男の子
夜になった。何をしようかと考えていると3つ足音がする。人間だ。こちらに近ずいてくる。
「厄介だな。」どう対応しようか。
すぐ思いつくのは2つだ。
ひとつは敵を倒す。
もうひとつは仲良くなる。
もう選択肢はひとつしかない。
俺は復活してから時間が経っていないし、人間も群がれば今の俺には脅威になる。ならば仲良くなるしかない。
そう考えておれは魔法を唱えた。
「ボディマジック」
そう唱えると子供くらいの背になり、体の造形が変化した。
偵察兵サイド。
「ここをもう少し南に行ってその次に一針分右だ。」
「「了解」」
3人は盗賊だ。盗賊というのはジョブで、窃盗族ではない。王家直属の盗賊でまぁ腕が立つ。
「おい。ついたぞ。ここの穴の中だ。」
「了解、生体感知陣と死体感知陣を展開する。」
「魔力噴出防止陣展開準備完了。」
「よし先にゼロ使え。終わったらビュートに声掛けて使わさせろ。俺は出口見とくから安心しろ。」
「了解。終わったぞビュート。」
「あいよ。こっちもいまやるわ。」
「よしそんじゃあリーダーんとこ行くかぁ」
「了解。」
「よしお前ら来たか。どうだった?」
「生体反応が薄くあった。弱ってるか寝てるな。消音スキル使ってしっかりゆっくり行けば余裕だ。」
「消音。パワーマジック範囲化。」
「よしいいな。いくぞ。」
「了解。」
そうして洞穴に突入するのであった。
「なんだ子供か。拍子抜けだな。何かいたら困る。こういうのは早く行動するのは基本だ。早く帰るぞ。お前ら外で見張ってろ。保護して王宮に戻ろう。何か知ってると思うぞ。」
「あいよ。」
そういうとリーダーは子供を抱えて王宮に戻るのであった。
短くなってしまってすいません。次回作は長くするのでご容赦を。