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異世界旅行2-6 木枯らし吹けば、焚火が燃ゆる 47

 一緒について行ったシェルロッテ姫様とリリス姫様も楽しかったと満面の笑みを浮かべる。

 ルクスさんがキキちゃんたちを見つけてハグしようと駆け寄った。

 が!


「あっ! ソフィアさんだ! お久しぶりでーす♪ はぎゅっ」

「わあー♪ キキちゃんヤヤちゃん久しぶりー! はぎゅっ」


 ソフィアさんとキキちゃんは再会のハグ。素通りされたルクスさんは失意に沈んで両手を床に置いた。すぐさま立ち上がってお肉を叫ぶ。


「お肉食べるぞ酒飲むぞー! ヤヤちゃんもおいしいものいっぱい食べたいよね!」

「おいしいものはいっぱい食べたいです! すみれさん、今日の晩御飯はなんですか?」

「ドラゴンシチュー。ボラの醤油漬け丼。キノコのマリネ。スモークサーモンとトリュフを使ったクリームパスタ。揚げたてサクほくの味噌ポテト。その他もろもろだよ♪」

「ドラゴンシチュー!」

「「ボラ丼!」」

「キノコのマリネ!」

「スモークサーモンとトリュフを使ったクリームパスタ!」

「「揚げたてサクほくの味噌ポテト!」」


 好感触。メニューを聞いただけで喜んでもらえたようだ。しかし、彼女たちが食べたいのはお肉。さすれば、彼女たちが求める肉料理を作らなくてはならない。


「ところで、みなさんはお肉料理が食べたいということでしたが、どんなお肉料理が食べたいですか。アイシャさんとの相談にもよりますが、できうる限りご要望に添いたいです」

「「「「「ステーキ!」」」」」


 デーシィさん以外は息ぴったりのステーキをクインテット。


「あ、わたくしはお肉でなくても、おいしい料理ならなんでも大丈夫です。と、言うより、わたくしはこの国の通貨を持ってないのでなにもお支払いすることができないのですが……」

「大丈夫よ、デーシィ。全部ルクスのツケだから」

「働いて稼げーい! ダンジョンに登ってモンスター倒して金稼げーい!」


 ルクスさん大暴れ。ぷりぷり怒る。

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