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第68話 隣国との戦争も中盤に差し掛かりました(5)

「撃て! 撃てぇ~! 突撃~!」


「うわぁ、ああああああああああああっ!」


「きゃぁああああああああああああっ!」


「死ぬ~~~!」


「逝く~~~!」


《ドカン!》と。


 槍や盾の古代からの兵器がだめならば、こちらも近代兵器で勝負だと、冥の大将軍さま、アルトミラAさまが、冥の埴輪仕様のAI兵士に銃剣を装着したライフルを今度は持たせ、参国の大将軍ダイアロンQが率いるアームストロング砲隊へ猪突猛進──!


 アルトミラA(彼女)は自分が率いる鉄砲歩兵部隊へと壊れ、破壊されることを恐れるな! 俺を手に入れるまで特攻を繰り返せと指示をだすから。


 今のようにアームストロング砲の砲弾が地上へと落下をすれば、弾が炸裂するから戦争映画のワンシーンのように、冥のAI兵士たちは多々、空中へと放り、投げだされ、冒頭シーンのような絶叫や奇声……断末魔を上げながら身体はバラバラになり、地面へと落ち、ノイズのように消える様子を俺は見る度に。



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