第53話 浄化(1)
「ダイアロンQ……。軒轅剣による雷鳴落とし、サ○ダーブレイクを承認しました……。では陛下の下知通りに発動します……」
えい! やぁ! と。
俺のカミさんだ括れた腰に下げる鞘に収まる、軒轅剣|を抜くとキラリ! キラキラ! と軒轅剣は黄色く、神々しく輝く。
そんな聖剣を振り上げ、ダイアロンQは、俺のだした下知を再度、淡々を言い返しながらを軒轅剣を振り下ろした。
だからダイアロンQの必殺技! 昭和のロボットアニメとは違う。音速のオッパイミサイルを受け。
ストーカー爺こと韓黄は痛くて仕方がなく、蹲って「うぅ、ううう」と呻っているけれど。
それでもオッパイミサイルを受けたことで顔だけは変態らしく緩み笑っている。
そんな変態爺の首へとダイアロンQは軒轅剣による雷鳴落とし……。サ○ダーブレイクを食らわすから、刹那──!
韓黄の口から一瞬だけだが。
「ぎゃぁあああああああああっ!」
奴の口から断末魔──!
その後韓黄の首は黄土の上にポロリと落ち、灰となって胴体共々黄砂の風と共に消えてなくなる。
だから俺たち四人は勝利──!
ダイアロンQの体内にある360度立体モニターのある一人部屋で三人仲良くギュ! ギュ! と抱き合いながら、韓黄の浄化を汗だくになりながら歓喜するのだった。
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