謝蜂葬〘エルンテダンク・ビーネ・ベアディグング〙 8
場所はサン。セルティレア大聖堂のガーデンテラス。お昼ご飯を待ち遠しくする子供たちの前にランチのプレートを滑り込ませる。
まずは魚介たっぷりのセビーチェと秋茄子を使ったフリット~めんつゆを添えて~。
宝石のようにキラキラと輝くセビーチェと、外はサクサク、中はふわとろの秋茄子のフリット。要するにナスの天ぷらです。
「さぁさぁ、前菜はセビーチェとナスのフリットです。フリットはめんつゆにつけて食べてみてください」
「「「「「おぉ~っ!」」」」」
驚くのも無理はない。グレンツェンで食べられるセビーチェの魚介はタコやエビが主流。私が作ったような生魚のマリネは見たことがないはず。ナスの天ぷらはともかく、めんつゆで揚げ物を食べたこともないはず。
さてさて、どんな表情を見せてくれるのかな?
「ん~~~っ! 野菜とマリネのセビーチェがとってもおいしい!」
「キラキラしててとっても綺麗!」
「黄色、白、赤、ピンク。すっごくおいしい。生魚なんて初めて食べたけど、こんなにおいしいなんて初めて知った!」
「こっちのナスのフリットもおいしいよ。あつあつサクサク。ふわふわとろとろ。めんつゆっていうソースもおいしい。ん~~~おいしい~~~っ!」
どうやら好感触のようだ!
シスターのみなさんからも大絶賛。ベレッタさんもアダムくんも満足してくれたみたい。
子供たちから『おいしい』と『ありがとう』の言葉を浴びる。
ああ、なんて幸せな瞬間なんだ。
料理人冥利に尽きるというものです♪
メインの料理はコーンフラワーを使い、袋状にしたアレパ。具材は粉チーズ、アボカド、味噌で炒めた合い挽き肉。そしてあと乗せできる三種のソース。ソフリート。サルサ・ヴェルデ。ペッパーソース。
好みが分からないのでペッパーソースは唐辛子少な目です。




