意識するのは大事な事だ。

まぁ俺の事は置いておくが結論として賀斉たちの心配りのお蔭で現在、特に部隊の運営に関して問題は発生していない。

隊の状態は良好と言えるだろう。



宋謙殿と別れ、部隊の隊舎に向かいながら考えを巡らせる。


錦帆賊の討伐については今の所、目立った動きは無い。

美命たち頭脳労働担当が細作を放つ事で周辺諸侯の動きには特に目を光らせているのだが、派兵するための準備を匂わせる物はないとの事だ。


荀昆との文通(緊張感のない言い方だが適切な表現がこれしか思いつかない)で、それとなく現在の首都である洛陽で賊討伐に関する動きが無いか聞いてみたが心当たりは無いと言う話だ。


彼女の意図するところが不明な為、その言葉を全て鵜呑みにする事は出来ない。

しかし静かすぎる現状を鑑みるにどうやら友人と殺し合うまで時間的猶予があるらしい。

少なくとも彼女からの文と周洪からの話によれば国が勅命を出す可能性は低いと予想出来た。


とはいえあくまで『まだ』でしかないのが辛い所だ。

前世での経験も含めて俺は気心の知れた友人と殺し合った事は無い。

軍人として自分の意に沿わぬ命令で、心にしこりの残る形で命を奪った事はある。

だが敵対する者と面識があり且つ仲が良かった事は無かった。



未だ活動を続けている甘寧と錦帆賊の面々は賊として討伐される事になったならば本気で戦うつもりだ。

恐らく俺たちが相手だったとしても。


身代わりを用意していると言う話だが、恐らく手柄を求める他勢力との混戦になるだろう戦いの最中で上手くすり替われる可能性はかなり低い。

故に彼らは既に死兵として後の無い覚悟を決めているのだ。


年若く、まだ先のある者たちをこちらが受け入れた時点で彼らはもう満足している。

彼らが今考えているのは自分たちが生き延びる事ではなく、如何に敵を道連れにして果てるかどうかと言う所だろう。


生き延びる事を恥として、自ら退路を無くしたのだ。

死んだ後に残される者たちの悲しみがわからないわけがないと言うのに。


子を持った事のある親として、彼らと関わった一人の人間として玉砕覚悟の思考など馬鹿げていると思う。


討伐された後の錦帆賊が歴史に残すのは事実とは異なる悪名だけだろう。

今の朝廷にとって都合の良い事だけが後世に残るはずだ。


いやそもそも錦帆賊と言う名が残るかどうかも定かではない。

数多の賊の一部として討伐されたと言う事実だけが残るのかもしれない。


俺にとって後世と言う自分のいない世の中で自分の事がどのように扱われようと知った事ではない。

ただただ『今』の最善を尽くし、自分にとっての最善の結果を求めて戦うだけだ。


他者の評価によってその人間の価値が決まる事も多いこの時代で、俺の考えは将として異端なのだろう事は理解している。

しかしやはり人の命と誇りや武勲では命の方が重く思えてしまう。

これは前世の記憶を持っている弊害と言えるかもしれない。



閑話休題。

個人としての葛藤とは別に俺は合理的な思考を持って錦帆賊討伐について考えている。


甘寧は紛れもなく有能な人物であり、錦帆賊はこの時代に置いて貴重な『力のある集団』だ。

そんな彼らを武勲や風評を得る為だけに手にかけると言うのは余りにも短絡的ではないだろうか?

さらに朝廷や周辺諸侯、前建業太守らは認めなかったが彼らには義賊として民を助けてきた実績がある。

討伐などしようものならそれは民心を無視した事になり、軽くない反発を招く可能性が高い。


こちらにとって都合の良い部分、悪い部分をまとめると討伐への参加は即答で頷ける物ではないと考える事も出来るのだ。


実の所、この件については蘭雪様が方針として甘寧たちを可能な限り救う事を明言してからも何度となく議論が行われている。

基本的に君主である蘭雪様の意思に沿うように物事を考えるのが臣下の仕事。

だが今回の話は影響が大きく、流石に君主の方針と言えども安易に同意する訳にはいかないのだ。


意見は大きく分けて三つ。

一つ目はなんらかの理由を付けて討伐に参加しないと言う物。

二つ目は建業の安全を第一と考え、個人的な感情を一切排して本気で討伐を行うと言う物。

三つ目は討伐には参加するがどうにか他の諸侯を出し抜いて錦帆賊を可能な限り捕縛、こちらの傘下にすると言う物だ。



蘭雪様としては協力関係にある彼らを切り捨てる算段はありえないとしている。

先に俺が考えていたように錦帆賊と実際に関わりを持っている長江近隣や海沿いの村は彼らが義賊である事を身を持って知っている。

故に建業が錦帆賊討伐に参加すると激しく反発される事が容易く予想出来る。

民の事を考えるならば錦帆賊討伐に参加する事は治安を考えれば逆効果になりかねないと言うのが一つ目の案を唱えた者たちの主張だ。


しかし周辺諸侯がわざわざ連合を組んでまで錦帆賊を討伐する為に動き出すとなれば、賊である所の錦帆賊を庇い立てる行為その物が現政権への反発と取られ蘭雪様の立場を悪くしてしまう。

最悪の場合、朝廷に対して翻意ありと見なされ今の太守としての立場を剥奪される可能性もある。


否、もしも錦帆賊討伐に参加しなければ確実にそうなるだろう。

今は沈静化しつつあるとは言え、俺達を陥れようとする動きは消えた訳ではないのだから。


二つ目の案は蘭雪様を、引いては今の建業を守る為ならば最善と言えるだろう。

しかしこれは少なくない民と、俺の部隊にいる元錦帆賊の面々などの反発を招く事になる。

実行するに当たって部下達の説得が不可欠になるだろうし、個人的に賛成しない者も多い(これには俺も含まれている)。


そして三つ目の案だが。

これを実行するとなると一つ目に比べて格段に難易度が高くなり、被る損害が増える事を覚悟しなければならない。


建業太守が変わってからおよそ二年と半年。

幾ら新進気鋭を売りにしているとは言えど、地盤固めが万全とは言い難い状態ではどうしても出来る事は限られてくるのだ。

問題点は多く、その改善にはどうしても時間がかかってしまう。

俺が駆り出されていた遠征も地盤固めの一環であるし、未だ領地に置ける治安は『他の領地よりも良い』程度であって『民が安心して暮らせる』ほどではないのだ。

正直なところ、新米太守にしては異常なほど上手く土地を治められているくらいだろうが。


この状況で錦帆賊討伐に無理をすれば治安悪化に繋がる可能性が高い。

隊の練度ならば余所に負けるとは思わないが、ただでさえ限られた人数だ。

無理をさせて再起不能者が出てしまえば、その数によっては軍が軍としての体裁を保てなくなる可能性すらある。

蘭雪様が義を重んじて、甘寧達を助けようとするのは個人的には賛成したい。

しかし策も無しに頷くにはリスクが高すぎる為、軍人としては諌めなければならないのだ。


付け加えるならばいずれの案にしても民の反発を抑止する為に秘密裏の根回しが必要になる。


およそ三日に一度、錦帆賊の件については会議が行われている。

とはいえ完全に真っ二つに割れた意見をぶつけている為、なかなか結論には至れない。

しかし会議に参加する者たちはその誰もが錦帆賊が義賊であり、治安維持に貢献している事実を知り、彼らを認めている。

個人的感情を挟むかどうかで主張は異なっているが、彼らがいたからこそ維持されてきた物がある事を理解している。

だからこそ余計に話が長引いているのだ。


とはいえそろそろ意見をぶつけあうのも限界だろう。

俺の予想ではそろそろ美命辺りから出尽くした意見の折衷案が提示されるはずだ。

俺や慎、激や深冬は会議以外の場で個人的に意見を交わしあっているからその内容にも察しが付いている。


結論だけ言えば錦帆賊は可能な限り助ける方向になるだろう。

しかし賊頭である甘寧については……首を取らなければならない。

少なくともこちらが甘寧を生かす方向で工作をする事は無い。

甘寧自身が討伐に対して取っていると言っていた対策と今まで軍を退けてきた経験に賭けると言う事になる。


錦帆賊討伐の大きな目的は彼らの存在の抹殺。

目的を果たす為に最も効果的なのは頭の死だ。


賊と言うのは総じてなにかしら飛び抜けた能力を持った者が頭になる者だ。

当然、頭と言うからには一人でありその人物が集団の精神的支柱である事も多い。

そして頭がいなくなればどれほど強力な集団であっても脆いと言うのが定説である。


つまり甘寧さえ殺してしまえば他はどうとでもなると考えられていると言う事だ。

故に甘寧の首を取る事で彼らは戦意喪失したとして、帰順した事にしようと言うのだ。


実際に対峙した俺達はそうは思わないが周辺諸侯は彼らをたかが賊と侮っている者も多いと聞いている。

よって頭の首を取る事で討伐を完了させようとする者も少なくないと美命は分析していた。


恐らく紛糾している会議を終わらせるには妥当な案なのだろう。


しかし俺は。

短い間だが確かに言葉を交わし笑い合った甘寧の事を、彼を頭と慕う部隊の仲間たちの事を、父を慕う甘卓の事を考えると。

どうしても彼らの誰かを犠牲にする案に賛成する事が出来なかった。


とはいえ表立ってこの案に反対はしていない。

美命たちとまとめた折衷案が現状での最良を追求した結果だとわかっているからだ。


甘寧は良くも悪くも名が売れ過ぎた。

下手に庇えば討伐に参加しなかった時と同等かそれ以上の隙を周辺諸侯に見せる事になる程に。

よって殺さないで済ませる方法が少なくとも今の所は存在しないのだ。


「……ああ、まったく。本当に上手くいかない世の中だ」


避けて通れないだろう未来を思い浮かべて、分かり切っていた世の不条理さを実感しながら。

俺は長い廊下で一人呟いた。



SIDE 甘寧


思春や若い連中は元気だろうか。

流れる風を甲板で受けながら空を見上げる。


俺達が建業にあいつらを預けてからもう一ヶ月が経った。


仮にも長江やら海の大自然と戦ってきた奴らだ。

軍隊の訓練で情けない姿を晒すような事はねぇと信じてるが、あっちに馴染めているかはまた別の話だ。

不当な罪で国を追われて住む場所を失くした。

建業の連中がやったわけじゃないし、あいつらは今までの軍隊とは違う。

頭じゃそうわかっていても、わだかまりってのは残るもんだ。

上手くやれてるか少しばかり心配にもなる。


「まぁ駆狼ならなんとかしてくれんだろ」


遠く離れた船の上にいる俺には心配する以上の事は出来ねぇんだ。

最近はこの辺にも国の細作連中が顔を出してきやがるからな。

他に気を取られてそっちの始末をしくじるわけにはいかねぇ。

なら上手くやれてるって信じた方が何をするにも気分は良いだろうよ。


「頭、また俺らを張ってたのを捕まえやしたぜ」

「おう。やっぱあれか。捕まったら何も言わずに舌噛み千切ったか?」


細作の連中は見つかったら自分の命を捨てる。

持ってる情報を誰にも渡さない為に。

自分が仕える人間を不利にさせない為に。


尋問やらで口を割るような軽いヤツはまずいねぇ。

いたとしてもそいつの口から出た情報は裏が取れるまで信用しないのが原則だ。

その情報が嘘である可能性ってのが残るから。


仮にも国に仕えているような人間が、口を割るんだ。

苦し紛れかなんかの作戦かは別としてその情報の真偽ってのはまず疑う。

軍人崩れの俺だが、その辺は心得てる。


「へぇ。きつく縛り上げたら何を言うでもなくくたばりましたぜ。相変わらず徹底してやす」

「だろうな。で、そいつの持ち物は調べたか?」

「調べやしたが今回もこれと言って収穫は……」


さすがにその辺も徹底してやがるか。


「これで今月に入って何回目だったか?」

「確か十回は越えてると思いやすよ」

「前よりかなり増えてやがるな。こりゃ討伐の前準備と見るべきか」


よくもまぁこんだけ送り付けてきたもんだ。

こっちで把握してる限りだから、俺らの網に引っ掛からなかったのもいるんだろうが。


「あいつらを早めに駆狼の所に送り出せて良かったぜ。これで最悪の場合でも俺達の意思は残る」

「お嬢たちならきっと俺達には出来なかった事をやってくれやすぜ」

「だな」


俺が駆狼に語った錦帆賊の帰順。

実の所、あの話の半分は嘘だ。


若い連中を建業に仕官させる所は本当だし、実際にもうやった。

けど俺達が替え玉を使って生き延びるってのは嘘だ。


だらけて荒んだ国の連中とは言え、悪名高い錦帆賊が突然姿を消したなんて事になれば躍起になって探そうとするだろう。

そして頭である俺や古参の連中は大暴れの代償として顔が割れてる。

そんな俺達が建業の世話になれば連中はこれ幸いにあいつらに無理難題を吹っ掛けるだろう。

例えば俺達の身柄の引き渡しだが、それで済めば良い方だ。

最悪、俺達がやってきた事の責任が今の建業の奴らに押し付けられるかもしれない。


時期が合わねぇから普通はありえねぇ事だ。

だがそれが賄賂で幾らでも出来ちまうのが今の世だ。


建業の連中はただでさえ善政を敷いてて他の領地に睨まれてる。

民が笑って過ごせる数少ない場所だ。

そんな危ない橋を渡らせて、民を泣かせるような事があっちゃいけねぇ。


なら俺達は今まで通りに振舞って、あいつらが攻めてきた時に本気で抵抗して。

そしてあいつらに討たれて武勲になって少しでも地盤固めに協力してやるべきだろう。


あの時の駆狼の涙を思い出す。

俺の言葉の裏なんて完全に見切っていたから出た俺を想う涙。

死ぬ覚悟を決めた俺を否定する涙で、俺を友として案じる涙。


あんな風に泣いてくれるとは思わなかった。


けどまぁあんな涙を俺達に見せてくれる奴だから。

俺は安心して思春たちを預けていられるんだがな。


「頭、倉庫に置きっぱなしのあれはいつ凌操の旦那に渡すんです?」


声をかけてきた部下の言葉に空を見上げながら俺は答えた。


「そろそろやばくなってくるだろうからな。ぼちぼち誰か伝令を送るぜ。そん時に渡しちまおう」


俺達の中じゃ使いこなせる奴がいなかったものすげぇ癖の強いこん


俺からの餞別って奴だ。

使いこなしてやってくれや、駆狼。


あんなもんを渡されて戸惑うだろう友人の顔を思い浮かべて、俺は声に出して笑った。



およそ一カ月ぶりになります。

お待たせして申し訳ありませんでした。


さて今回は錦帆賊討伐に対する建業の方針決めと甘寧SIDEのお話でした。

話自体はほとんど進んでいない幕間のような部分になります。

次回は錦帆賊討伐の本編に入る予定です。

少し作品内の時間が飛ぶかもしれません。


最近、仕事の方が不安定でなかなか書く時間が取れませんが時間はかかっても完結させるつもりですので暇な時にでも覗いてみてください。


それではまた。

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