表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
真・恋姫無双 乱世を駆ける男  作者: 黄粋
孫呉任官編
35/43

第二十六話

桂花が建業を去ってから早い物でもう半年が経過した。


当初は仲の良い友達がいなくなって沈んでいた子供たちだったが、蓮華嬢や雪蓮嬢を筆頭に二日と経たずに気持ちを切り替えていった。

彼女らに引きずられるように冥琳嬢や小蓮嬢も立ち直り、大なり小なり落ち込んでいた俺の部隊の人間や慎、累たちも彼女らに負けていられないと今まで以上に仕事に励み出し。

一週間が経過する頃には仕事に関しては正常な機能を取り戻していた。


個人的には蓮華嬢が初めに立ち直ったのが意外だった。

大雑把な性格をしている孫家の中で彼女はかなり繊細で悪く言えば神経質な性質だから。

喧嘩するほど仲が良いを地で言っていた関係の桂花がいなくなった事でしばらくは引きずると思っていた。

実際には三日と経たずに意識を切り替え、勉強に勤しむようになったが。


桂花と蓮華嬢。

お互いに負けないと誓った別れの言葉の重みを俺は甘く見ていたらしい。

本当に、二人は良い意味での好敵手になった物だと思う。



さて呉の現状だが、荀家が領地を離れた事によって侵入してくる間諜の数がかなり減った。

一時期は一日に十数人ひっ捕らえる事もあったのだが今は多くても一、二人と言う所だ。


しかしそれで気を緩めて良いと言う訳ではない。

現在も警備体制については日々、話し合いが行われ強化されている。

城内に入る間諜の類は確実に捕まえる必要があるのだから。


城下の方は基本的に泳がせている。

見られただけで害になるような情報は、桂花たちが去った今となってはほとんどないのだから捕まえる意味はほとんどない。

故に妙な動きを見せないかの監視に留めている状況だ。



建業の守備については累が張り切っている。

あいつも桂花の境遇には思う所があったようで、今まで以上に真剣に警備に励んでいるようだ。

激から聞いたが最近は酒を飲む量をかなり減らしているらしい。

祭と一緒に水のように酒を飲んでいただけに悪い物でも食べたかとも思ったが、激曰く心配いらないと言う事らしい。


まぁ告白もしてないのに累と熟年夫婦のような雰囲気を発散する奴が言うのだから間違いないだろう。

もしも手に負えなくなれば相談してくるはずだ。

迷惑をかけるからなんて水臭い理由で相談するのを躊躇うような間柄でもない。



子供たちは総じて自分のやりたい事に今まで以上に取り組むようになった。

特に変化が大きかったのは冥琳嬢と蓮華嬢だろう。


二人は今まで以上に勉強に取り組む傍らで雪蓮嬢と一緒に外で遊び(本人たち曰く鍛錬)を積極的に行うようになった。

知識の収集だけでは駄目だと感じたと言う事だろう。

無理をしないかだけが心配だが、そこは俺達大人が目をかけてやればいい。

雪蓮嬢と小蓮嬢は相変わらず自由奔放な振舞いを続けている。

とはいえ二人の心境にも変化はあったらしく、教師からは逃げる癖に独自に勉強はしているようだ。

隠れてこそこそと蔵書室に入り、本を片手に唸っている姿を何度も見かけている。

その真剣な表情を見た後だと、なぜ定められた教師との勉強を真面目にこなせないのか不思議に思う。

根本的に『勉強させられる』のが嫌いなのかもしれない。



荀家との交流は今も続いている。

表向きには桂花を返した事によって疎遠になった事になっているが、荀昆らとは例の密偵を介して書簡でやり取りをしている。

勿論、公的には蘭雪様に宛てられた物だ。

内容は荀家の内紛についてと都で行われている出来事についてで非常に貴重な情報源になっている。

そんな情報をわざわざ地方役人の俺達に渡す理由がいまいち不透明なのが気になるが、情報はありがたくもらっている。

非公式とは言え、貴族の好意を無碍に出来る立場ではないのだ。


それとは別に俺個人に宛てられた書簡が来る事もある。

俺宛の書簡の内容は荀昆による桂花の近況報告だ。

俺から教わった将棋を桂花が自分で作り荀昆に教えてたのだだとか、誘拐される前は室内にいる事が多かった桂花が外で運動をするようになっただとか、本当に個人的な内容の書簡。


俺宛によこす意図がいまいち読めない。

なにせ俺が目を通した後は蘭雪様らや子供たちにもこの私信を見せているのだから。

結果的に全員に情報が行き渡るのだから、わざわざ俺に宛てずとも蘭雪様に渡せば済むはずだ。


荀昆の行動には幾つか解せない部分がある。

俺のような新参の武官と文通もどきをしてあちらが得る所があるとは思えない。

桂花の事を考えると気は進まないが今後も荀家の動向には注意が必要だろう。



例の密偵についてだが俺達と荀家の橋渡し役になった事で正式に名を聞いた。


彼の名は周洪勇平しゅうこうゆうへい

一つ所に留まる事の無い流浪の民(五胡とは異なるらしい)出身。

しかし妻が身籠った事を切っ掛けに一族と袂を別ち、以降は定住生活をしているのだそうだ。

他の一族は海を渡り、大陸の外に旅立って以降お互いに連絡も取っていないらしい。

雇い主を変えながら日銭を稼ぐ生活をしており、今は荀爽に雇われている。

金払いが良い事もあり荀爽、荀昆らとはかれこれ四年ほどの付き合いがあると言う。

優れた隠行は一族に伝わる物で、周洪はいわゆる免許皆伝の腕前らしい。

比較対象がいないので彼の流派については聞いた限りの事しかわからないが卓越した腕を持っている事は事実だ。

日本の伝統文化と海外で言われている忍者を彷彿とさせる事には敢えて言及していない。


ちなみにこのプロフィールについてはこの役割を依頼され挨拶に現れた時に彼自身が語っている。

ご丁寧な事に主要の面々が集まる朝議の席に音もなく紛れ込むと言うパフォーマンス付きで、だ。


俺は一度、接触して周洪が放つ独特の気配を覚えていたから何食わぬ顔で紛れ込んでいるこの男に気付く事が出来たが。

そうでなければ誰も気付けなかったのではないかと思えるほどに、彼の隠行は優れていた。


彼らの一族が敵でなくて良かったと心の底から思う。

昼間ですら見失いかねない技を持って、夜闇に紛れられたらと思うとぞっとする。

若干二名は勘で気付きそうだが、一般人にとってはとてつもない脅威だ。


しかし逆に敵対していない状況で周洪のような存在を知る事が出来たのは僥倖でもある。


人間とは基本的に知らない事柄に対処する事が出来ない生き物だ。

どれほど現実的な事態を想定していても、実際にその状況に陥らなければ本当の意味で危機感を覚える事は出来ない。

その場で対応するにしても取りこぼしなく完璧に対応できる人間など滅多にいないだろう。


俺や陽菜とて過去の経験から色々と先回りをした発言や対応が出来るが、前世で経験していない事を想定する事はやはり難しい。

現に俺は自分達が感知できない程、隠密に長けた存在を考慮していながら周洪の存在に驚き、その存在に焦りを覚えている。


予め想定していた俺ですらそれほど驚愕したのだ。

他の皆、取り分け自分の武に自信を持っていた者たちにとっては凄まじい衝撃だったに違いない。

良くも悪くも危機感を持ったはずだ。


現に美命や慎たちは周洪の存在を危険視している。

いつ寝首をかかれるかわからない上に寝首をかく事が可能な存在を認識したのだからそれも当然の事だろう。

彼が傭兵である事も不信感を煽っている。

傭兵は金さえ積めばどのような命令にも従う存在と言うのがこの世界での認識だからだ。

いつ裏切るとも知れぬその存在は俺達の立場から見れば不安要素でしかない。


しかしそれでも彼に対して暗殺などの強硬的な対策は取れない。

何らかの行動を起こせばそれはそのまま彼への雇い主である荀家に対する敵対行為と取られかねないからだ。

故に今、俺達に出来る事は警戒と監視しかない。


彼には城に入る前に街中で俺や祭などの指揮官クラスの人間に声をかけてもらい、入城時は兵士の誰かしらが同伴するように段取りを付けた。

建前は荀家に仕えている(雇われているだけだが、重宝されていると言う意味では変わりは無い)者を丁重に迎え入れる為だが、実質的には周洪が妙な真似をしないかの監視だ。


彼自身、己が信用されていない事は理解しているのだろう。

感情を見せない無機質な表情からもそれは容易く読み取れる。

だから彼は無駄な諍いを避けるように所用が終わればすぐに建業を去っていくのだ。


朝議に紛れ込むなんて手の込んだ事をしなければこちらの警戒はここまで厳しくはならなかっただろう。

自らの危険性をわざわざ教えるような真似をした理由が俺にはわからなかった。


自分の能力の高さを他者に誇示して悦に浸るような単純な性格とは思えない。

俺達を信用はしても信頼はしないと言う意思表示か、はたまたいつでも俺達を殺せると言う遠回しな恫喝か。

あるいはその両方か、もっと別の意味が含まれているのか。

正直な所、推測すれば切りが無い。


書簡を届けに来た際に何度となく聞いてみた物の、のらりくらりとはぐらかされてばかりいる。

まぁそう易々としゃべるとも思ってはいない。

たとえ話したとしてそれが本当の事なのかを疑うのは目に見えているが。


そんな一癖も二癖もある人物を介した荀家との接点。

呉と言う領地が抱える数ある問題の中で、かなり厄介な部類の物だろう。

とはいえ現状、どうしようもない事でもある。

精々、周洪と話をして友好を深めていくしか俺に出来る事はない。

疑心暗鬼で常に緊張しているのはよろしくないしな。



そして最も厄介な問題が一つ。

最近、荊州の襄陽じょうようで妙な動きがあるらしい。


甘寧から聞いていた劉表と言う領主。

この男が自分の領地で動きを見せているとの事だ。

なんでも他領との境目に近い村に他とは比較にならない程の重税を課しているらしい。


劉表がただの暴君であるのならば、この行為も己の欲望を満たす為の行動と取るのだが。

美命たち文官や俺はそう単純には考えていない。

軍師として、武官としてあらゆる事態を俯瞰的に見るが故に。

俺の場合は前世での前知識からの違和感も多分に入っての判断だが。



俺の知識の中では劉表は決して暴君などではない。

黄巾の乱が終息した折、荊州に赴き不穏分子を鎮圧。

あっという間に荊州の北半分を支配下に置き、その政治手腕を存分に振るった。

戦続きであった群雄割拠の頃に民が大量に流れ込んだ事で急速に発展。

戦時中の中で学問を奨励し、後に彼の領地から名のある学者が何名も輩出されている。

劉備が頼ってきた事で曹操と真っ向から事を構えるようになるが、何度となくその侵攻を跳ね返している。

だが曹操が本格的に荊州侵攻を開始する頃に病死。

三国に至るまでの乱世の中で戦について消極的だった事と後継者争いの失敗で(これは大勢が次男を跡継ぎに認めていた状況で劉備が長男を盛り立てた為と言われている)により決断力に欠けると言われているが戦時中さえでなければ彼の堅実な政治はもっと評価されていたはずだ。



そもそもの話。

重税を課した所で碌に管理もされず、ぎりぎりの生活をしていた連中が支払える訳がない。

それがわからない程度の愚か者ならば、そもそも荊州の中心になど昇り詰める事は出来ないはずだ。


事実、劉表は狡猾で効率の良い手管を持って領地の運営を行っている。

人心を排した政策の為、民の反感は大きいが力を着実に付ける政策を行っているのだ。


甘寧が言っていた傲慢な態度とは裏腹に、状況を冷徹に見定め行動する政治手腕を持つ男。

そんな奴が自分に益のない無意味な行動を取るはずがない。


現状、分かっているのは課せられたありえない税に我慢の限界を迎えた領民が他領への逃亡を行っている事。

逃亡場所は基本的に隣り合う領地だが北は全て劉表の息がかかった土地で武陵などの南側は治安が悪い。

それを理解している領民たちは荊州の外、さらに言うならば東にある揚州にまで流れてきていた。

さすがに揚州の中でもさらに端にある呉にまで来る者はなかなかいないようだが。


最も大きな疑問は逃げていく領民に対して劉表は何故か追っ手を差し向けるなどの対応を一切行っていない事。

領民がいなければ税を取る事は出来ない。

だと言うのに大切な労働力を自分から手放していると言う。


なんらかの意味があるのだろうが、その意味が読み取れない。

はっきり言って俺には不気味な行動だとしか言えない。

そして文官たちも調査を行っているが今の所、明確な答えは出ていない。


荊州のこの動きが嵐の前の静けさでなければいいのだが。

襄陽以外では今の所、大きな動きは見られない。

荀家の騒動の時には偽装された軍勢を送り込んできた廣陵も今はおとなしい物だ。

どうせまた何か企んでいるのだろうが。



凌操隊は次の遠征に向け、日々の訓練を重ねている。

前の遠征の時に除隊を申請してきた十名はそのまま軍を去った。

自分の村に帰る者、この建業で軍関係以外の仕事に就く者。

その進路も含めて可能な限り相談に乗り、援助をしたつもりだ。

幸せに生きてくれればいいと思う。


残った百九十名の隊員については日々、高い士気で訓練に臨んでいる。

初めての任務を中途半端な形ではあったが完遂した事による自信が彼らを良い意味で成長させてくれた。

特に賀斉や董襲、蒋欽や蒋一などの俺の隊の中の特に若い連中の力がどんどん伸びていくのは見ていて面白い。


今は俺自身の鍛錬も兼ねて隊員全員との組手の真っ最中だ。


「痛たたたたっ!!!! 隊長、痛いって!?」

「さっさと振りほどけ。振りほどけないならしばらくこのままだ」


今日の最後の相手である董襲に腕拉十字固め(うでひしぎじゅうじがため)を決めながら淡々と告げる。

開始数秒、木剣を空振りして隙だらけになった董襲に飛びつき、うつ伏せに倒す過程で腕を取り、この体制になった。

右腕に対して決めているのでこちら側の腕には力がまったく入らない状態だろう。

無理に動かそうとすれば痛みが増すだけだ。

左腕も精々、俺の足までしか届かない。

刃物を携帯していれば話は変わるだろうが、唯一の武器である木剣を手放した状態では逆転の目はほとんどない。


賀斉も関節技で捻ってやったが、こういう絡め技に対してこの世界の人間は初見だと大抵、力技で対抗する。

技を決められた部位に力を入れて無理やり引き剥がそうとするのだ。

しかし関節技相手にそんな事をすれば状況は悪化するだけ。

関節技は腕力の有無を無視して相手を無力化する最たる技の一つなのだから。

この世界の人間は知らないだろうが。

初見殺しとはよく言った物だ。


「んん〜〜〜〜!!! くっそ、なんでほどけないんだ!? 腕力ならあたしの方が上のはずなのに!!」

「力技でなんとかしようとしている限り、この技からは逃げられんぞ」

「うっがぁ〜〜〜〜〜!!! くっそおおおお〜〜〜〜、あいたたたたた!?」


決めている方の腕に込める力を上げる。

じわじわと増していく痛みに両足をばたつかせるが振りほどく事が出来ない董襲。

ふむ、これ以上は無理か。


「今日はここまで!! 各自、己が負けた原因について考え一刻以内に俺に報告しろ! 報告を終えた者から上がってよし!!」


関節技を外して立ち上がり滝のように流している汗を腰につけていた布で拭う。

一対一を百九十回も行えば疲労は溜まるし、汗も掻く。

前世なら二十人程度まで持てば良かった体力だが今やそのおよそ十倍まで持つとは。

やはりこの身体の恩恵は凄まじいと実感する。


「「「「「はい!!」」」」」」


倒れ込みながらも返事だけは威勢が良い部下たちに俺は思わず苦笑いしながらその場を後にする。

ぶっ通しの組手で流れた汗は布一枚でふき取れる物ではなかったので井戸で軽く汗を流す為だ。



俺は人に何かを教える事が好きだ。

前世では道場で、今世では軍隊でと教え方や教える内容に違いはあるが他者の成長を促すと言う意味では本質は変わらない。

教え子たちが成長し、壁に当たり、その壁を乗り越えてまた成長する。

その様をすぐ傍で実感出来ると言うのは、とても幸せな事だ。


「……私塾を開いてみるか」


一般の文字普及率を上げられれば出来る仕事の幅は広がる。

即効性は無いが長期的な目で見れば、悪くはない。

とはいえ武官として仕事をしている限り、俺自身が授業をすると言う事は出来そうにないが。

俺自身が授業をするかどうかは別として献策してみる価値はある。


「道場は……老後に取っておくか」


この世界に老後なんて概念があるかはわからないが……ああ、隠居ならあるか。


「どちらにしてもまだまだ先の話だ……そもそも俺は老後を迎えるまで生きていられるのか?」


戦は時が経てば経つほどに厳しく辛い物になっていく。

その中で俺を含めた部隊の者たち全員が生き延びる確率は限りなく零に近いのだ。



到着した中庭の井戸から水を汲む。

汲み上げた水に布を入れ、絞った布で顔と上半身を拭く。

冷たい布を心地よく感じながら思う。


「何もかもを背負って生きて何もかもを背負って死ぬ。口にすれば前世と同じだが……預かっている人数は桁違いだな」


そんな事は無いと言うのに肩が重くなった気がした。

だがこの重みから逃げる事は出来ない。


「ふぅ〜〜〜」


最後に頭から水をかぶる。

温くなった水だが、沈み込んだ思考を中断するには充分だ。


「……来たか」


どどどどと足音が幾つか聞こえてくる。

俺への報告の為に部下が来た音だ。


さて今日は誰が最初か。


「たいちょ〜〜〜」

「隊長ーーー!!!」


蒋欽と賀斉の声がする。

だが足音が二人以上いる事から察するに、走る事に集中しているのが他にも何人かいるようだ。

勉強熱心なようで何より。

それでこそしごき甲斐があると言う物だ。


「ああ、俺はここだ!」


俺の声を聞きつけてさらに近づいてくる足音を聞きながら。


「生き延びるぞ、全員で」


絶対に出来ないと心の底から考えている目標を敢えて声に出して掲げた。

目標はかく高くあれ。

それを目指して突き進む事に意味があるのだ。


桂花が去った後の状況整理のお話でした。

いかがだったでしょうか。


次回は久し振りに甘寧たちが出ます。

そして新たな原作キャラとの出会いの布石になる予定です。

楽しみにしていただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ